5.日進月歩
短めですが四話分のその後を書きました。
この投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。
ぜひたのしんでください。
私は猫だ。
どこで生まれてどう生きてきたのか覚えていない。
たった今いる街が来たことのない街なのか来たことのある街なのか覚えていない。
でもこの街は他の街と違う雰囲気がしていた。
私は街の端にある人形屋にしばらく世話になることにした。
店はとても古く、老人が経営しているのかと思ったが入ってみると青年が一人で経営していた。
「なあ、猫さん。この街少しずつ元気になっていないか?」
私は
「ニャア〜(そうだね)」
と答えた。
私がこの街に来てはや二年。
街には活気と笑顔があった。
シャッターが降りていた店には新しい店が入り、少しずつ賑やかになっていった。
私が外を散歩すれば人は私にたくさんの色の板を向けて光を当ててくる。
眩しくて嫌だったので人の通ることのない街の裏道を歩くことにした。
「ニャ?(ん?)」
髪が落ちていたので見てみると猫語で何か書いてあった。
『場所探してます 県名:愛媛県 市町村:今治市....』
「ニャア!(えっ!)」
私は驚いた。
人形屋の青年から聞いたことと書いてあることが同じだったからだ。
続きを読み進めると特色が書いてあった。
『特色:活気がある 日進月歩で発展している....』
私は今のことじゃないと思い未来予知をすることにした。
私たち猫はだいたいが未来予知をすることができるのだ。
私の未来予知で見えた街は笑顔で溢れていた。
昨日青年の経営する人形屋に訪れた女性が雑貨屋を開いていた。
たくさんの友達を連れた小学生高学年ぐらいの男の子たちもいた。
また、壁にはどこかの高校の野球選手を応援する幕らしいものがあった。
それ以上はよく分からなかった。
私が人形屋に帰ると青年が珍しく手に何かを持っていた。
「はい、これ首輪。これからもいてくれていいからね。」
そして笑って私の首につけてくれた。
青年が作ってくれた首輪はとても暖かく気持ち良いものだった。
私は一つ自分の心で決めた。
私はこの街で死ぬまで過ごそう。
この街とともに成長していこう。
私は
「ニャ〜(ありがとう)」
と鳴きながら主人の足に擦りついた。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
予想以上に見ていただけたので街の小道の人探し2を作ろうかなと思います!
こちらも5話できると思うので良ければ読んでください!