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{第143話}大雨特別警報  作者: 健白歯
361/573

僕の 歯科医師人生 を振り返る。。。 (超~完全版)

僕の 歯科医師人生 を振り返る。。。(超~完全版)

Facebookの 僕のある男性の友人に 送ったメール。。。


~~~~~~~~~~


自分の歯科医院を独立開業してから

今年で おかげさまで 20年目です!                                           


今年は{2024年 たくさん友達を 作るぞ!}大作戦を 

敢行してきたんですけど

僕のことを 短期間のうちに 知ってもらおうと

調子に乗って あまりにも 自分をさらけ出し過ぎて

独りよがりの 大量の写真・動画 長文を 

良かれと思い一方的に 大量に 送り続けると

叱責され 引かれて 嫌がられて あきれられて

去っていった友人たち も たくさんいたのです。。。


{一例:ある男の友人から来たメール。。。

これで (お友達) を一方的に 解除され着信拒否設定 された。。。}


~~~~~~~~~~~~~~~ 

読むのきついし、伝わらないみたいなので。

メッセージは日記として残して、

いちいち他人に教える必要ない。

以上です。

何を期待してるのかわからないし、

自分とは価値観違うみたいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~


そんな中で 今年の夏は いろいろと                                             

自分を見つめ直す時期でもあって                                              

独立開業してから 今まで 

朝から深夜まで がむしゃらに働いてきて                                        

いろいろと思うことがあり 自分の歯科医師人生を                                         

思い返す時期でもあったんです。。。                                      


なので時間があればコツコツと 

今までの流れを 長文で書き留めて                             

もうそろそろ 完成しそうなのです。。。                                    


このFacebookの滞在時間も 

この約半年間 かなり 時間をかけてきて僕は はまると 

思いっきり とことんはまる人間で

滅茶苦茶 膨大な時間を 費やしてきて

{そろそろ 考える時期に来た!}と

考えるようになってきました。。。                         

                                    

僕が 

長い文を書いたり 細かい絵を描いたり 

歌を歌ったりしているのは                         

夜間・深夜でも いつ来るかわからない 

歯の痛む予約のない急患に                       

すぐに受け入れ 元気に対応し 

どんな難しい細かい治療内容にでも                              

すぐに 細かい 治療が施せるように 

高いテンションを維持するために                        

やってきたのです。。。                                            


それらは 今から先も 

コツコツとしていくつもりですが

ここのメールなどは少しエネルギーを 

落としていこうと 思っています。。。                                     

                                                

僕は なんだか とても 疲れ果ててしまったのです。。。                                       


僕は 毎日 ここに来る メールを確認すると

深夜にでも 即座に 頑張って 

相手に細かく伝えたいと思うとついつい長い文で 

返事をしたくなる 奇特な 人間なのです。。。


メールを やめるということではないのですが

いままで ここに使っていた その力を 

確実に 落としていこうと 思っています。。。                                        

                            

~~~~~~~~~~~~~~~~~~


また最近 絶交されそうになっていた

女性の 僕の 友人からのお返事には


あら~ もう君に呆れられ 僕との縁を切られ 

もう二度と メールは こないな~ と 思って 

がっくり来て このフェイスブック を 

本当に 当院の仕事のみの宣伝ツール に 整理し 

悟りの唄を見つけて 歌い 

もう ほとんど 他の人たちとの縁を ぶち切ろう 

友人関係を一度 整理整頓 断捨離 をしようと 

思っていたのです。。。


ここのフェイスブックの滞在時間を 極端に 減らそうとして 

今までの歯科医師人生を振り返り ついに 

最後の長文メールをこつこつと 書いていたのです。。。


###さんからも メール来てた。。。

君に{縁をきられた~(泣)} と書こうと思ったけど 

君の裏で 何も こそこそと したくなかったので 

君のことについては まったく触れなかった。。。


$$$君にも 君のことは もう書かない。。。


一度 失った信頼を取り戻すのは 

これから先の 僕の 誠心誠意込めた 行動だと思うので。。。


もちろん 君の既読がつかず

今回の 君からのメールが来なければ 

僕が前に 君に約束し 書いた通り 君へ 執拗な 

しつこく くどいストーカー になりたくなかったので 

2度と メールを送ることは なかったよ。。。 


まあ 今回 本当に 

君に 縁を切られそうになったと思うので 

今回は 滅茶苦茶 反省して 

君を非難したり 攻撃するような内容 

長い文は止めて 

今 僕のパソコン内に 

海外旅行の データが溜まりすぎているので 

今年の秋に アメリカNY に行く前に 

昨年 秋に行った エジプトや 今年の春に行ったイタリア旅行の 

写真や動画を編集する作業に 

僕の全エネルギー(りょく)注ぎ込もうと思っています。。。


これからは 絶対に もう君が嫌がる 内容は書かないよ。。。


今 書いている長文は 最後に 君にも送るけど。。。

他の人たちとの 交流は 軽いメールくらいは するかもしれないけど。。。

これからも 今までよりは 軽い関係で 仲良くしてください! では~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


僕の祖父は 歯科医師で 大金持ちだったが

父は普通のサラリーマンで

僕が子供の時 市営住宅 に住んでいました。。。

(妹と両親 4人家族で 家賃 3万5千円くらい。。。)


つまり 低下層の人たちが 回りには いっぱいで

僕の住んでいた団地の部屋の

下の階のおっさんが 奥さんから離婚され

無職の アル中(アルコール中毒) で

僕が 2段ベッドの 2段目から 飛び降りると

ドスンと 下に 大きな音が響いて

いつも 僕の記憶では 僕の母が うちの玄関先で

土下座して 叫びながら 文句を言いに来たおっさんに

泣きながら 謝罪していた 記憶が残っている。。。

母に怒られても その後も ドスンドスン 飛びおりていたが。。。


なので 僕は 幼稚園生の頃から

{おじいちゃんのように 立派な歯医者さんになって

大金持ち になりたい!}

と思って 歯医者さんを目指していた。。。


僕の公立の中学は ビーバップハイスクール並みに

滅茶苦茶 治安が悪く 荒れていて

廊下を バイクが走り トイレはたばこの煙で モクモクで

違う中学のヤンキーが 校庭で 

誰かを叫んで呼んで 決闘を申し込んでいたり

窓は割れまくり 授業中は 非常ベルは鳴り響くし

天井は グーパンチで 穴が ボコボコと 

あきまくっている。。。


僕の時の 生徒会長は さぼって まったく学校に来ない

超~ヤンキー

僕は バスケ部だったが その部室まで来て

「俺に投票しろよ!」と言って 恐怖で 皆入れると 当選。。。


でも 入学式や卒業式 そいつは 学校に来てなくて

「本日は 3年の 生徒会長は お休みしているため

2年の 副生徒会長 が代わりに 生徒代表で 挨拶します」

とアナウンスされると 父兄が ざわざわしていた記憶がある。。。


ある日 学校の 正面の 一番目立つ 場所に

赤いペンキで 大きな字で

{夜露死苦よろしく}と なぐり書きされ

全校緊急集会が 急遽 行われ

校長先生が 体育館の 壇上から

「皆さん 目をつぶってください!

私は 絶対に 怒らないので 

昨夜 赤い塗料で {夜露死苦よろしく} と書いた者!

正直に 手をあげなさい!」

と言っていたが 僕は内心

{書いた やばいヤンキーが 真面目に

学校に来てるわけ ないやろうが!}

と心の中で 叫んでいた。。。


~~~~~~~~~~~~~


歯科医師国家試験に合格すると

まず ある 大学病院で 

月給 3万円 で働いていた。。。


あまりにも お給料が 少なすぎて

家庭教師も していた。。。


僕の周りの人は お金もちの 

お坊ちゃん お嬢さん が多く

あるい友人に

「お前 何で歯科医師 なのに

家庭教師のバイト してんの?

プライド ないんか!?」

と バカにされた。。。


まず 歯科医師になった時

{普通の一般的な歯医者にはなるまい}

と 高齢障害者歯科 を選択した。。。


しかし 自閉症の子に いきなり殴られ

外来で 治療しようとしたら

ゲロまみれ。。。

一番 下っ端の僕は 毎日 ゲロの掃除。。。


あまり書いては いけないが

僕が見た 自閉症の子は 歯磨き がよくできていなくて 

お口の中が虫歯だらけ。。。

外来で治療できないので

全身麻酔の手術で 一気に 虫歯の治療をしたり

神経を抜きまくり。。。


手術室を用意しようと思うと 

けっこう お金が 開業費とは別に 

数千万円分 必要。。。


歯の神経なんて 一本の歯を 抜くのにも

神経を使うのに 一気に 何本も。。。

(僕は 上の先生の 完全なアシスタント。。。)


僕は おしゃべり が好きなのだが

(今もよく 患者さんと しゃべりまくる。。。)

会話が 僕の望んだようなものは できない。。。


挙句の果てに

障害者の学校に 健康診断に行ったとき

鼻に チューブを入れて 視点が定まっていなくて

手足指が 細くて 曲がっていて

完全に寝たきりの 12歳の 脳性まひの 男の子を見たが

施設のスタッフさんが 呆然としている僕に気付いたのか

いきなり僕に向かって

「この子は もともと 活発な明るい子で

5歳まで 健全で 普通に外などを 走り回っていたんですが 

高熱が出て ウイルスが 脳に感染して

今はこういう状態なんですよ。。。」

といわれ トイレに行ったときに なぜか

涙があふれ出て

『もう 障害者を診るの 無理。。。』

と 思いました。。。


しかも 

{僕はいつか 独立する時は

都会より 田舎

できれば 僕が 高校2年の時に 亡くなった 

歯科医師だった 祖父がやっていた田舎に 

自分の 歯科医院を 立ちあげたい!}

と思っていた。。。


しかし田舎なので 交通の便も悪いし

もし 障害者用の 歯科医院を立ち上げたとき

うちに来るにも 不便でしょう・・・

と思った。。。


なので 子供が大好きだったので

小児歯科 に変更した。。。


しかし 今度は 激しく泣き叫ぶ

子供たちばかりを 次から次に 見ていると 

一日中 吐き気がしてきて

頭が ガンガンしてきた。。。


若い かわいいお母さんたち 

を 見るのだけが

楽しかったが・・・


そして ふと

『これからって 超高齢化社会 で

少子化よね。。。』と思ってしまった・・・


なので 今度は 口腔外科 を選んだ。。。


しかし 今度は 超~体育会系で

上の先生たちは 超~いかつくて 

怖い人たち ばかり。。。


しかも これも書いてはいけないが

その時は知識がなかったが

筋肉隆々 の人たちが 多く

親知らずの抜歯も 力で 抜く。。。

(これはダメ。。。)

僕も抜歯されたが 時間が 滅茶苦茶かかり

力で抜歯され めきめき音がして

出血が止まらず

滅茶苦茶 痛くて 

次の日 アホのように腫れた。。。


また下顎前突の 骨切術 の手術に入ったが

なんだか おもちゃを壊すような感じで

「はい 今から 右下顎骨 折ります!」

と叫んで ばきっと 下に力を入れ

折った。。。


僕は びっくりして

『え!? 歯科医師国家試験 で習った

ルフォー骨切り術 って

こんな感じ!

野蛮すぎ!」

と思わず 思ってしまった・・・


またある日 口腔内ガン の除去 で

手術に 朝9時から入り 深夜2時過ぎまでが

毎日毎日 続き

清潔状態なので 手術中

トイレも 食事も 行けない。。。


しかも 一番 下っ端で

全身麻酔 をされている 患者さんの

左右の 口角 を器具 で引っ張るだけ。。。


つまり 約17時間 立ちっぱな。。。


僕はもともと じっとできない人間。。。


術者は 自分の好きなジャズの音楽を

手術室に流し ひたすら がんの患部を

レーザーで 焼き切る処置 をしているから

時間を 忘れられるだろうが

その頃の僕は 志が低すぎて

異常に つまらなかった。。。


まず 勉強のために 真面目に 術野 を見るが

それも すぐに飽きて 昔の彼女のことを考えて

終わったら 何を食べようと考え

いままでの人生を振りかえり

そのうち 剣道で 傷めた 腰がきつくて

少し 動いてしまうと 電子顕微鏡を見ながら

ガンを除去してた 先生が いきなり

ブチ切れて 不潔部の 僕の足を思いっきり

蹴とばしてきた。。。

「動くな お前! 術野が ずれろうが!

やる気が無かったら いますぐ 出ていけよ!」

と叫ばれ 手術室が 気まずい雰囲気になり

シーン となった。。。

「すいません。。。」というと

「今度 もし 少しでも動いたら

退職届け だせや!」と言われ

しっかり 両足で踏ん張るが

すぐに飽きる。。。


そして いろいろなことを 考える内容もなくなり

深夜0時を過ぎると 無我のゾーン。。。

仏陀の世界に 入っていた。。。


毎日 この繰り返し で 

手術の日は 常に 前の日から 憂鬱だった。。。


ツテやコネ が全くなく

歯科医師としての

未来も 見いだせずに お給料も3万円で

毎日が 全く 楽しくなかった。。。


そして その時 実家から かよっていて

片道 約2時間。。。

滅茶苦茶 車が 混むと 3時間。。。


なのに 平日はもちろん毎日行くが

土曜 日曜 祝日も

ドラマ 白い巨塔 のように

教授回診 があり 

午前中の3時間 だけのために

せっせと 車を走らせていたが

急に 手術が入る日があり

深夜になるかもしれなくて

家庭教師のバイト先に

「まことに 申し訳ございません

本日 お子様の 

夜8時からの家庭教師の予定だったんですが

急遽 手術が入りまして おそらく 

約束のお時間に 間に合わないかもしれませんので

ご変更していただきたく・・・」

と電話でお願いすいると

「うちの家庭のリズムも ありますので・・・」

といわれ あっさり クビ・・・


そして その頃

研修医が終わった来年(2年目)

就職先に なりえそうなところを 探していたら

同級生の 友人の紹介で

博多の インプラントセンターに 3ヶ月間くらい

土曜日 日曜日のみ 完全無給 で 

修業させてもらったが

最後の日に そこの理事長に

「あしたから 女性の歯科医師 を雇うから

来週から 来なくていいよ。。。」

と言われた。。。


僕は 『えっ・・・』と思って

友人を見たら 顔を ふせられた。。。


しかし この 3ヶ月分の僕の頑張りに

『少しは お給料みたいなものを くださるかな?』 

と思ったら 本当に そのまま

「お疲れさん」と言って スタスタ

理事長は 帰っていった。。。

そのあと 友人が

「ごめんね・・・ 

お前を 雇い続けてもらえんかった。。。

なんか 理事長の 知り合いの先生から 

{面倒 見てあげて}

と言われて 断られず 

受け入れてしまったらしい。。。」

そして 僕が ブチ切れていると

友人が 食事をおごってくれた。。。


そんな感じで 全てがうまくいかず

悩みに悩んでいるたとき

そんなときに 東京に住んでいた

宗教をしている 元彼女にいきなり フラれ 

お金もなく 自信もなくなり

絶望意し 大学病院の 病院長に 

「研修医 やめます」 というと

「君ね~ 研修医を きちんと1年 しないと

いつか君が いざ 自分の歯科医院を

独立開業しようと思った時 

国が 許可を出してくれないよ

君が一生 勤務医でいようと 思っているなら

しょうがないけど。。。

このまま続けて 頑張ったほうがいいと思うよ」

と言われたが かなり必死に引きとめられ

病院長 が かけあってくれ

小児歯科 のつながりで

北九州にある 年中無休の歯科医院 理事長に

週末 土曜から日曜日にかけての 夜勤 のバイト

なにもできないのに

高速代 ガソリン代 含めて

1万円5千円 くださると言われた。。。

月 6万円!

その時の僕は 超~うれしかった。。。


なので 高速道路をぶっ飛ばし 毎週週末

バイトに行った。。。


今 こうして書いていて 思うと

まず 月の給料が 3万円 っていうのが おかしい。。。

おそらく 大学病院の 病院長 が辞めようとする

僕を必死に 引き止めたのは 

国からの補助金が出ていて もしやめると

その補助金が 出なくなる


その時の 大学病院は 赤字経営らしく

その補填に 使われていたと思う。。。

つまりは 搾取されていた と思う。。。


その頃は 研修医は 義務ではなくて

努力義務 だったので

本当はすぐに 開業医で働いてもよかったが

小児歯科では 泣き叫び 暴れまくる

子供への 対応 声かけの仕方。。。


口腔外科では 顎が外れた人の処置


毎日 親知らずを 抜歯する処置を見ていたので

横に倒れて 完全埋伏で難抜歯の親知らず でも 

理論が わかり 今では アシスタント 補助

がいなくいても どんなものでも

しくると 時間がかかるが 一人で 抜歯完了できる。。。


これだけでも 口腔外科で 

修業したのはよかったと思っている。。。


口腔外科 で愕然としたのは 口腔内ガンで

口蓋 を全部 除去し 

口蓋の部分が 普通は 平たいが

ぷ~っと お餅のような入れ歯を 入れていた

30代 前半の人を見て 愕然とした。。。

彼は その後 どうなったのだろう。。。 







勤務医時代 最初の 3年間くらい

福岡県内では 

都会でも 田舎でも どんなに頑張っても

ボーナス無し 残業代無し 交通費無し 住宅手当なしの

最高 30万円 が限界だった。。。


あるイケイケガンガン でやっていた

一日 100人以上 患者さんが押し寄せてくる

有名な大手の系列店の本店の歯科医院で 2年働き 

腕を付けたと確信して

そこの系列店の 代理院長をしようとしたが ある先生に

「そこの理事長 武力で従業員を支配しているんだろ?

(実際 僕も 理不尽な理由で

グー の拳で 思いっきり

顔を殴られたり {歯が折れるかと思った}

あそこを 思いっきり 蹴られた。。。)


君が 代理院長で開業しようとしている

あの場所は 治安が 滅茶苦茶悪くて

もしかしたら 反社に脅されるよ。。。

そしてもし 失敗したら

{すいませんでした!}で済むと思ってんの?

買い取らされるよ。。。

今は 目先のお金ではなく

歯科技術を しっかり身に着ける時期だと思うよ!」

と諭され 開業 1週間前に

怖い理事長に 土下座して

「もう少し 外で 修業させてください!」

と 震えながら お願いした。。。


その後 いろいろと

開業医を 渡り歩いたが

勤務医時代 どこの歯科医院に 働きに行っても

使い捨て 扱いされ

搾取されまくり ブラックなところばかりで


「あなたが 将来 独立開業するのを 

こちらも 当院で 勤務医をしていただきながら

責任を持って サポートさせていただきます」

と 立派なことを言っていた歯医者でも

結局は {一日一日 僕ら 一兵卒を 

いかに効率よく 雑巾を絞るかの如く 

最後の水の一滴を搾り取るかの如く 絞りとられ

搾取されまくり

いかに 安月給で 稼ぎださせるか} と言う 

目先の経営のこと しか 考えていなくて

歯科医師 として見てくれず

僕たちは いつかは 皆 それぞれ独立し

敵対する同業者になるので

使い捨ての 駒 としか見ていない。。。


ある歯科医院は

{月給 100万円}につられ

面接に行くと 気づけば

小倉のマンションを 無料で貸しては下さったが

なんか そこの病院は

いろいろな先生たちと トラブっていて

裁判も抱えてると そこで仲良くなった歯科医師に

こそっと教えてもらったが

気づけば 宗像 黒崎 小倉 行橋 

と 100キロ圏内を 月火水木金土 と 

毎日 20キロ圏内の範囲に展開していた 分院の 

違う歯科医院に 小倉から 毎日 働きに行かされていた。。。 

(歯科医師が 一人いないと 

病院は 開けることができないのだ!)


しかも自分の 車で

ガソリン代の補助もなく 働きにいかされ

北九州の都市高速は複雑で もし遅刻すればダメなので

朝4時に出て 夜11時に小倉のマンションに帰宅し 

毎日 吉野家の牛丼や

(その時 並みが 味噌汁つきで 290円 だった!)

また コンビニの駐車場で

『僕 何をやってんだろう?

僕の未来 大丈夫かな?』と思いながら 

コンビニ弁当を 食べる 毎日。。。


しかし 3週間以上

毎日 移動のみで ふらふらしながら 働いた。。。


なるべく それぞれのスタッフたちと良好な関係を築き

患者さんたちからも クレームが来ないように

細心の注意を払い 丁寧に 対応・処置し

遅刻も休みもしないで 変なシステムの病院の

陰口も誰にも言わず


ある歯科医院では

久留米・八女・柳川・大川 と

一日 朝10時から 夕方5時まで

僕が 車を運転し 老人ホームや個人宅に行き

寝たっきり患者さんの お口の中のケアや 歯科治療をする。。。

もし事故をしたら 僕のせいになる。。。

いっぱい 行かなければいけなくて

ガンガン 飛ばさないと 一日分の件数が 終わらない。。。


病院の保険はあるが 点数は無くなり

何度も捕まれば免停になることもあるかもと言われた。。。


訪問診療の 器材 特に レントゲンの器材が

死ぬほど 重い。。。


アホそうなコギャルの歯科助手 とおばちゃん 

二人と チームを組まされ

僕が 頑張って 運転しているのに

携帯電話で 彼氏と のんきに話していて

「いまぁ~~~ しごとぉぉぉ~~~

ひまぁぁぁ~~~」と アホ話をしていて

『お前が 運転しろやっ!!!』

と心の中で 叫んでいた。。。


僕は 本当に車の運転が 大嫌いで

そこは 3ヶ月 でやめる!

と決めていた。。。


3ヶ月とは 

1ヶ月目に 初診で診て 毎週 治療し

経過を確認し 

2ヶ月でだいたい 完治させる。。。


そして 3ヶ月目に 再度 

自分の治療したものを

アフター確認して

なにも起こっていなかったら

自分の 治療は成功したと確信する。。。


それを いろいろな歯科医院で

確認していく作業を繰り返し

将来 自分の歯科医院を開業したときの

治療の指針にする。。。


しかし ある歯科医院を

計算して やめて もう次の日には

他の歯科医院に 行く 手はずを取っているのに

3ヶ月ごとに 自宅に帰宅して

「今まで 働いていた歯科医院を やめてきた~

明日から 次の歯科医院で働く~」

というと 僕の両親が 

「こいつは 社会に なじめない人間だ~」

と叫んで 母親なんて 泣き叫んでいたこともあった。。。


そのため 面接では

長期間 働くと嘘をいって

{今まで 月にどれくらいの 

保険点数・自費治療を稼ぎ出せるのか?

一日 どれくらいの患者さんを診る力があるのか?}

を細かく 大学ノートに 記録をとっていたものを

雇い主に面接時に見せ

お給料や 歩合率を 交渉していた。。。

そして なるだけ いいお給料になるように

交渉していくと 頭の回転や 話術が

達者になっていった。。。


すべては 厳しい歯科業界を 生き抜くため。。。


ある歯科医院では

訪問診療を学ぼうと

面接時には 部屋を借りた ふりをして 

入り込み

その頃 真冬の時期だったが 仕事は

毎日 深夜過ぎまで 先輩たちの

訪問診療の保険点数の取り方を 

皆のカルテを 毎日毎日

皆が返った後も居残って 

すべて盗み見していた。。。


ある Xmasイヴ の日も

病院のスタッフルームに 居残り

深夜1時過ぎまで 先輩たちのカルテを

盗み見していたら 夜遅くまで

電気がついているのを不審に思った

理事長の奥さんが かわいらしいピンクのネグリジェで

住宅の2階から 階段で降りて 様子を 見に来た。。。


そして 僕を見つけるなり

「うわっ!!!」

と かなりびっくりして

「先生! なんで こんな Xmasイヴの深夜にも

ここで 頑張って頑張ってらっしゃるの?

彼女さんとのデートは?」

と 言うと

「僕は 普通のサラリーマンの息子なので

敗者の息子たちのような ボンボンには負けられないのです!

独立開業したら 大成功させたいのです!」

と語ると

「先生も 大変ね~ ガンバってね!

応援してるわ。。。」

としみじみ言って 2階に戻っていった。。。


まあ 車が寒すぎて

少しでも 温かいスタッフルームで 時間を過ごしたかった

と言うのも 正直あります。。。


スタッフルームでYVも観て

くのいち女忍者の  上戸あやさん主演の

{あずみ} を見た記憶もあります。。。


その時は

近くのスパで お風呂に入り

半額お惣菜を食べ

公園の駐車車に 車を停め 車の中で

極寒の寒さを

3万円の サッカーのロングジャンバー を買って

毛布を 3枚 羽織って 靴下を 3枚 重ね履きして

寝泊まり。。。


朝起きると 車の窓は

真っ白になっていた。。。


しかし そこの 歩合は

1割。。。


訪問診療は 保険点数が 高くて

450万の 保険点数 を稼いだ。。。


ただ 毎日の 運転がきつかった。。。


女の子たちは カルテしかもっていかず

男の僕一人が 車の運転をし

重い器材を運び 歯科治療をし

滅茶苦茶 しんどく ハード。。。


1ヶ月 が長い長い。。。


2ヶ月目 

スタッフルームに 10人くらいの先生たち

(僕は正社員で毎日働いていた。。。

週に 1~2回のバイトの先生もいた)

が稼ぎ出した 保険点数の棒グラフ 

が書かれたものが壁に大きく張られ

(おいらたちは 営業マンか!?}

僕は 入社 2ヶ月目で 

上位 2位 になっていた。。。


ものすごい笑顔で 上機嫌の理事長 直々から

お給料の金額を 書かれたも紙を 渡され

「先生は すごいね~

歯科の世界は 奥が深いからね~

妻から聞いたけど 

Xmasイヴの深夜にも 居残って 勉強してたんだってな!

感心 感心

今時 先生みたいな 頑張り屋さん 見かけないよ!

来月も 体を壊さないように 頑張ってな!」

と言われたので 『ここだ!』

と思い

「理事長 ちょっと 相談なんですが

僕は 車の運転が 苦手で。。。

患者様の 歯科治療に専念したいので

よろしかったら 同伴している女の子に

車の運転をしていただきたいのです。。。」

というと

「まあ 考えとくよ。。。」


「あと 一つ

他の先生たちとの 兼ね合いがあるでしょうが

僕は ここに入って わずか2ヶ月目にして

先輩たちを抜き 2位になりました!!!

他の人達には言わないので

来月は 1位を 絶対に勝ち取るので

今月から 歩合給を 1割から 

1.5 にしていただけませんか?」

つまり 450万の 保険点数 では

1割 は 給料は 45万円。。。


1.5 になると 67万5千円 になる。。。


すると あんなに ニコニコしていた

理事長が 顔を 真っ赤にして 怒り

「お前! 何 抜かしとんじゃあ!

お前なんて 正式に 雇っていない!

明日から来るな!」

と言われた。。。


僕は内心

『やっぱり こいつもか。。。』

とがっくりきて

『次のとこ 探そう。。。』

と思って 次の日

恐る恐る 病院に来ても

誰からも 何も言われず

事務の可愛い女の子の顔を 恐る恐る見たが

普通に笑顔であいさつされ

拍子抜けした。。。


理事長も普通の顔をしていた。。。

僕には まったく 目を合わせなかったが。。。

で 普通に 訪問診療に行く感じで

僕は慌てて その可愛い事務の女の子に

「すいません 昨日 理事長にお願いして

車の運転を 女の子がするように 

お願いしたんですけど・・・」

と言うと 確認してくれたが

「理事長は 考えとく

とりあえず 今日は あなたが運転していくように

とのことです。。。」

といわれ しょうがなく 運転したが

その後も 何も言われず

『ここも あと 1ヶ月だな。。。」

と思い 頑張ると

3ヶ月目の 給料明細と

僕が稼ぎとった 保険点数の差が

5万円分くらいあった。。。


なので その可愛い事務の女の子に言うと

確認してくれたが 

「その分のカルテを レセプトに出し忘れていました!」

とその子が言うので

「誰が レセプト処理して 国に 出すの?」

ときくと 「私たちです」と言ったとたん

ブチ切れそうになり

「折れ線グラフは 正しい表示なので

その点数の歩合で 今月の給料 計算し直してください!」

と言うと確認してくれたが

「理事長が 来月の給料で 追加で お支払いするそうです」

と言ってきた。。。


『今月で 辞めること

飛ぶこと どこからか 漏れたのか?』

と思い もう明日から来るつもりのない僕は

ブチ切れ

「ああ~~~!? 何 言っちゃっいてんの?

そもそも 事務部の 君たちのミスでしょう?

今月 5万 きちんと くださいよ!

たとえ 理事長が 来月 言ったからと

何 そのまま 僕に 伝えちゃってんの?

君たちのミスだから 君たちが

僕に 5万円 現金で 今すぐ 支払ってください!  

そしてその 5万円分 来月

理事長からもらってください!」

と叫ぶと その女の子は 泣きだした。。。


騒ぎを聞いて 駆け付けた 奥さんからも

「先生 落ち着いて!

来月 きちんと 5万円 お支払いいたしますから!」

と言われたが 

「すいません 僕の もうここは今日限り

辞めます!

僕が クルマの運転 苦手です!

と 1ヶ月前から 相談してたのに

何も対策を とってくださらなかった。。。

何も僕に その後の結果も お伝えしてくださらず

だらだら 働かされて この結果です!

ここの歯科は よろしくないです。。。


しかも勤務医の 歩合給は

福岡県ではだいたい 3割が 普通です!


ここは 搾取し過ぎです!

ここまで ブチ切れて 僕は

皆とは働けません。。。

なので もう今日で 辞めさせていただくので  

残り 5万円 しっかり

後日 通帳にお振込みください!」

と叫んで 病院を出た。。。


この頃の僕は 毎日 必死。。。


完全に自己中心の極み だった。。。


電も勤務医の皆さんも

なにかしら 多大な不満を抱えながらも

しょうがなく働き すべてを搾取しながら

笑顔で 大豪邸に住み 高級車を乗り回し

夜の世界に繰り出す 自分たちだけ 

羽振りのいい生活をしている 理事長たちを 横目で見ながら

陰で 愚痴・文句 を言いながら 我慢して 

働いていらっしゃる 勤務医の人達も多いでしょう。。。


そんなとき 僕は ふっと 閃いてしまった。。。

{逆に 僕が こいつら を うまく利用してやる!

そして 最短距離で 独立開業し

絶対に 大成功して あいつらを 見返してやる!!!}

と思ったが 僕の両親からは

「リスクを負わず 一生 勤務医でがんばれ!」

と言われた。。。


歯科医師ではない サラリーマンは

勤務医の歯科医師の 実態を知らなすぎる。。。

だから 歯科医院は 日本全国に

コンビニの約2倍 存在していると 揶揄されるくらい 

歯科医院の数は 飽和しているのだ!


だから皆 代理院長ではなく

腕は立ったと思ったら 次々と 

大きな リスクをしょって 独立開業していくのだ!


なので 独立開業したら

朝から深夜までやれば 変な非常識な奴も来るが

やはり 滅茶苦茶 歯科恐怖症で 

歯医者に行くのを我慢しまくり

痛み止めが効かず 歯の激痛で

しょうがなく来る

口の中が ボロボロ状態な 治療の難しい 

患者ばかり。。。


だから 深夜帯など 最終砦の 僕一人の力のみで

そういう人たちを 診て

ぴしっと 痛みを楽にしてあげないと

途端に ネットの口コミの評価に 

(ヤブ医者 くそかす 高いお金を取る主義 つぶれろ!}と

ボロカスに 書き込まれる恐れがある。。。


だから 歯科技術を 独立開業前に 高いレベルに

持っていく必要があった。。。 


自分一人で 0円から 独立開業資金を貯めるには

全く貯まらなかった。。。


結局 雇われの身では

僕ひとりの力では

200万円しか 現金を 貯めることはできなかった。。。


しかし それまでには

まず 300万円を貯めていたが

奥さんとの ハワイの挙式で 結婚指輪なども含めて

僕のお金は全部 吹っ飛んでいき

(奥さんにはお金がなかった。。。)


ドクターコトーに行くときには

{10年 行って 1億円 貯めて

無借金状態で 独立開業する!}

と決めたが 結果 だまされて

1年で 撤退。。。


結果 20年前

僕の父親に保証人になってもらい

6千万円の借金をした。。。

もし患者さんが来なかったら 借金返済が怖いので


開業セミナー で 開業しても

歯科医院の数が多すぎて 昔のように 

開業して 真面目に頑張れば 

お金持ちになれて 必ず 

借金は 返すことができるという時代は

終わったと言われ

最初から 

自費診療の患者さんがいるわけではないので

保険診療の国からもらえる 7割負担分は

3ヶ月 遅れて 手に入る。。。


つまり 開業初日から

3ヶ月間は 患者さんからいただける 3割負担分と

自分のお金で 人件費 光熱費 水道代 リース代

修理代 何か足らないものの添加代 

生活費 ガソリン代 借りてたアパートの家賃

などなど のお金が必要で

もし お金が足らなければ ショートして 夜逃げ。。。


つまり 僕には 開業時

現金 200万円しか なかった。。。


なので 怖すぎて 1年目は 

朝7時から 深夜3~4時くらいまで。。。


1年間は休みなしで

もし 患者さんが来なければ

24時間365日 死ぬ気でやってやる!

と 思い 院長室に シャワールームを作ったが

おかげさまで 最初から 一気に高い波に乗り

毎日 100人以上の患者さんたちが一気に 

どっと押し寄せて下さり

おかげで 一度も シャワールームを使うことなく

ゴキブリちゃん が排水溝から 

這い上がって来ないように ガムテープで封印して

今では 荷物置き場 になっています。。。



僕も開業時は 1年目 6千万の 借金が怖く 知名度を広げるため 

(田舎は 新規開業は 最初 苦戦するんです。。。 

今でも覚えていますが 開業初期 深夜に あるおっさんが

歯の激痛で奥さんと来て 一生懸命に説明し対応・処置したら

 「こんな丁寧にしてくださる歯医者の先生は初めてだ!」

と褒めてくださったが すぐに 

「でも 昔から お世話になっている 歯医者さんに 

治療の続きは 明日から行っていいですか?」と 

いろいろな人から言われ 悔しい思いをしました。。。)


朝7時から 深夜3~4時くらいまで開業 

1年間は 休みなく 働きまくったら 

ある日 心因性なのか 声が 出なくなって 

ふと開業前にお世話になった先輩に 

「開業して お金が入ってきても 

夜の世界などで だらだらとお金を 浪費するなよ! 


休みの日や 夜は きちんと体を休ませるのも立派な 

自営業者 歯科医師の理事長としての 仕事ぞ!」

と言われました。。。 


でもまあ なんだかんだあったんですが

今に至ります!


滅茶苦茶 運がよかったです!


しかし 結婚する前 独立開業する前までは

僕の人生はボロボロで

自分の歯科医院を独立開業して 大成功させるためには

僕ひとりの力のみ ではなく

内助の功 (つまりは 結婚相手:奥さん)

が 大切だと考えました。。。


僕は 過去に 信じていた女性に

こっぴどく ひどく裏切られた絶望の経験があったので

{結婚は 絶対に失敗しないぞ!}

と考えて

平日はもちろん

土日祝日 朝から深夜まで働く 今のやり方を応援してくれ

離婚せずに ついてきてくれ 

大成功してから お金になびく女ではなく

僕自身を 深く愛してくれ 決して 裏切らず

共に頑張ってくれる女性を

独身時代に なんとか見つけたかった。。。


貧乏なときから 僕を応援してくれ

苦労しているときに共に 一緒に頑張って

一緒に 成功する過程を過ごすことの出来る女性を

軍師で 戦略家で 策士の僕は

あらゆる方法で 必死に探した。。。


{僕は 絶対に 大成功する!

僕が成功しないで 誰が成功するの?}


と なぜか 根拠のない自信が 僕にはあって

僕は 結婚する人を 

いろいろと迷っていた時期があったけど 

一大決意 し 奥さんと結婚して 

ある離島の無医村地区へ 

いい条件で 呼ばれ 

(固定給 月 120万円  歩合給 3割

きちんと行政書士を通して 書面で契約した!)

10年は 頑張るつもりで ドクターコトーをしに行った。。。


しかし

島で働くなり その時の雇い主 (社長 理事長)は 

最初は 滅茶苦茶 優しかったのに

いきなりガラッと豹変して

「ガンガン点数を稼げ!

歯科は 切った・貼った の世界だから 

保険点数を稼ぐために 

残せる神経も取りまくれ!

抜歯しまくれ!

補綴物(銀歯やブリッジ 入れ歯などを いれまくれ! 


いちいちレベルの低い 理解力のない田舎の島民に 

丁寧に 説明なんてせずに 

一番 保険点数の高い処置を 

ガンガンすすめて たくさん患者の数を 診まくれ!」

と毎日 毎日 圧をかけられ 抗議すると 

「なら 今すぐやめて 島から即刻 出ろ!

代理院長なんて お前の代わりなんて 

いくらでもいるんだよ!」

とすごまれ 新婚で行った僕は 

なんとかクビにならないために 

しぶしぶ従ったが 

だんだん 歯科の仕事が嫌いになり

処置中 手が震えるようになっていた。。。


女性スタッフたちは 島の人たちで

「院長先生!島の人たちに対して 

そんな治療ばかりをして 

心が痛まないのですか!」と毎日 皆に責められ 

「でも 理事長の言うことに従わないと 

クビになって 島を追い出されちゃうんです(泣)」

と言ったが 

それから反省して 

真面目に診療をすると 

途端に点数が下がり 

毎日 ぎゃんぎゃん 福岡の理事長から 

「点数 上げろ!もっと稼げ!

お前 このままの低い点数のままだったら即刻 

島から叩き出すぞ!追い出すぞ!」と 

脅迫めいた電話で脅され

毎日 胃が痛く 仕事をしたくなくて 

精神がボロボロになっていった。。。


それを忘れるために 毎日 腕立て伏せを 

ガンガンしていたら 肩の腱が痛くなり

治療中 痛くて 苦労した。。。


それでも 何とか頑張ろうと 弱気になった時

洗面場に行き 涙が出そうになるのをこらえて

水で顔をバシャバシャ洗い 

鏡に映る 自分の顔を見つめて

「俺は できる! 俺は 必ず できる!」

自分自身に強く言い聞かしていた。。。


しかも  理事長が 

「夕方5時以降は 一切 残業代を払わない!」

と女性スタッフたちに宣言すると

皆 スタコラさっさと 夕方5時になると帰宅してしまい 

それでも患者さんが次から次へと来て

(毎日 100人以上診てた) 

その後は 深夜1時過ぎまで 

すべて自分でやらねばいけず

(まあ 今に役立っているけど・・・) 

毎日毎日 医療倫理感 に悩み 

睡眠時間が極端に少なく

(24時間365日 いつでも 

患者さんの求めがあれば 

きちんと 診るようにと言われていた。。。)


毎月 約800万円の 売り上げ をたたき出すと 

この僕が 精神を病み 

最後は やくざのような 理事長たち 幹部3人 に

本来はもらえるはずの 給料を支払ってくれないので

(固定給は もらえたが

歩合3割分(つまり 800万×3割分=240万円)

は どんなにがんがん追求して 請求しても

なんだかんだ 言い訳され もらえず

最後は 言いあいの喧嘩になり

激しいパワハラでやられ 

結局は 「殺すぞ!」と言うような

脅される形で 島から 追い出され 辞めさせられ 

たった1年で 失意の形で 福岡に帰宅。。。


離島で雇ってくださった

その理事長さんが やくざのような人で

(最後は 逆に 本物のやくざ に追われ 

理事長の福岡の歯科医院は その頃

患者さんも たくさん来ていて 年商5千万円くらい稼いでいて 

2億円の大きな病院があったのに それを捨て 夜逃げされた


{その 理事長のうわさ話を

僕が 独立開業後 ある歯科卸商店の社長から 聞いて

(その社長も その理事長に {騙されて 500万円 やられました!}

と叫んで 僕のところに 飛んできた。。。

その後 北九州の海から遺体が出てきて 確認しに行ったが

理事長ではなかった とのこと。。。

(何か サスペンスドラマみたいな話・・・) 

僕は それを聞いて その理事長から

いろいろと 嫌な目にあわされてきたので

『嘘ぉ~ん』と半ば 喜びながら 喜々として 見に行くと 

雑草が生え 差し押さえの紙が貼っていた。。。)


理事長の話で

今の僕が 滅茶苦茶 サービス精神の高い

相手に 新味に寄り添うようになった 内容が

お中元の お話。。。


その時 僕の上には 幹部が 3人いたんだけど

(理事長 副理事長 事務長)

今の時期(8月)

お中元を 渡そうと思い

理事長 がビールが好きだったので

ひとり 5千円 のビールを贈ると

僕と 新婚の僕の奥さんは 別々に

理事長に呼ばれ

それぞれ 理事長は座っているのに

僕たちは 立ったまま 2時間くらい

ねちねちと いじめられた。。。


奥さんには

「なぜ あいつと結婚したの?

歯医者でお金持ちだと思って 結婚したの?

歯医者の時代は もうとっくに 終わっているよ」

と言われたそう。。。


僕は

「お前! 

お中元 は そりゃあ 気持ぜ!

日頃 お世話になっている人への 

感謝のしるし や!


まあ 5千円 と言う値段が 

高いか安いかは 人それぞれの 価値観が違うから

何とも言えないけど

俺は お前の 直属の上司!

社長やぞ!

その一番 世話になっている 上司に対して

5千円 のビールって どうなんや?


どうせ 贈り物を 送るときに

他の皆と同じ 贈り物 をしても

うずもれるだけで 相手に対して

何も インパクト を与えられずに

結果 お金を ドブ に捨てるのと

同じようなもんやぜ!


それならば 相手に すさまじいインパクトを

与える様な 贈り物を せんかい!!!


今回はたかが お中元 の話だが

そういうのが これから先の いろいろな節々に

お前の 態度として 事細かく 現れてくるんだ!


お前が いつか 自分の歯科医院を

独立開業してからの

患者たち からの お前に対する

印象・好感度 も 同じになるんだよ!


だから 今からそういうこと しっかり

今現在 大成功している 俺から 学べよ!」

と 威張って 怒鳴られた。。。


『こいつ 何 好きなこと

ぐちゃぐちゃ 抜かしてんの?

言ってやがんの!?


たかが お中元 やろ!?

なに 力説して 演説 こいちゃってんの・・・』

と思ったが 

しょうがないので

福岡 天神の岩田屋の

ひとり 10万円の商品券を購入し

3人の幹部に 合計 30万円分

再度 お中元 として渡した。。。

もちろん ビールも とられたまま。。。


こういう狂った話が 僕の勤務医時代

どこの歯科医院にいっても たくさんあった。。。


まあ 僕の勤務医時代は

自分の歯科医院を 独立開業してから

大成功させるために あえて

普通の 町に中にある平均的な歯科医院ではなく

大きなグループでイケイケどんどんで有名な歯科医院

大成功している歯科医院 

成り上がりで 大金持ちの歯科医院

患者さんがたくさんお見えになられる歯科医院

歯科治療の腕が滅茶苦茶 上手な先生のいる歯科医院

高名・有名な歯科医院

を あえて 選んで 修業しまくり

それらの 歯科医院の 細かい保険点数の取り方

治療の仕方

治療器具や歯科材料の 購入先

(歯科の卸業者 から購入するより 通販会社から

購入した方が 経費削減になる。。。)

患者さんに対する接遇・応対

それらを 泊まり込みたいな感じで

ガンガン 短期間で吸収しまくった。。。


あの頃は 履歴書に嘘を書いて 面接してもらい

本当は借りていない 嘘の住所を書き

スズキのジムニー で寝泊まりして

お風呂はスパで 食事は お金がなかったので

スーパーの半額お総代や コンビニ弁当。。。

2~3ヶ月で その病院で手に入れることの出来る

情報を 手に入れた!

と 思ったら 水面下で 次の歯科医院で働く段取りを取り

あえて 給料日に 

「来月は 今月より もっと頑張るので

歩合給を あげてください!」とお願いすると

だいたいが 喧嘩別れになる。。。

でも次の日には すでに 次の歯科医院で

前の歯科医院の条件より いい条件で 働く。。。


それを繰り返すと

だいたい 今の僕には 

福岡の実家を拠点に

歯科関係者に紹介してもらい

北は山口 南は 鹿児島まで

車(僕の愛車 スズキのジムニー)で 

お金がなかったので 高速道路を使わず

下道で 1日 2~3百キロを走り回り

(そのせいで 腰が痛くなり

車の運転が 大嫌いになった)

いろいろな 

約10件くらいの 患者さんが多い 歯科技術がすごい

有名・高名な 大成功した歯科医院 

大金持ちの歯科医院に

修業に行きまくり

すごい歯医者のビッグデータが

僕の脳内に吸収され 

今 深夜に どんなに難しい難治な症例や

激しい痛みの急患の どんな患者さんが来ても

物おじせずに 対応・処置し

深夜帯に ある治療で痛みが取れなくても

いろいろな歯科医院の 僕の中の情報が 次から次へと引き出され

それらをうまく 活用すると

だいたいの歯科に関する痛みは 

除去できる自信 を持てるようになりました。。。


僕は

タバコも吸わないし お酒もあまり飲まないし 

賭け事はしたことはないですし 

宝くじなんて まったく信じず

買ったことはありません。。。


ただひたすら 愚直に真面目に 

毎日 人より 数倍 長時間 働きまくれば 

人より 大きなお金を 稼ぐことができる と

気づいたのです。。。 


それで 今に至ります。。。


僕の親に怒られ 僕の自宅には帰れず 

僕の奥さんを 奥さんの双子の妹と同居させていたが 

なかなか いい働き口がなく 

単発のバイト生活を していたが 埒が明かず 

途方に暮れていると 僕の窮地を知った 

大学時代 同級で 僕の師匠で メンターの友人が働いていた 

修羅の街の 深夜までやっている病院に呼んでくれ 

開業直前まで そこで働き な

んとか 窮地を過ごし 助かった。。。

(修羅の街の 深夜帯は ガラの悪い 

反社か お水のおねえちゃんばかりだった。。。

それも 今に役立っています・・・)


彼は頑張り屋さんで 僕より 口がうまく 

彼から いろいろと歯科技術も教えてもらい 

今に至ります。。。


2024年8月25日

深夜 AM 3時22分 

気温 34.4℃    湿度 51%


外は激しく 雷が鳴っている。。。

~~~~~~~~~~~~~~~~


自分では変えられないことが三つある

一つ目はサイコロの目

二つ目は天気

三つ目は相手の心


~~~~~~~~~~~~~~~~


中高年に対する

追い出し部屋や

退職強要

ハラスメントが

横行 して 社会不安が日本社会を襲った

僕の 歯科医師人生 を振り返る。。。(超~完全版)

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