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運命を背負った少女と最強の守護者  作者: 英雄王ヨカ
3章[王都学園]
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3章[王都学園]第22話

[遺跡の調査、ですか?]


横でユリカゼが返答する。


[うむ、近頃新しい遺跡が見つかってな、都の郊外にあるのだが、冒険者はほとんど依頼に出てしまって居ないようだから、実技演習と称して調査してくれとのことだ。]


学園長は書類に目を通しながら言う。


[でも、本当に大丈夫なんですか?いくらなんでも未開の地に子供を行かせるなんて。]


全くもって、その通りだ。


[その面はランキング上位者のみを行かせることにする。]


[それなら大丈夫かもしれませんが、だから一位と二位の私とクロトさんを読んだというわけですか。]


ユリカゼは半場呆れ目に言う。


[そう言うことだ、これを期に生徒諸君の意欲向上にも繋がると思ったのだが。]


[確かにそうかもしれませんが、そもそも何時なんですか?その調査というのは。]


確かにそれは重要だ、準備する時間くらいは欲しい。


[一週間後に予定している、行くのはランキング上位10名に限るものとする。]


まあまあな条件と言ったところか。


[......わかりました、ですが一つお願いがあります。]


[ふむ、何だ。]


[一位の者には上位10名以外にも二人好きな者を同行させることが出来る、と言うものです。]


[よかろう、では以下の内容で通そう。]


一先ず話し合いが終わり、部屋を出る。


[俺って来た意味あったか?]


[勿論ですよ、それでは一位のクロトさんには仲間探しを頼みましたよ。]


ああ、成る程。


[はじめからそれが狙いだったのか?]


ふふ、とユリカゼは微笑すると、ユリカゼは答える。


[実際に何があるかわかりませんからね、万全の状態で挑みたいですから。]


[わかった、二人は俺が誘っとくよ。]


[お願いします。]


一週間はあっという間にたち、当日を迎えることになる。


演習当日


[全員集まったら冒険者カードの提示を忘れずに行え、これは正式なギルドからの依頼だからな。]


剣聖が指示する。


[それじゃあ次は俺だな。]


他の生徒が続々とカードの提示を済ませているなか、俺も済ませる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クロト・カザヤ 性別・男 15歳

ランクC

功績・・・終局種撃破・1体

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺の情報が読み込まれて表示される。

普段依頼を受けるときにはギルドの受付に見せるだけで良いのに、今回は遺跡の前に設置された魔法具にかざす必要がある。


[全員済んだな、それじゃああらかじめ通達があった班になってくれ。]


その声を聞くと同時に各々の班に固まる、俺は誘った二人と、あと一人で班を結成する。


[それにしても面倒な依頼だな。]


[遺跡の調査なんて受けたことなかったから、少し楽しみだね、クロトくん。]


勿論このお二方だ、仮にも未開の迷宮に入るんだ、何があっても、少なくとも終局種が複数体出ても大丈夫な位の用心だ。


[ああ、それとお前も久しぶりだな、リオ。]


[ええ、まあ。]


あの事件以来あまり話して無かったから、同じ班になれたのは良かった。


[ユリカゼはレオと同じ班なのか。]


[そうみたいだね。]


まあ、ユリカゼなら大丈夫だろう、レオも居ることだし、他の奴等も結構強者ばっかりだ。


[それでは演習を始める、順に遺跡へ入ってくれ。]


剣聖が指示すると同時に、遺跡に入っていく。


[それじゃあ、行くか。]


俺達も遺跡に入る。

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