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No.558.進歩というポイズン

表でてみれば 菌にやられて咳き込む始末

抵抗力もなんもないから すぐやられる

弱さばかりに拍車が かかって 具合悪い


風にふかれりゃ 足元よろめく

天候不順に振り回されっぱなし


便利な事に なれすぎて たくましさが欠落してる

大気を普通に漂う 奴らにも勝てやしない

設定された 過ごしやすい環境に毒されてる

文明にとりつかれた 白い欲望


夜の寒さが 体の芯まで すぐに浸透してる

服をいくらきこんでも 体温が下がったまま

脆さだらけの力無き 腑抜けた気力


風にふかれりゃ 足元よろめく

天候不順に振り回されっぱなし


いざ何も使えなくなった時 サバイバリティーの欠片もない

大気を普通に漂う 奴らにも勝てやしない

設定された 過ごしやすい環境に毒されてる

機械にとらわれた 黒い情熱

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