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運命を背負った少女と最強の守護者  作者: 英雄王ヨカ
3章[王都学園]
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3章[王都学園]第31話

[決行は明後日の昼間、二人は状況造りを頼む。]


今俺の部屋には、ユリカゼとリオが来ていた、明後日決行する龍人奪還作戦の打ち合わせをするために。


[わかりました。異論はありませんが、向こうも流石に無防備と言うわけではないでしょう、一流の傭兵、暗殺者、護衛を雇っている可能性は充分あります。仮に戦闘になっても、正体がバレないように影のマントを装備した方が良さそうですね。]


ユリカゼが、提案をする。


[ああ、今回の依頼は少しのミスでも結構効いてしまう、証拠隠滅や足跡を付けないようにするのは必須だ。]


[やるからには初めからそこには、何もいなかったかのごとく、連れ去るのがベストです。侵入ルートと脱出ルートは最短かつリカバーと危険が回避しやすい所を選ぶ必要があります。]


リオが受け持ってくれたのはルート選びだ、明日事前に忍び込んで、施設の全容とまでいかないまでも、おおよその目星はつけてくるつもりだ。


[私は職員として変装して忍び込みますが、万が一脱出時にクロトさん自身に何かあっても、私では動けない場合がありますが......]


[問題ない、ミスするつもりは無いけど、その為の二人だ、侵入の際のリカバーはユリカゼ、脱出の際にはリオが、それぞれの領分でカバーしてくれると助かる。]


今回ルミナスは一端リオに預かっておいてもらい、脱出の際に渡してもらう、侵入の際には少しでも怪しい点が有れば気付かれる、それをカモフラージュ出来るほど俺の技は精錬されていない、だからリオに頼む、ユリカゼには侵入の際のサポートを任せてくいるため頼めないが、リオであれば、侵入の際に何も考える必要が無ければ、剣一つ持ち込むくらいわけない。


[わかりました。]


[はい!]


それに二人をサポートに回らせるのにも理由がある。

それは、二人の方が俺よりも慣れているからだ、対して俺はまだまだ場慣れ仕切れていない、それなら俺が半端にサポートするよりは、二人が最高やお膳立てをして、俺がそれに沿って進む方が確実だ。


[二人に協力してもらえて良かった、必ず成功させよう!]


[[勿論です!]]


この依頼はステラには内緒だ、言ったら絶対反対されるし、自分も行くと言うからだ、別に足手まといになるとかそんなんじゃない、単に自分の大切な人を危険な所に行かせたくないと言う、エゴだ、バレたら多分怒られることだろう。


翌日の偵察もバッチリ終えて、準備万端の状態で迎える当日、だが、ここでも予想外は起こる。



[何で隠してたの?]


[いや、それは......]


見事なまでにバレた。

夜の学内カフェで、俺はステラに問い詰められていた、簡単言うと普通に察知された。


[私が反対すると思ったから?]


[......]


俺は頷く。

ステラはため息をつい言う。


[あのね、確かに反対はするよ、だけど隠されるのはもっと辛いから、やめて......]


率直な要求。


[え?]


[......もし、もしだよ、私が何も知らないところで、知らない間に君が死んだりしたら......それは、絶対に耐えられない......]


[......]


考えてもなかった、もっとステラの気持ちを考えるべきだった。


[私は反対するけど、それでも行くなら、せめて祈るたけでも、させて。]


より大切に思える、そんな存在をおいて、どうして死ねるのだろうか?


[わかった、隠しててごめん、それと、ありがとうな......]


感謝の言葉を送る。


[わかったら良いの、行ってらっしゃい。]


明日の朝には寮を出る必要がある為、これが依頼の前にステラと話せる最後の機会だ。


[ああ、行ってきます。]


そう言って、俺とステラはそれぞれの寮に戻った。

まさか30話までやってしまうとは思いませんでしたね。(笑)

ですが、長かった学園編も、もうあと少しで完結ですので、その後の章も勿論書きますが、とりあえず一区切り、僕も受験がありますので、予約投稿で何とか粘ってるから、少し遊びたいなぁ

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