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{第143話}大雨特別警報  作者: 健白歯
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深夜帯の 今までにも あまり見たことのない ヤバイ夫婦・・・

深夜帯の 今までにも あまり見たことのない ヤバイ夫婦・・・

ここ数日 お昼は 快晴だが

夜は 滅茶苦茶 寒い・・・


昨日 深夜4時に 気温計 を見ると

19℃ だった・・・


『19℃でも 寒いのか・・・』

昨日は 毛布を 2枚重ねて

寝ました・・・


ということで 気温の寒暖差で

皆 体がついてこれずに

抵抗力・免疫力が 下がって

体調が 不安定になっているのか

歯の痛む人が多い。。。


しかし 夜間・深夜帯に

歯が痛くて 電話してきても

電話のみで 来ない奴が多い・・・


じゃあ なんで 電話してくるの?


本当に 変なヤバイ

非常識な 自己中心的な 奴らが多い。。。


今 先ほど 

(夜11時から 11時30分くらい・・・)

旦那も 奥さんも 

今までに見たことのないくらい

非常識な 自己中心的な やばい奴だった。。。


あまりにも 途中 ムカつきすぎて

思わず 失礼ながら

「奥さん 心療内科に通っているでしょ?」

と言ってしまった・・・

ひさしぶりに 心の中で

『神様!助けてください!』

と祈ってしまった・・・


二人が帰った 今 

僕は なんだか 興奮しすぎて 

のどが カラカラ


また 二人の前では

イライラ と 怒り爆発寸前だったが

なんとか 頑張って ブチ切れるのを

寸止めして

今 耳鳴りが

ぴ==== となり

心の中が ざわざわしている

怒りで 手がプルプル 震えてる・・・

ふぃぃぃ~~~~~


この奥さんは 今年の2月に

赤ちゃんを産んだのだそう・・・


昔の ディズニーの 劇場版アニメ

白雪姫 と 同じような顔で

(眼鏡をかけていた・・・)

一見 『可愛いかな?』

と思ったが 発言や行動が

普通ではなくて

恐ろしいほどに 

顔色が青白く 悪く 病的な感じ で

なんだか 彼女を見ていると

こちらが 胸の中が ざわざわし

なんだか 不安になって

あまり 相対したくない感じを受けた・・・


目が きょろきょろと踊り

なんだか ソワソワ びくびくしていて

じっとできない・・・

『この人 心療内科系のお薬 飲んでるかも。。。』

と思った・・・


当院から 15キロ先 から来院・・・


こちら 田舎に 関東圏から

実家に 出産のために

二人で 帰ってきているとのこと・・・

旦那さんは 育休中・・・

半年間は お給料 80% もらえて

半年たつと 50% になるとのこと・・・


そんな軽い質問をしていると

今日 今 夜の11時過ぎに 痛くて

相手が 求めて 

当院にこの夜間の時間に きてるのに

「今 私の赤ちゃんを

親が見ているので

早く帰りたい!」

というので

シャカシャカしようとした。。。


左下5番(第2小臼歯)

を 2年前に 他院で 

単治たんち

の 処置をされていた・・・

(痛みのある歯を 少し削って 

痛みを和らげる薬を入れて 

詰め物をするだけの応急処置

こののち 歯の神経を取るなどの

処置が必要かもしれない・・・)


しかし この患者さんは 

今回痛みのあるこの患部の部分を

仕事が忙しく 続けての治療は 

2年前に 中断したとのこと・・・


そして今日は 

電話で お金のことを 前面に出されたので

初診料 歯ぐきの検査 歯ぐきの掃除

レントゲン写真は取らずに

患部の オキシドールでの 消毒

と 鎮痛剤 カロナール投与で 終了・・・

ついでに 痛みを和らげるために

麻酔薬を 打ってあげようと思った。。。


レントゲン写真は取らず

患部の写真を撮った・・・


そして 痛みを 止めてやろうと

麻酔針 を 準備していざ

その男性に打とうとすると

焦った顔をした 奥さんが

「ちょっと待ってください!」

と言い出し

「赤ちゃんに 母乳を与えないといけない

から 時間がないと言う 早く帰りたい!」

と言うから 僕は さっさと 痛みを楽にさせて

治療を終わらせて 帰してあげようと 

思っているのに

しつこく 麻酔を 打つのを 止められた・・・


僕は

「どうされましたか?」

と奥さんに 聞くと

「いや 今日は 麻酔だけで終わりですか?」

と聞いてきたので

「いえ 旦那さんに聞いていないんですか?

彼とは電話で 彼の電話料金で

約10分くらい お話しして 説明は終わっているんですよ!


電話口で 彼はお金のことを

前面に 出してきたので

とりあえず 応急処置にはなりますが

今日は 歯ぐきの検査と 歯ぐきの掃除と

痛み止めの処方と 麻酔のみで

こんな深夜帯でも 経営努力して

2千円台ですよ!

3千円以内!

そう 先ほど こちらに来る前に

旦那さんに電話で 説明して

了解を得てますよ!」


「いや 麻酔だけで終わりなのですか?」


「ですから きちんと処置しようとすると

今は深夜帯なので 治療費が高くなるんですよ!

君たちは 小さなお子さんが生まれて

これからお金がかかると思うから

大変だろうから 僕は君たちに寄り添っているんですよ!


君!

早く帰りたいんでしょう?

さっさと 麻酔を打って

痛みを楽にさせて 治療を

終わらせましょうよ!」


「いや 抜歯はしないですよね?」


「ですから 今日は

応急処置のみ って言ってるでしょう?

早く麻酔を打ちましょうや!」


なんだか

 奥さんの おどおどとした 顔を見ていると

僕の今までの経験により

『こいつ・・・ 

{今日は もう何もしないで 帰ります!}

と言い出しそう・・・』

と思い 

「奥さん!早く帰らないと!

赤ちゃんが待っているんでしょう?」

すると

「いや・・・麻酔は・・・」


僕は少し イライラして

「はいっ!旦那さん!

僕は君の治療は 無理やりしません!


こんな わ~わ~ 言い合っているのは

僕は怒っているわけではありませんよ!

奥さんが 早く帰りたい というから焦って

声が大きくなって 早口になってるだけ!


このおお騒ぎが 

催眠術になっているかもしれません!

今 お痛みは何%?」


「20%です・・・」


「僕と 会う前よりも

痛みは楽になっていますか?」


「はい 多少・・・」


「この痛みでは 君は 御納得して

帰れるの?」


「これならば・・・」


「じゃあ 麻酔は必要ないかもね!

どうします?

麻酔はしませんか?」


すると奥さんが

「麻酔はしなくてもいいよね・・・」

と言ってきた。。。


そちらがそう望むのならば いいんですけど

実は 麻酔はほとんど 

保険点数 取れないんです・・・


だから治療費は あまり変わらないですよ!

2千円台!


しかし お話だけでは

保険診療の 保険点数は 取れないから

歯ぐきの検査と 歯ぐきの掃除は

させてくださいね!」


というと

またまた奥さんがソワソワしだした。。。


「いや もう いいです・・・

もう 本当に 時間がないんです・・・」


「だから言ってんでしょうが

お話だけでは 保険診療できないんですって!

人のお話 聞いてんですか?」


「いえ 明日の朝9時に

うちの近くの歯医者さんに予約を入れてるんで!」


「だから 言ってるでしょうが!

相手の気持ちを考えなさいって!

夜に電話してきたのは

そちらの方でしょう?

じゃあ なぜ うちに電話してきたんですか?

旦那さんが 歯が痛くて 不安になったからでしょう?」


「はい 今日の朝から だんなが

もがくぐらい 歯を痛がったので

明日行くところに電話したんです・・・」


「じゃあ なんで 今日の朝

そこの歯医者さんに行かなかったんですか?」


「だって 今日は そこの歯医者さんは

お休みだったんです・・・」


「ならば なんで他の歯医者に

電話しないんです?」


「・・・・」

また立って 奥さんは

ソワソワしていた。。。


「奥さん 旦那さんが 心配なのはわかるけど

座って!座って!

でも 現実的に 旦那さんは 歯が痛くて

こんな夜に 当院に 電話をしてきて 

遠いけれども ここまで来たんでしょう?

(約15キロの距離)


今日は 本当に 約束通り 麻酔はしないんで

歯ぐきの検査と 掃除をさせてくださいね!」

と 大きな声で 少しムカつきながら 言うと

旦那さんが奥さんを 気遣って

「大丈夫だよ! 大丈夫! 

何も心配しなくて 大丈夫だよ!」

と言って カロナールを 旦那さんに 渡した。。。


奥さんが 「これなんですか?」

と聞くので

「これは 一番 威力の弱い

痛み止め! カロナール!

説明書を 渡しますけん!」

とお薬の情報が書かれた

薬剤情報を説明した 紙を渡した。。。


奥さんは じっ~~~と見ていた・・・


そして 通常は

歯ぐきの掃除は 上下 片方のみですが

今回 サービスで 上下全体

一気にしておきますから!

保険の点数は取らずに

治療費は 2千円台半ば!

代わりませんから 安心してください!」

そして 超音波スケーラーで 一気に掃除した!


そして 左下5番の 虫歯で 歯に穴のあいた部分

痛みのある 患部の写真を 撮り

オキシドールで消毒した。。。


すると 膿が出ているのか

タンパク反応で 石鹸のような 泡が出てきた。。。


そして奥さんに

「ほら! こんなに泡が立っていますよ!

今日は 当院では 応急処置のみで

終わりですが 明日以降 ちゃんと

他の歯医者さんで 治療をうけたほうがいいですよ!


膿は 酸性!

もう2年放置しているから

なかなか 慢性化して 

膿の袋が 大きくなりすぎて

治りにくくなっているかもしれませんよ!」


すると 旦那が

「あ~ 明日 歯医者に行って

(関東圏)に帰ったら

そこでも 予約を取っているんです!」


「へ~~~ でも 自宅に帰る時

飛行機に乗りますか?

飛行機は 気圧が下がって

(顔が腫れた 当院の過去の患者さんの

写真を見せた)

こういう風に ぱんぱんに 頬っぺたが

腫れあがって 

激しい痛みが 出ることがありますよ!

今までありましたか?」

「いや ないです。。。

帰りは 新幹線です!」

「あ~ ならいいですね・・・」


すると奥さんが いきなり 唐突に

「先生の お名前は いったい

なんですか?」

と聞いてきた。。。


僕は

『聞いて どうするんだ? こいつ

以後 何かに 悪用するんかいな?』

と怖くなったが

「あのですね!最後の 領収書に

僕の歯科医院名 僕の本名が

氏名で 打ち込まれてますわ!」

と叫んで 氏名で しっかりとはっきりと

堂々と 大きな声で 答えた。。。


そして 恐る恐る

「なんで

僕の名前を聞かれたんですか?」

と聞くと 奥さんが

「いえ 

こんな先生 はじめて!

と思って・・・


先生は こんな 夜遅くまで

診療を されてて 大変ですね・・・」

と言ってきた。。。


「あ~ それってもしかしたら

奥さんは 僕の体のことを

心配されてくださっているんですか?」

と 大袈裟に 喜んで見せて

即座に 「はい!これプレゼントです!」

と言って 奥さんに

歯磨き粉を プレゼント・・・


「でもですね!

本当に 君たちが帰宅後

旦那さんが激しく歯が痛くなり

顔がパンパンに晴れてしまっても

僕に逆恨みして ネット上に

悪評を 安易に書き込んだらダメですよ!

もし書いたら 僕は 本当に君たちを

追い込みますからね!


今日は 本当に

旦那さんが歯が痛いから

と彼と思って 丁寧に説明しようとしていたら

奥さんが 早く帰らないといけないと言たから

焦ってしまって よくわからないことを

奥さんが言い出したので 興奮して

声がでかくなって わ~わ~

なっただけですよ!

僕は怒っていませんよ!

必死の表れ の結果です!


でも 失礼なことを言ってもいいですか?

もしかしたら 

奥さん 心療内科に 通っていませんか?」 


すると 二人が顔を見合わせて

約3秒ほど無言になって

「いや 通ったことないですけど・・・」


僕は 内心 焦って

旦那さんお口に入っている

オキシドールのついた コットンを外そうとすると

旦那さんが「痛い!」

と叫んだ・・・


僕は瞬時に

『何事か!?

僕が持っていた ピンセットの先が

旦那さんの 目に 触れたり

突き刺してしまったか?』

と思ったら 慌てて確認に行くと

膿やバイ菌と反応した

消毒液 オキシドールの 発泡作用で

たくさん泡が出ていた コットンを

旦那さんの口から出そうとしたときに

ピンセットで つかんで 

口から 口角に向かって 

口の外に 安全に 出すのを

真横 に取り出すのを

「心療内科には 通っていません!」

という 返答で 

僕は 気が動転し 動揺してしまい

基本動作も忘れ

旦那さんの 口から

おでこ・頭の方向に 

泡のついたコットンを取り出し

少しのしずくが

目に その泡が 入ってしまったのだろう。。。


『あ~~~僕としたことが~~~

寄りにもよって この夫婦の時にしくじった~~~!!!』

急いで ティッシュに水を 大量に含ませ

「ハイこれで 軽く目を 拭ってください!」


旦那さんの目を見たが

「痛い! 痛い!」とお騒ぎするわりには

涙も 充血もしていなかった。。。


僕は 内心

『よかった~~~~・・・』

そして心配そうに 旦那さんに寄り添う

奥さんに 説明!

「ハイ 旦那さん!

大きく目を開けて!閉じて!

開けて!閉じて!

目は見えていますか?」

「はい・・・」

「お痛みは?」

「なんとか 大丈夫です・・・」

「奥さん 旦那さんの目を見てください!

大きく開けて 視界も 大丈夫だそうです!

目の充血も あまりないでしょう?

大丈夫です!

これはオキシドールで

少しアワが入ったかもしれませんが

基本 酸素です!

御心配されなくても

失明は 絶対にしませんよ!」


そして 口の中の泡を 鏡を持たせて

本人にも奥さんにも 見せ

やっとこさ 終了~~~!


すると 奥さんが 

「早く帰らないと!」

と言い出し

「先生!はやく

明細書付きの 領収書 ください!」

と言い出した。。。


「はい!」

と言って レセプトコンピューター に

今日 やった 内容を キーボードを打って

入力しながら

「君!

痛み止めは 一回 1錠

食後に 服用すること!

必ず 6時間は 間隔をあけてお飲みくださいね!」

とカルテを打ちながら説明すると

 奥さんが

「先生! この 薬は いったい何ですか?」

と聞いてきた。。。


なので僕は 急いで 待合室の

彼女のところに行くと

旦那さんが 

子供の諭すように

「先生がさっき 薬の説明書を渡してくれたでしょう?

ほらここに カロナールと 書いてるでしょう?

大丈夫だから!」

なので僕は

「そうそう ボルタレン ロキソニン

という強い 痛み止めがあるけど

今日は 単に 応急処置だから

僕は昔 国から 注意されて

応急処置の時は カロナール 2錠

しか出せないんです・・・


軽そうな 名前でしょう?

カロナール・・・

だからそんなに心配するような

お薬ではないですよ!

めっちゃ 弱い 痛み止め!」


そしてまたまた 

受け付けに戻り

カルテを打ちながら 良かれと思い

マルチタスク発動で

「その泡は 飲んでも大丈夫ですからね!

よろしかったら 自宅に帰宅するまで

放置されてください!

ただの 発泡作用・・・


オキシドールは 消毒薬 とはいえ

中身は ほぼ酸素ですから!

嫌気性菌と言って

ばい菌は 奥のじめじめした

酸素の届かないようなところが

大好きで 繁殖しやすいんです!

だから酸素の力で ばい菌を

やっつけているんですよ!」

というと またまた奥さんが

不安そうな顔をして

「この泡は いったい何ですか?」

と言い出した。。。


それでまたまた僕は 受け付けから飛び出し

待合室の 奥さんのところへ

すっ飛んで行き 旦那さんの口を

見せながら 奥さんに説明しようとしたら

今度は旦那さんが 「さっき しかも

今も 先生が 説明してくださってたでしょう?」

その姿を見て 

電話口の 旦那もやばかったが

今目の前にいる旦那さんは しっかりしていた。。。


すると

「先生! はやく 明細書付きの領収書を 下さい!」

と真顔で言ってきた。。。


僕は 内心

『こいつ~~~』

と思って

「ワンオペなんでね

ちょっと待ってください!

奥さんが 1 で質問してきたら

僕は 相手に寄り添って 

10 で答えたくなるんですよ!

だからもう 質問されないでください!」


そして 無事 カルテ入力

保険診療の 点数計算が終わり

お会計・・・

今回の治療費は 最初の約束通り

2千台はじめ の治療費 だった・・・


『この 時間帯に

こんな奴らで 今日の内容で 

安すぎやろ!』

と僕は 内心 毒ついていた・・・


すると 明細書付きの領収書

を奥さんが 疑いの目がこもったような目で

隅々まで 見つめていた。。。


僕は

「はい!奥さん!

初診料がここ!

説明代がここ!

歯ぐきの検査代が ここで

歯ぐきの掃除代が ここ!

そして カロナールの鎮痛剤が

こちらの点数!


この 明細書付きの領収書 

表に出しても

どこに持っていかれても

恥ずかしくない!

後ろ指刺されない内容の 領収書です!

疑われるんでしたら

どこにでも 持っていって

確かめてもらってください!」


{なんで こんな時間帯に

こんなに頑張っている僕が

ここまで 自分を 卑下してまで 

こいつらに こんなことまで 

言わなくてはいけないんだ?

何を おどおどしてるんだ?

悪魔になんか ひるむなよ!

自分 しっかりしろよ!

堂々と 胸を張れ!}

そう自分に 言い聞かしていた・・・


「これらは きちんと

しっかりと はっきりとした

保険治療の内容で 保険点数を 

とっているんですからですね!


こんな夜間に ここまでしてくださる

歯医者さんは そうはいないと

思いますよ!


言っておきます!

僕は 心理学を学んでいるんですが

怒らないで聞いてくださいね!

奥さんは

人を 信じられない

猜疑性さいぎせいパーソナリティ障害

だと 僕は考えます!

奥さんは 思春期

小学校高学年から

中学 高校と なんか

人には 言えない 辛い悲しい経験が

絶対に あると 僕は 考えています!

当たっていますか?」

と大きな声で 言うと

少し 奥さんの顔色が悪くなった。。。


そして 旦那さんがそれに気づき

「大丈夫だからね!

大丈夫だからね!」

と言って 焦って 奥さんを

なだめていた。。。


僕は なんだか

どよ~~~ん としたものが

見えたような気がした・・・


僕は 彼女は

『きっと この人

心療内科に 通ってんな・・・』

と思った。。。


そして 締めの言葉に入った!


「はい 君たちが

今日は 応急処置でいいと

言ったんですからね!

希望されたんですからね!


もし この病院を出た後

歯の痛み が出るかもしれないけど

病院を出たあとは 

今すぐ ここに来る時のみ の電話しか

したらいけないよ!

質問のみの 電話は 

絶対にしてはいけないよ!」

としつこくくどく 伝えた・・・


帰宅直前に

あまりにも 奥さんに対して

ムカつきすぎて

「君~~~!

奥さん! 

君って

人から 友人たちから

なんて言われますか?

君のことを!


この質問だけは 

絶対に答えてください!」

というと

「何も言われません・・・

でも みんなから

可愛いっ て言われます。。。」

と言ってのけた・・・


それを聞いて 僕は 思わず

ずっこけ 受け付けの前にいる

旦那の 肩を 少し

バシバシ 軽く 叩きながら

「君~ 良かったやないかぁ~~~い!

こんなに可愛い 自信満々の奥さんを

お嫁さんに もらえて~~~!!!」

と 言ってしまった・・・


僕は 昔 

いろいろな人たちから

「そんなに いろいろと

よく次から次へと 

しゃべることができて

頭の回転率も速いのだから


お笑い芸人になれ!

吉本興業 に行け!」

と 言われていた・・・


なので

Sっ(エスっけ発動で

旦那さんに お笑いの ノリで 

思わず 突っ込んでしまった・・・


そのおかげで

激しい怒りが 

少し 和らいだ。。。


そして 

夜間・深夜帯の 歯の痛む急患さんに対して

誰も他の患者さんがいなかったら

普通は 僕も 患者さんと一緒に

病院の外まで出て

車が見えなくなるまで

見送るが 今回は

ムカつきすぎて 疲れ果てすぎて

玄関まで にしておいた・・・


二人が帰った後は

少しの 怒りと 激しい 消耗感。。。

そして なんだか 敗北感・・・


2025年5月27日 

深夜 AM1時59分

気温 23.2℃     湿度 50%


~~~~~~~~~~~


通常の保育や 医療 介護は

専門職に対して正しい報酬を

与えているのでしょうか?


成功しても当たり前で

不当に安価な給料しかもらえないのに

失敗したら失われた損害の分だけの保証を

迫られるのであれば

誰も専門職をできなくなってしまうのではないでしょうか?


収入と責任の重さがあまりに割に合わない気がする

深夜帯の 今までにも あまり見たことのない ヤバイ夫婦・・・

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