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人物紹介〜須田明次〜

本作の主人公です。

須田明次(あきつぐ) 28歳 182cm 75kg A型

　大学を中退後、フリーターとなり、その後、都内の食品仲卸会社の正社員に。

　平々凡々な環境で、人並みの人生を送っていた。

　中学高校におけるイジメとも言えない程の“イジリ”を受けた影響か、周りの感情を気にし過ぎる体質であった。

　やりたい事がある、と留年しかけた大学を中退し、趣味に没頭。

　21歳からアルバイトで様々な職種に就いては辞めを繰り返し、25歳で現職に就く。

　コミュ障とまではいかないが、会話が成立しない事がたまにあり、その原因を知りたくなった明次は営業という自分に適してるとは言えない職種にて、それを解明しようと試みた。

　そもそもが無謀だったのか、それとも環境が悪かったのか。

　研修という事で先輩の営業回りに付いて行く事3回、その後帰社した明次は翌日から1人で新規獲得の旅に出よと言い渡された。

　社名な基本的情報のみ記されたそのリストを片手に回れば、ほぼ無知識で飛び込んでいった。

　一体どんな営業をしたのか、ほとんど記憶にないが相手にされない位ならまだ運がいい。

　罵声怒声を浴びながら自分から帰ることも出来ずに「テメェがまともな営業するまで帰らせねぇぞ！」と、売り込むはずだった相手から売り込みのノウハウを教えられるといったこともあった。

　そんな経験もあってか、何故か2年目で明次の取引先件数は中堅クラスとなっていた。

　そんな彼が妬み恨みの中3年目に躍進を上げようとした矢先に彼は世界を跳躍した。

とにかく書き進めてみようと思います。