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No.570.薔薇の蕾

白い薔薇が いつしか 赤い薔薇として咲き乱れる

アルテミスは純潔を誓い

数多の恋人達の為に 月のあかりを与えたという


泣き叫びながら 痛みに耐える君に おかまいなく僕は抱いた

自分勝手に 歩いていた

それでも 愛するが故に尽くしてくれた


今頃になって その重みを肩で ずっしりと感じる

たとえ 腕がもげようとも 魂が四散しようとも守り抜く

残された 薔薇の蕾

鮮やかさがなくなり やがて 枯れおちていった

誓いの言葉を守り抜き

その命と 引き換えに 君が産み落とした光


弱さをみせて涙した心 最後まで救い出す事できただろうか

空の上で眠ってるか


だからこそ愛してやまないのだろう

孤独の闇夜 傷ばかりつけてしまったから


たとえ 腕がもげようとも 魂が四散しようとも守り抜く

残された 薔薇の蕾

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