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運命を背負った少女と最強の守護者  作者: 英雄王ヨカ
3章[王都学園]
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3章[王都学園]第3話

[おいクロト。]


そもそも何であいつは、ステラを狙っているんだ?確かに今までのステラの会話の中に、狙ってる奴が誰なのかに関してはヒントがあったが、狙われてる理由がわからない......


[......]


[おい、クロト!]


[ん?ああレオか、すまん考え事してた。]


[全く、何回も声かけてんのに全然気付かねえから何事かと思ったぜ、何かあったのか?]


このまま考えても答えは出ないか、一先ずこの話題は保留だな。


[いや大したことじゃない、それよりどうかしたのか?]


[ああ、お前は学園祭の総合技術大会に出るのか気になってな。]


[総合技術大会?]


[そうだ、毎年学園祭の大鳥の一つなんだけどな、出場する生徒は二人一組でペアを組んで出場するんだけどな、お前が出るのか少し気になってな。]


出ても良いが肝心なペアがいない、


ユリカゼとかステラなら頼めば協力してくれるだろうが、実際そこまでして出る意味もないしな。


[いや、興味はあるけど今回はやめとくよ。]


[そうか、なら良いんだけどな。]


[何かあるのか?]


[ああ、それが今年の大会にはリオが出るらしくてな。]


[リオ?]


初めて聞く名前だ。


[ああ、リオ・ネメアって言ってな、あいつの噂はこの学園では結構有名な方だ、この学園の女子の中ではユリカゼに次ぐ実力者って言われててあいつと戦った奴は必ず大怪我してるらしいぜ。]


あくまでも女子ってくくりの中でか。


[レオは戦ったことあるのか?]


[一回だけな、その時は俺が勝ったけど、何か終始一貫してすげえ暗い顔でこっちも調子が狂いそうになったぜ。]


成る程、レオは勝てているのか。


[実力の方はどんな感じだった?]


[まあそりゃあ大分強かったぜ、剣の速度も常人のそれじゃねえし、一発一発も重かった、多分あれは俺の読みが勝ったって所だろうな。]


今の口ぶりからして能力事態はレオと同等くらいって訳か。


[まあ、俺が知ってるのはそんなところだ。]


まあ、少し気になっただけで俺が出る出ないは別の話だが。


[そう言えば、レオは出ないのか?]


[俺か、俺は出ないぜ、何せ去年あの無敗生徒会長とペアを組んで出たんでな、大会は一度経験したからもういいんだよ。]


[いや、あいつとペア組むのはせこくないか?]


[いや、俺から頼んだんじゃなくてあっちから頼んできてな、私の動きに付いてこれるペアを探してるって話でな。]


[だから、別段断る理由も無かったから了承したと?]


[その通りだ。]


嘘を付いている様子はない。


[そうだ、じゃあ今年はお前がユリカゼとペアを組んだらどうだ?]


[はあ?]


思わず本音が出てしまった。


[いや、だってお前ユリカゼに一回勝ってるし、仲も良さそうだから問題ないんじゃないか?]


[お前、それは流石に安直すぎ......]


[良いですね、それ。]


[え?]


[おうユリカゼ。]


[こんにちはレオくん、そしてクロトさんも、それで今の話ですがクロトさんが良ければ......その......一緒に出てくれませんか?]


やっぱりこうなったか。


[家の学園のお姫様にここまで言わせて断る手は無いのよな?ク・ロ・トくん?]


レオてめえ!


[ああ分かったよ!良いぜ、総合大会だろうが何だろうが一緒に出てやるよ!]


[あ、ありがとうございます!]


こうしてユリカゼと大会に出ることにした俺だった、だが学園祭の当日あんな事件が起きるとはここにいる三人は誰も予想図していなかった。


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