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運命を背負った少女と最強の守護者  作者: 英雄王ヨカ
2章[異世界の探求]
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2章[異世界の探求]第17話終

今回で世界の探求編も終了です。

最後に次章のタイトルも発表するのでお楽しみください。

[ん?ここは......]


目が覚めると俺は保健室の様な場所でベットに寝かされていた。


[ここは......学園の保健室か?ぐっ!]


くそ、まだ頭が痛い。


[やっぱり、あの技はしばらく封印だな、使った後の負担が大きすぎる。]


あの技、と言うのは死神戦の最後に使った技だ、ルミナス・ブレイド・オーバーライト、ユリカゼとの稽古を重ねていく内に編み出した俺の奥の手だ、俺の持つ覚醒者の力を一瞬だけ限界突破させることによって、身体能力・動体視力・反射神経、そして意識を普通に覚醒者を使うだけじゃ辿り着けない領域まで無理矢理加速させる、

使えるのはほんの0.1秒程度だが、意識が加速している上に身体能力の方も限界を超越した領域まで至っているので、0.1秒だって5秒位の長さに感じるのでそこまで行くと5秒もあれば20発は叩き込む事も難しくないので、相手からしてみれば気付いたら既に斬撃が叩き込まれていた、と言った感じだ。


だが、その分体への負担も脳への負担も決して優しくない。


[ぐっ......起き上がるのも辛い。]


俺は未だに痛みと気だるさが残る体を起こした。


瞬間保健室にドアを開ける音が鳴り響いた。


[失礼します......やっぱり先生いないかあ。]


声を聞いた瞬間だれが来たのか直ぐに分かった。


[おうステラ、おはよう。]


[あ、クロトくん起きたんだ。]


ステラはそう言って俺の寝ているベットの真横にある椅子に座った。


[君、何日寝込んでいたと思う?]


突然の質問に戸惑いながらも答えた。


[ふ、2日間?]


[不正解、答えは4日間、一体どれだけ心配したと思ってるの?]


この雰囲気は確実に怒ってるな。


[すまん、勝手なことをしたのは謝る、だけどどうしてもじっとしていられなかった。]


[その事はもう良いよ、無事に帰ってきてはくれたしね、だけど......]


[だけど私は今回ばっかりはっきり言わせてもらいます。]


[はい?]


[君はバカなんですか?]


[え、えぇ!?]


ステラは本気でキレたようで、第一声で飛んできた言葉がそれだ。


[何でいつも一人で何もかも完結させようとするの、どうして少しも頼ってくれないの、どうして相談もしてくれないのよ、私言ったよね?君の事は誰よりも信頼してるし何があっても信じるって。]


[......]


俺はただ、ばつの悪い顔をするしかできなかった。


[君がどんな性格かなんてもう分かってる、だからあなたを止めたりしない、だけど君の......クロトくんの物事の比重の中にはクロトくん自身の命が入っていない、そんな事ばっかりしていたらいつか死ぬよ。]


ど直球な言葉だった。


[いや、流石に命の危険位は考えてるよ......]


[考えられてない!それは考えてるって言って考えるのを後回しにしているだけ、私は......私はただ君が、無事でいてくれればそれで良いの、仲間が無事ならそれ以上は何もいらない、だから......自分勝手な自己中心的な考えなのは分かってるけど、これだけは言わせて......]


するとステラは吐き出すようにこう言った。


[もう、一人で死ぬかもしれないような真似はしないで......]



そこからは何も話さなかった、ステラはしばらく俺の胸に顔を埋めると、未だ涙の残る顔でこう言った。


[......今私が言った事、ちゃんと守ってね。]


[......]


俺は無言で頷いた。

しばらくしてステラは部屋を後にした。


[はぁ、俺自身の命、か。]


俺はステラに言われたことをしばらく考え込んだ。



世界の探求編 終

次章 王都学園編......

ご愛読ありがとうございます!

遂に今回で世界の探求編も終わりです。

次章は王都学園編です!

ここだけの話し王都学園編は章を二つに分けると思います。

今出来上がっているプロットを文章にすると大分とんでもない文章量になるからです。

まあまだわかりませんが、それでは次章王都学園編を楽しみにしていてください!

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