序章[運命と宿命]第2話
第二話を投稿しました、これからもいい作品作りのために鋭意制作していきます。
[......]
どうしよう......
その場の判断と勢いで、家まで連れて来てしまったが、そもそも中学3年思春期真っ盛りのいくら健全だろうと良からぬ事を考えてしまう様な年の男子が、女子をおぶって自分の家まで連れて来る事自体ヤバい気がするは、俺だけだろうか。
いくら状況が状況だったとはえ、余りにも判断を誤っていることは明らかだ。
[今からでも病院か交番に連れていくか]
そうも考えたが、すぐにその考えを捨てた。確かにさっきは運良く誰にも見つからなかったが、今度もそうとは限らない、家から出るところを近所の人に見られるかもしれないし、仮に家を出られたとして、やはり交番に行くのは得策では無いだろう。俺の家から近所の交番までは歩いたら10分は掛かる、交番に行く途中で、女の子をおんぶして歩いている所を知り合いに見られでもしたら、それこそ大問題だ。
[だからと言って今更救急車を呼んでも遅すぎる]
今から救急車を呼ぶとなると、家の外で彼女をもう一度寝かせた状態にして呼ぶか、このまま普通に来てもらうかどっちかだが、どちらも俺にとっては望ましく無い、一体どうする......
(ピンポーン)
[誰だ?]
インターホンが鳴ったので誰が訪ねてきたのか確めるべく、俺は相手の顔確めるべく家の前を写し出すカメラを覗いた、すると見知らぬ黒スーツの男が立っていて、誰かと疑問に思ったが、知らない人が来てら基本出ない事にしている俺はそのまま無視して、彼女を寝かしている部屋に戻った。
[そう言えばこいつ、道端で倒れていたってだけでケガとかそう言うのは見た感じはない感じか......]
さっきから考えてはいたが、一体彼女はなぜ道端に倒れていたのだろうか何かのトラブルに巻き込まれにしては目立った外傷はパット見ではあるものの全く見当たらない。
[そう言えばこいつ外国人から転校してきたんだったっけ、どこの国からきたんだったっけな......]
必死に記憶を探っては見たが、答えに見つからなかった、というよりそんな事に思考回路を使えるまで時点で、すで冷静さ自体は取り戻してはいたんだろう。
[綺麗な白髪だな......]
ふとそんな事を考えていた、いや白髪というよりは銀髪と言った方が近いのかもしれない。
[って、そんな事考えてる場合じゃないな]
そうだ、俺はこれからの平凡かつ平和な生活の為にも、今起きているこの状況を1秒でも早く解消して、事態を可急速やかに解決しなければならない。
[諦めるか。]
一体何を諦めると言うのだろう、そんなよくわからない自問自答を繰り返しているうちに、俺が最も恐れていた事態が起きてしまった。
[うっ、うぅん]
[あっ]
最早彼女の起床を止める方法は無く、俺はただ呆然としている事を選ぶ他無かった、恐らくだが、家に入れた時点で迷わず救急車を呼ぶべきだったのだろう、この時点で俺はこの平凡かつ平和な学生としての生活におさらばする事を運命付けられてしまう。
ご愛読ありがとうございました。




