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{第143話}大雨特別警報  作者: 健白歯
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10年前の 僕の 淡い恋心・・・ (前編)

10年前の 僕の 淡い恋心・・・ (前編)

日曜と月曜

当院に 歯が痛むと

患者さんとして お見えになった

めちゃ性格のいい 女性。。。


僕の あほな話 にも

目をらんらんと 輝かせ

僕の発言に 

なんでも すぐに 反応して 笑ってくれる

僕好みの 

超~かわいい 44歳 (見た目30代半?)が

2日目の 月曜日 の 

夜8時過ぎ に 雑談している中で

ある発言をし

僕は ある驚くべき事実 を知った。。。


彼女は 10年前くらいに

当院の 近くの  {あるデパート} の

お茶屋さん で 働いていた とのこと。。。


僕が その10年前くらいに

そのデパートに たまに買い物に行くと

「緑茶の お試し飲み はいかがですか?」

という きれいな 透き通った かわいい声 で

(会社から 発音の練習 もさせられていた とのこと。。。)

お茶の 販売の仕事 をしていた 

可愛い女性 がいて

僕は 遠くから いつも見ていて

「あの子 可愛いな~」と

胸キュン してた子 だった。。。


その事実を 知って

僕は とても 驚いた。。。


2日目に 1時間くらい 

治療後 おしゃべりしていて

めちゃいろいろな

僕のマシンガントークの 

早いおしゃべりに ついてきて

話の内容が よく通じて 

彼女の 理解度も 反応も 

とても 早く楽しくて お話できていて

今はハローワークで

働いているということだが


ふと


「私は 数年前までは 前職は

お茶屋さん で 働いていました。。。」

と その子が言った瞬間

本当に自分でも びっくりするほど

僕の脳内を 

ズドンと 激しい光 が 走って 

僕の記憶の中 にあった

10年前くらいに 

{あるデパート} の中にあった

お茶屋さんで 見かけた

胸キュンしてた 女の子 の顔 と 

今 目の前にいる可愛い女の子の顔が 

瞬時に 一致した。。。


僕は

記憶が凄まじく

僕には

目をつむり集中すると

写真のような鮮明な映像が

きれいに目の前に思い出すことができる

特殊な能力 があるのです。。。


なので 僕はすぐに


「え!?

もしかして その お茶屋さんって

そこの{あるデパート} の 

あそこの お茶屋さん?


そのお茶屋さん

僕の記憶では

おそらく女性スタッフが 

3人いたと思うけど。。。


君と同じような

かわいい顔の女の子と

もう一人 若い面長の顔の 女の子と 

もう一人はおばさん。。。」


すると その女性が

「そうです! 3人で回していたんです」


なので 今の僕は 発言する前に 瞬時に 一度は

多少 『相手が これを発言すると 嫌がるかな?』

と 考えながら 話すが


『こんなこと 言っていいのだろうか?

あんなこと 聞いていいのだろうか?」

相手の顔色 を伺い 

相手に 気を使い

発言するのが 本当に 嫌で

{言わなかった 聞かなかった 行動しなかった} 

ことに対して

後で 絶対に 後悔したくない人間 

なので

演技を かまして 

まったく 物おじせずに

どんな内容でも 何でもすぐに

しゃべりまくります。。。

(時々 失言して 

相手を 不愉快な気持ち に

させてしまうことはあるが。。。)

反省。。。


ということで 今回も


「僕 そこで働いていた 可愛い女の子を

買い物に行くと 必ず遠くから 見つめていて

一人で勝手に

淡い恋 をしていて

何度も 緑茶の試飲を通して

その子に 話しかけようと思ったけど

あまりにも 病院から近すぎるので

躊躇している間に

君の姿を見なくなり

がっかりして

それからは あまり最近は

そのデパートには 行かなくなったんだよ。。。」

というと


「おそらく その人は私です。。。」

と 言われ

僕の淡い思い出 と きれいに合致して

めちゃ びっくりしました。。。


「実は3年前に 

そのお茶屋さんは 

いきなり 閉店したんです。。。」

と言った。。。


しかし 話をよくよく聞くと

左手の薬指に 結婚指輪 がついていなかったので

聞いてみると

彼女は いままでに 一度も 

結婚を していなくて

今は 母親と二人で

公営住宅に住んでいて

昨日 母親に僕のことを

「面白くて 優しい いい先生だった!」

と褒めてくださった ということで

またまた 久しぶりに 胸キュンしてしまいました。。。

(単純。。。)


でも 僕は

何でも ふざけて聞いてしまう 悪い癖 がある。。。


「なぜ 君はそんなに

かわいくて 性格もよくて

とても素直な子なのに

今まで 御結婚されていないのですか?


君は 実はヤバイ奴?

それともレズ?」


と聞くと


(僕もそんなことを よく聞くな~。。。{苦笑})


彼女も ノリがよく 笑いながら

「レズではないですけど ヤバイ奴 かもですよ~~~(笑)」。。。

(この子めちゃいい子じゃん!

ちゅきぃぃぃ~~~!!!)


しかし すぐに

真面目な話に戻り

10年前に 1年間 付き合っていた真面目な人がいたが

その彼から {結婚の告白}をされて

すぐに断ったそう。。。


理由を聞くと 

その子が 幼いころから ずっと

彼女の 両親の喧嘩 を見てきて

その子が 中学の時に

両親がいきなり離婚 をしたのを見てきて

それ以来 結婚願望がまったくなくなったそう。。。


僕は 

『この子は 成長期・思春期に

すさまじいトラウマ を埋め込まれてしまい

そういう 脳みそ になってしまったのか~~~・・・

人間としての なにかが 欠落してしまったのか~・・・」

と 切なくなりました。。。 


2024年8月8日

深夜 AM0時53分


気温 33.8℃    湿度 55%





                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

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