表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/17

私のかわいい主君2


 皆様、こんにちは。レイモンでございます。


 その後、アルフォンス様とエレオノール様は相変わらずです。


 エレオノール様は好意を全く隠すおつもりがないので、側から見ていてとても微笑ましいのですが、アルフォンス様が意地を張っていらっしゃっるので本当に焦ったい思いをしております。



 前回の試験結果による賭けで、エレオノール様は「愛称呼び」という何ともお見事なお願いをなさいました。


「デート」など1回で終わってしまうものではなく、ずっと続くものをお願いなさったのですから、今後もずっとアルフォンス様と一緒にいたいという気持ちの表れと言っても過言ではないでしょう。


 にもかかわらず、アルフォンス様は一向に「エリー」とお呼びにならないのです。

 せっかく2人きりにして差し上げているというのに。

 いえ、挑戦はなさっているようですが……。



「エ……ティエンヌは……」


「エ、エ……エティエンヌが……」


 ……アルフォンス様は私を試されていらっしゃるのでしょうか?執事たるもの、いついかなる時も感情を表に出してはならない。笑ってはいけない。と。



「エ……エティエンヌに……」


 今日日の学生でももう少しスマートに対応できると思うのですが……。

 

 でも、アルフォンス様は青春時代がなかったですからね。本来なら学園に通いご学友を作り青春を謳歌する時に淡々と任務を遂行されていらっしゃいましたから、遅れてやって来た青春を聖女様と謳歌されていらっしゃると思えば微笑ましいのかもしれません。



「お前は!」



 ……諦めてしまわれた様です。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ