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{第143話}大雨特別警報  作者: 健白歯
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今日 深夜に 患者さんを 僕のおベンツ号で 自宅まで送ってきました。。。

今日 深夜に 患者さんを 僕のおベンツ号で 自宅まで送ってきました。。。

深夜 AM0時30分過ぎに 24歳女性

に 治療が終了・・・

当院まで 電車と徒歩で来ていた。。。

歯の激痛の 救急処置が終わり

その後 電車もない

タクシーもお金がない といわれ

片道 約30分 往復 約1時間

僕のおベンツ号で送ってきましたよ。。。

僕はここまでしますよ。。。


最近 疲れ果てていて

朦朧としてましたが

気合で 車を運転して

いろいろな会話をしながら

頑張って 送ってきました!


帰宅時 おなかが減って

コンビニで お弁当 2個 買って

病院に戻り 食べたら 

(1個で十分 お腹いっぱいになったが

無理やり 食べきった。。。)

気分が悪くなって

今まで寝ていました。。。

{現在時刻 深夜 AM2時52分} 


今日は 猜疑心の強い

超~ 性格のひねくれまくった

性格の悪い おばはんも来た。。。


彼女は 今日のお昼に 

歯の激痛で 他院に行ったが

痛みが止まらずに うちに

自宅から 片道 

約40分かけて 当院に 来たのだ!


他人に対して 不信感ありありの

猜疑心の強い女性で

歯が痛くて 深夜に来ているので

僕は彼女に寄り添って 

丁寧に対応しているのに

彼女は 無神経にも

「ここは 一人でされているんですか?

他に 人はいないんですか?

誰か 雇っていないんですか?


普通の歯医者さんは 受け付けに

女性が二人くらいいて 

診療室に 3~4人 歯科衛生士さんが

いらっしゃるでしょう?」

と ずけずけ 言ってきた。。。

夜の11時過ぎ。。。


僕は なんだか ムカついて

「じゃあ あなたは

こんな深夜に 働きますか?

僕は自分の歯科医院を 独立開業して

今年ではや22年目です!


僕はあなたに 話術を駆使して

約30分くらいの

問診と言う名の 雑談で

うちに来た時 

あなたの歯の痛み は 

100%の激痛とおっしゃっていましたが

まだ治療していませんが 

今 あなたの歯の お痛みはどうですか?」


「あれ? 痛みは 30%。。。

そう言えば 楽になっています。。。

不思議!」


「でしょうが!

今日はあなたは 他の歯医者に行って

治療を受けたと言ってましたが

お痛みとれなかったんでしょう?

僕は話術だけで 楽にしていますよ!


そして今から

複数種類 の治療方法を

メリット・デメリット 

治療費の概算も 丁寧に説明します!


はい! 

お口を開けてください!

お痛みは何%ですか?」


「30%・・・」


「カチカチと 嚙んでみてください!

お痛みはどうですか?」


「あっ 痛い! 100%!

滅茶苦茶  痛い!」


「でしょう?

あなたの歯の根っこには

膿がたまっています。。。

だから噛むと痛いんです!

だから麻酔して 

歯の根っこの膿を出す処置を

した方がいいんですが

あなたは僕に対して 不信感があるようです!


あなたが許可しないと

僕は あなたの処置はしません。。。


勝手に 僕はあなたの歯の処置を

絶対にいたしません!


でもここには 

自宅から遠方で

歯が激痛で

今の時間帯 この辺りはどこも

歯医者さんは 診療していないので

歯のお痛みで来たのですから

処置した方がいいと思うんですが・・・」


「いや~ 普通の歯医者さんだったら

{歯が痛いから もうすぐに 処置してください!}

とお願いするところなんですが

あなたのところでは・・・

今日はとりあえず 痛み止めだけで。。。」


「あなた 先ほど

カロナールを 飲んだって言ってますよね!

効いていますか?

6時間は 続けて服用してはいけないんですよ!」


「わかっていますよ!

カロナールでは 痛みは止まりませんよ!

6時間以内には 飲みませんよ!

そんなの言われなくったって

わかっていますよ!」


『こいつ・・・

ふざけた野郎だ!・・・』


「じゃあ はい

お口を開けて!

お痛みは 何%ですか?」


「先ほどと変わらない。。。

30%です・・・」


「その 30%のお痛みは

やばいお痛みですか?

このまま 治療終了して 

御帰宅できるほどのお痛みですか?」


「はい。。。

これくらいの痛みだったら 

何とか帰ることができます。。。」


「そうですか・・・

じゃあ カチカチしてみてください!」


カチカチ・・・


「あっ!!!

痛い!!!

100%!!!」


「そうでしょうが!

僕は何も 専門用語は使っていませんよ!

ただ 噛ませただけ で

激痛があるでしょう?

これが 痛み止めだけで

痛みが落ち着くと思っているんですか?


自分で先ほど 言いましたよね!

痛み止めだけでは

痛みは止まらなかった!って・・・

だから遠方でも

痛みに耐えられなくて

こんな深夜に 藁にもすがる思いで

当院に わざわざ お見えになられたんでしょう?


ならば かたくなに 頑固に

僕の提案を拒否されるのではなく

今こそ

きちんと痛みが楽になる 

処置を行っておいた方がいいのではないですか?


林修先生も おっしゃっているでしょう?


{痛み がある!

いつ 治療する?}」


「いまでしょ。。。

ですか?」


「僕は ここまでして

しつこくくどく あなたに寄り添って

一生懸命に

説明しているんですよ!

こんな深夜に ここまで

患者さんに 大きな声で

必死になって

患者さんの身になって

患者さんに寄り添って

対応・処置してくださる人が 

いると思うんですか?


それは あなたが

こんな深夜に 遠方から わざわざ

当院に 頑張って お見えになられたんですよ!


このまま御帰宅されても

またまた激痛で 悩まされるかもしれませんよ!


当院のシステムは

一度でも ここを出られましたら

リセットされて

またまた再度 治療費が別途

必要になってきますよ!


麻酔をして 歯の根っこの 

膿を出すという大掛かりの

処置では なくてもいいので

咬み合わせのコントロールをして

噛んでも痛みは大したことのないところまで

処置しておいた方が いいのではないですか?


その処置でしたら

この深夜でも 初診でも

治療費は そんなにかかりませんよ!」

というと

やっと OK が出た。。。


最後に

「なんで僕が ここまで

しつこくお話をしているかわかりますか?


本当は あなたを

引き留めておかなくてもいいんですよ!

痛みで苦しむのは

自業自得ですから!

僕はきちんと説明して

あなたが自分の自己責任において

治療方針を 御決断いただく!


しかし 痛み止めだけだと

痛みが止まらないと僕の脳みそが

判断したので

あなたに寄り添って

{しっかりと 痛みが楽になる

処置をしておいた方がいいよ!}

と しつこくお薦めしたんですよ!


全部 あなたのためなんですよ!

帰宅した後に

歯の激痛で 苦しむのは

あなた自身ですよ!


しかし 僕に対して 終始

猜疑心の塊 のあなたに

こちらは良かれと思って

無理やりごり押しで 

お痛みを完全に除去するためには

しっかりしたごっつい治療が

必要だと言って

あなたの理解なし

あなたの協力なし に

無理やり 治療を推し進めると

あなたのような人種は

無理やりにされた

高い治療費 とられた!(激怒)」

と後で 怒鳴りこまれる

可能性があるのです! 


はいしゃ に か

を付けた理由です!


はかいしゃ

デストロイヤー

破壊者 に

あなたにとって

僕は そうなってしまう

恐れがあるからです!


だからしつこくくどく

あなたに説明していたのです!


あと ワンオクターブ高い声で

少し早く口調で

あなたに質問して 答えさせて

{病は気から}

と言うのを 僕との会話に

意識を集中してもらい

痛みから解放させる 話術

催眠術を かけていたのです!


だから お口を開けたときの今のお痛みは

何%ですか?」


「あれ? そういえば

またさっきより 

痛みが楽になっている。。。

20%かな・・・」


「てってれぇ~~~~!!!

でしょう?

でも嚙むと?」

 

カチカチ


「あ・・・痛い 

100%!

滅茶苦茶  痛い!」


「そうでしょう?


だから 僕の言った通り

噛み合わせの調整

した方がいいでしょう?」


「先生は かなりしつこく

くどくて 神経質ですね・・・」


このおばはん

なんだか 性格が悪すぎる。。。


『なぜに そこまで彼女は

性格が悪いのかを 暴いてやろう!』

と思い 僕の話術を

うまく使って 聞き出すと

彼女が 子供のころから 

父親が 母親を 

ドメスティックバイオレンス

(暴力)してて 

父親を殺したいという 

彼女の闇の話まで 

僕の話術で 引き出しました! 


最後は 激痛が引いて

僕のことを信用して軽く笑顔で

会話もしましたが・・・


今日は本当に

精神的にも肉体的にも

疲れ果てました。。。


お弁当は 油が多くて

ウっと きました。。。

今 朦朧中です。。。


今日からいきなり 

くそ暑くなりました。。。


2025年4月19日

深夜AM3時54分

気温 23.5℃   湿度 56%

今日 深夜に 患者さんを 僕のおベンツ号で 自宅まで送ってきました。。。

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