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{第143話}大雨特別警報  作者: 健白歯
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今はもうない エレデ博多寿屋

今はもうない エレデ博多寿屋

僕は 歯科大学受験 現役の時

すべて 失敗してしまい

親と相談して あと1年だけと言う約束で

浪人させていただきました


博多の呉服町にあった 

エレデ寿屋の隣の眼鏡屋のうえにあった 

福岡医学予備校 (今はもうない)

に自宅から 通学 


予備校の塾長から 「君は 普通の会社員の息子だから

医者や歯科医の御子息さん達より あと現役生達よりも

受験で多く点数を取らないと 合格は厳しいですよ


なぜかと言うと 受験願書を歯科大学に送った時点で

二つの箱に分けられます

医師系の開業医の息子か そうでない普通の会社員の息子か

開業医の息子は受験前から 点数が上乗せされています


だからこの長い一年は 遊んでいる周りの人たちに流されず

死に物狂いで 受験勉強に励みなさい


うちには寮もあるが 自宅から毎日 朝早く起き

規則正しい生活を身につけて

遅刻せずに通ってくるくらいの

気合・根性が無いと 合格はできませんよ」

と言われ 

365日 雨の日も台風の日も 休まず

予備校に通い 授業が終わっても

博多駅の 終電間近まで 自習室で勉強していました


毎日 行きも帰りも 博多駅から 呉服街の予備校までを

ダッシュして通っていました


この予備校は 医師 歯科医師 薬剤師

等の医学系の大学を目指すひとたちのための予備校


授業料は 1年で

普通の授業と 個別授業

夏冬・受験前 講座 すべて 受講して

約1千万円

ここにきていた予備校生は皆 お金持ちの人たち


僕の世代は 第2時ベビーブームの真っただ中で

医学系の大学がめちゃくちゃ人気で

国立も私立も 倍率が高く

特に開業医の息子で医学部希望の何年も浪人している多浪生徒 

がたくさんいて 彼らは皆 魚の死んだような目をしていました


生意気で目立っていた僕は その人たちに 

ストレスのはけ口として目をつけられ

ある日 予備校の裏の非常階段にに呼ばれ

4.5人に ボコボコにされてしまったこともあります


お昼ごはんは 母親の手弁当がない日は

予備校の横にあった

エレデ博多寿屋エレデはかたことぶきや

店舗の地下のエスカレーターの横の喫煙所(休憩所?)で

お昼ごはんにパンを買って食べていました


その時 いきなり知らないお爺さんに声をかけられ 

(僕はよく知らない人から話しかけられます)

僕もお話好きなので 色々なお話をしていただいて

不意に そのお爺さんが「これ ワシの初恋の人」といって 

サイフからセピア色にくすんだ若い女性が写った写真を取り出して

みせていただきました


1992年の夏の日の出来事です

博多駅から 走って その予備校に通っていたのですが

その年には 途中にあった東長寺の福岡大仏の開眼式 もあっていて 

勉強の合間に 見に行きました 地獄・極楽めぐり もできます


また 勉強に疲れたら

近くの冷泉公園で ランニングや筋トレ もしていました


そんな僕も今では歯科医師として頑張っています!!!


数年前に 自宅を新築して引っ越す時に

部屋の掃除をしていたら

エレデ寿屋の商品券がでてきました


今では 寿屋は倒産しています

なので この商品券は 使えません  泣)


というわけで 懐かしくなって 寿屋の歌 を歌いました


興味のある方は{覇王純  寿屋} で検索してみてください


2021年9月14日 AM1時40分

今はもうない エレデ博多寿屋

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