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{第143話}大雨特別警報  作者: 健白歯
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低いレベルの 相手にあわせた対応の変化

相手にあわせた対応の変化

激しい咳・痰が出始めてから 

もうすぐ 2週間目。。。


いまだに 落ちつかず 声が鼻声。。。


今日も 先ほど(夜8時40分ごろ) 

ちょっと 非常識な人から電話。。。


今から 当院から 

約30キロの距離のところから 来る。。。


電話で いきなり 

「当院(僕の病院)は うちから遠いので

{どこか 俺の近くの歯医者さん 

いい所 知りませんか?}

と聞いてきた。。。


また 何も痛みの部位・症状を 

僕に伝えていないのに

「治療費 いくらかかりますか?」 

と聞いてきた。。。


僕は 怒りを抑えながら 冷静に

「今 どちらから お電話されていますか?」

と質問したら

「家から です・・・」と

平然と 答えた。。。

(こういう奴 結構 いる。。。)


➡{ちが~~~う!}


{この疲れ果てた 夜間・深夜帯の時間帯 に

当院に来院されたら 

すぐに 元気よく対応し 説明をし

どんな細かい 難しい治療内容にも 

医療事故を起こさないように 

即座に 処置できるように

テンションをあげていく準備をしたいので

今から ご出発されて どれくらいの時間で 

当院まで 

到着できる・来院することができるのかの

お時間を 確認しているのです!」


(こういう ごく一般的な質問に対して

ずれた返答をする人は どんなに丁寧に対応しても

{例えば 状態が悪く 神経を除去しないといけない

抜歯しないといけなくても 患者さんが 

{できるだけ 歯を残したい!}

と懇願されれば

「今回 応急処置をしても 

後で 歯が激しく痛むかもしれませんよ」

と 丁寧に説明しても 処置後 痛みが楽になっても

数時間後など 当日に 痛みが出ると

悪い結果にのみ 焦点を当てて 

「なんで こんなにすぐに 歯が痛くなるんだ!

お前はヤブ医者か?治療費を返せ!」

と 理解力が 乏しいがゆえに

後で必ず 

揉め事を起こす可能性が高くなる。。。)


なので僕は だんだんと

非常識な あほそうな奴に対して 僕は

真面目な対応 一辺倒ではなく 

相手を見定めて 臨機応変に 

その人のレベル に合わせて

お笑い芸人 のように 

ふざけて 対応するように

なってしまいました。。。


今日の電話の相手は 

20歳半ば 土木作業員 


僕のアホ話に 

無邪気に 

電話の向こうで 終始笑っていた・・・ 


真面目に対応すると 

どっと 疲れてしまうし

良かれと思い 相手に対して 

諭そうとして ついつい

良かれと思い

「君~ 

そんな考え方をしていたら だめだよ~」 

と説教してしまうと 

そういう 

非常識な 

やばめな考え方の持ち主たち からは

激しい反感 を買ってしまいます。。。


しかしながら 決して 

ここまで読んで 僕のことを

{こいつ ヤバイ奴!} 

と思わないでくださいね!


独立開業してから 

真面目な対応だけでは

本当に 非常粋なヤバイ奴らは 

正直 さばききれない と実感し

僕は 限界を 

過去にひしひしと 感じとったのです。。。


ヤバイ非常識な人間相手に 

真っ向から 対応するには

これくらい 常識の範囲の対応の枠内から

振り切った ブチ切れた電話応対も

時には必要だと悟り 

今では 

こういった変なふざけたノリで 人によっては 

対応することもあるということです。。。


こんな すぐに調子に乗って 

すぐにふざける僕でも

開業当初は 電話対応にはかなり真面目に 

慎重に 対応していました。。。


過去に 夜10時過ぎに 

神経質そうな40代くらいの女性から

「ちょっと 夜分に 

大変 申し訳ないのですが 

相談 よろしいですか?」

「いいですよ」

「あの~ 今日のお昼過ぎに 

他の歯科医院で 抜歯をしたのですが

今は痛みはないのですが

そこから 激しく血が出て 

止まらず 口の中が血まみれなのです」

と言うので

血の かさぶた がはがれ 

血が止まりにくくなるので

血の味がするからと言って 

血を ペッと 吐くような行為は

なるべく 避けること


食事や 飲み物などは取っていいが

うがい・歯磨き を

とりあえず 今日だけは しないこと

血のめぐりが よくなると

出血が 止まりにくくなるので

血流がよくなる行為

辛いものなどの刺激物を食べない

お酒を飲まない

タバコ(因果関係がある)を避けること

お風呂は 浴槽につからず 

ぬるま湯の シャワー程度

出血した血によって

枕が 汚れてしまうといけないので 

汚れてしまってもいい 

大きなバスタオルを巻いて 

今日は寝ること

今日はもう 早く寝てしまうこと

歩くのも 血流の流れが よくなるので。。。


「しかしながら 出血の原因は

いろいろと 考えられるので

もし ご心配ならば 今からでも

当院に お見えになられてはいかがですか?


当院は 夜間・深夜でも 応急処置ではなく

あなた様が望まれるならば 時間をかけてでも

きちんと止血を確認できるまで 

しっかり対応させていただきますよ!」

と丁寧に 優しく ゆっくり おだやかに

お伝えすると

「私は 初めから 相談だけって 

言いましたよね!(激怒)」

と言って 

すぐさま ガチャンと 電話を切られた。。。


夜10時過ぎに プぅ~プぅ~ と

虚しく鳴り響く

電話の音を しばらく聞きながら

僕は 唖然とし 絶望していた。。。

その後の 僕の メンタル。。。

理解できますか?

こんな事が 独立開業してから

何度も 繰り返され

僕は だんだん 

人が信じられなくなり

そんな やばい奴らから

自分を守るために 

僕の頭の中の何かが

だんだんと おかしくなってきたのです。。。


ふざけた奴に対して僕は 人間関係は 

鏡の関係と称して 僕は相手にあわせて 

人間の常識・知識レベル 

を とことん下げて 

声をワンオクターブ 上げて 

少し ハイスピードで

マシンガントーク並みに 

しゃべり倒します!


ビジネスライクで 

冷静にクールに 対応するのではなく  

例えば 常識のなさそうな人とか 

失礼ながら 学の無さそうな人とか          

反社 とか やくざ 相手には 

歯科医師 と言う威張った感じは 

ひそめさせて 

{なんかこの人 面白い!

歯医者さんぽくない!}

と感じさせ 

フレンドリー感 を 前面に出し 

歯医者が怖い・苦手 と言うような

極度の歯科恐怖症の 人たちにも 

{当院は 来やすい!} と

今まで 時間をかけて

いろいろなことを試してきて

けっこう 言ってもらえるようになったのです。。。


常識 当たり前 既成概念 を

ぶっ壊した このやり方が 

僕の歯科医院は 他院との

凄まじい 差別化 

になっている と思います。。。


ここに 

僕の 心理カウンセラー の知識を

組み込み 

僕のスーパー話術 を組み込み

ふざけた態度 を取っていても 

歯科治療 に入ると できるだけ 

痛くなく怖くない処置で 真面目に 

対応すると ふざけた話し方との 

激しい 落差で 

感動とインパクトを 患者さんに 

かなり強く印象を打ち込むことができ

その後 当院の 

かなりの強固な固定ファンに

変身させることができるのです!


このしゃべりかた で 対応すると

僕のことを知らない

歯医者さん嫌いな初診の人でも

最初からけっこう フレンドリーな感じで

すんなり 初診でも来院されてから

どんな治療内容にでも入りやすくなります。。。


たまに冗談の通じる人だ と誤認ごにん

しばらくしてから 

いきなり 突拍子もなく

治療イスから 飛び降りて

僕に対して 

激しい 嫌悪感不信感を出し

相手から

「ちょっと ふざけ過ぎではないですか?

今日はもう帰ります!」

と 冷たい目で罵られ 

徹底的に嫌われ

その人が 帰宅後 

当院のネットの口コミに ボロカスに

その人から 書き込まれたこともありますが。。。


しかし 僕から言わせると

当院に初診で 来て 

僕にすぐに 

「私 歯医者さんが 

昔から とても苦手なのです!

でも歯の痛みが我慢できなくて

今日は 勇気を持って今回 来ました。。。


本当は 今からでも

すぐに帰りたい気持ちなのです 

なので痛くないように 怖くないように

丁寧にお願いします!」 

といわれ 

その時間帯がたとえ深夜でも 疲れ果てていても

僕の力を振り絞り

『それでは 恐怖心を和らげるために

ちょっと お笑い芸人 っぽく 対応してあげよう!』

と思い                                                         

時間があることを確認し

今ある痛みが 我慢できるかの確認をしたのち

あえて はしゃいで 

僕の 少し? ふざけたスーパー話術 で

楽しい雰囲気を短時間で演出し 対応し

すぐに治療室には招かず 待合室で

{僕の人間性 病院の理念 

歯医者さんは そんなに怖い場所ではないよ!}

ということを 相手に 知ってもらう。。。

そして 相手の 恐怖心が和らいだ頃合いを見計らって

治療室に 入っていただく。。。

僕はこのような感じで

時間をかけてでも 手間暇は惜しまない。。。                       

しかし そこまで良かれと思い 労力を 使っても

「早く帰りたい」

「先生は 本当に 

歯科医師の免許証を持っているのですか?」

と怪訝な顔で 言ってくる奴もいる。。。

そいう人たちは 猜疑性パーソナリティー障害

と言って どんなに 丁寧に優しく接しても  

すべてひねくれたものの考え方で こちらの応対を

胡散臭く 見てくる。。。                                                            

まあ 好かれるか 嫌われるかは

世の中には いろいろな人たちがいるから 

確率の問題で

このやり方が 

万人 に受けるというわけではないのですが

当院の口コミが 

滅茶苦茶 高評価なところを見ると

このやり方を僕は信じてこれからも 

当院に来てくださる患者さんのために

愚直にコツコツと誠実に精進していくつもりです!                              

急患が来るのを 待っている間に

テンションを高く維持し続けるために

上記の長い文を 頑張って 書きまくっていたが

上記の電話があったのが

夜8時40分。。。今 夜11時40分

もう 約3時間 すぎた。。。(泣)

1時間以内で 来ることの 出来る距離なのに。。。

いまだに 来ていない。。。


それでは 最初から 来る気がないのにも関わらず

なぜに この夜間に

{当院に来る}と 約束したんじゃい!(激怒)

こっちは  15分も 電話対応したのに。。。


(最近 僕の 年下の いとこに

{じゅん兄ちゃんは 自分自身で良かれと思い

長い時間を使い 患者さんに 応対したんでしょう?

そういう考え方 は いけないと思います!}

と逆に 教えていただき 


『そうだよね~~~ 僕もまだまだ

甘ちゃんね! ### してあげた!

と思うような 上から目線はよくないよね。。。』

と反省したが こういうヤバイ非常識な奴らが たびたび

襲い掛かってくると やはり 僕のマインドは

めげてしまいます。。。(泣)


先ほど そいつの カルテチェックを確認し

カルテに 今日の怒りの内容を 

ガンガン 書き込んだ。。。


この 激しくあげまくった ハイテンション

エネルギーの発散場所 

いったい どうすればいいねん(泣)


そして僕は 絶望感を感じながら

またまた 激しく 咳こむ。。。

ゴホッゴホッ!!!


激しい咳の繰り返しで

こめかみと 頭の後頭部が 

激しく痛い。。。


ドロドロした 真っ黄色の大きな塊の痰 が

すぐに出るので 缶コーヒーの空き缶の中に

吐き出しています。。。


少しのぞくと 昔(僕が小学生の頃)

歯科医師だった 僕の祖父のお屋敷の

トイレ (ぽったん便所) に

夜間 窓の外からの 月明かりが差し込み

その光が トイレの奥底に溜まった

うんこやションベンにより 

ゆらゆら 不気味に光り輝いている

光景に 似ていました。。。


その ぽったん便所 に昔

僕の父が ズボンの後ろのポケットに 

財布を入れていて うんこをする際に

ズボンを下げて かがむと

財布を 落としてしまったという

大事件 がありました。。。


2024年8月20日

PM23時41分。。。

                 

現在時刻

深夜AM1時40分                                     

結局 来なかった。。。

 

日本のモラルが過去最悪に・・・

今の日本は明らかにおかしい・・・

日本の闇・・・                                                                                                                                                      


相手にあわせた対応の変化

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