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モグモグタイム  作者: 氷樹
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 ヨーグルトに載せると紅白マウンテン

そして割り込み投稿ぉぉぉぉ。

「苺の季節も終わったねぇ」


 サニーが苺ジャムの瓶をしんみり見つめながら黄昏れる。


「まぁそろそろ夏だしな。サクランボに桃が出回るよな」


 マックスが本日最後の昼のデザートを仕上げながらチラリと目をくれる。


 もちろん桃とかだって大好きなのだが、あの真っ赤な粒々苺たちはなんとも煌めいてイイのだ。

 日本では品種改良が地域毎に盛んでご当地苺で味比べが楽しめていた。

 たまに練乳の滝に溺れさせては掬うのもアリでしょう。

 昔はストロベリー味はピンクで女の子用なんてふざけたイメージがつきまとっていたので、何となく嫌気がさしてちょっと疎遠になっていたりしたりしていたが、あらためて食べだすと毎日食してしまうようになっていた。


 あまりにサリーが食べまくるので、砂糖少なめでゆるーい手作りジャムをマックスが作ってくれたのだ。沢山あるのでお店のデザートにも、飾りソースやアクセントフレーバーで大活躍中である。


 苺ジャムが賄い場に常設されてからはついつい食パンの消費が捗ってしまう。赤ワインのように渋い色を増しながらまろい酸味と香る甘味とのハーモニーに魅了されている。薄ふわ甘いパンケーキにかけるのも捨てがたいが、どちらかといえばサクサクに焼いた中厚みの耳付き食パンへ、ドサっと乗せて齧るのが好きなのだ。バターはその日の気分で塗ったり塗らなかったり。



「はぁ………。また、来年ね」


「まだまだジャムはあるからな。惜しまず食べてくれ」


「はーい。大好きー」


「……(これに弱いんだよなぁ)」

や、季節がズレたネタだったので。微調整、微調整。

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