独立開業までのお話
独立開業までのお話
僕は 開業した年 は
(今年で おかげさまで 独立開業 20周年。。。
よくここまで やって来れました。。。)
開業当初 借金 6千万円 が怖く
1年間 は 一切 休みなし
朝7時から 深夜 まで
働きまくり。。。
院長室には シャワールームを作った。。。
ここは田舎で 夜間・深夜だからと言って 絶対に
患者が来るかはわからない。。。
{もし 患者が来なければ
6千万の借金が払えなければ
夜逃げ になってしまう・・・
そうならないように
もし患者がいなければ
借金返済に 苦しめば
24時間365日 病院に寝泊まりして
頑張ってやる!}
(病院と自宅とは別の場所)
と思ったが おかげさま で
最初から ガンガン 患者さんがきて
一気に波にのれ
シャワールーム はゴキブリが排水溝から
這い上がって来ないように ガムテープを張って
今では 物置になっています。。。
開業時
スタッフの給料
歯科衛生士という 国家資格有保持者でなくても
時給1900円から~
半年ごとに 時給3円 あげるシステムでした。。。
勤務医時 ある歯科医院の理事長が
「お前は 口達者で 手先が器用で
性格も明るいから 独立開業したら
おそらく 患者さんから 人気が出るだろう。。。
しかし スタッフは どんなに 給料をはずんでも
お前の テンション 情熱 には 絶対に ついてこないよ
だから そうなっても 対応できるように 今から 慣れておけ!」
といわれ 気づけば 安月給で 一人で
病院を回していた時期があった。。。
その頃は
『うわぁ~~~・・・ ここは
超~~~ブラックだ・・・
理事長に いいように こき使われているぅぅぅ~~~
明日にも 絶対に 逃げ出して 辞めてやるぅぅぅ~~~・・・』
と思っていたが 今 それがずいぶん 役に立っている。。。
独立開業前
スタッフ採用のために
50人面接し
長期間 働くという 精鋭 5人をを 採用。。。
開業当初のスタッフの勤務時間は
朝9時から お昼3時まで
夕方6時から 夜の9時まで~
3時から6時は 夕ご飯を食べたり
呼ばれれば 老人ホームに 訪問診療。。。
しかし 言い方は悪いが
老人ホームに行くと
なぜだか 帰宅後 老人たちに
生気を取られているのか
どっと疲れ果て
だんだん 行くのが 精神的に嫌になり
最終的に お断りして 訪問診療は やめた。。。
僕は 勤務医時代
いろいろな経営者から ひどい扱いを受けまくり
(理不尽な モラハラ
「モラハラ(モラルハラスメント)」とは
道徳や倫理から外れた言動や態度による嫌がらせを意味する
無視をする 暴言を吐く
特段の理由もなく不機嫌な態度を取るなどの
精神的な暴力が当てはまる
パワハラ または 給料の異常な減俸)
あまりにも 理不尽すぎて
悔しすぎて 社会保険労務士 の勉強もしたが
その知識を使うと
「じぁあ 辞めれば・・・」
と言われるのみ なので
開業後の 知識として 勉強しまくりました。。。
労働基準の勉強もしまくり
独立開業時
5人 雇えば 日曜は 週4回あるから
シフトで回せば 月ひとり 出るか出ないか。。。
しかし 開業後 いきなり
当初から 1日 100人以上
患者が押し寄せ
夜8時ごろなんて
待合室は 朝から夜まで
ひたすら ずっと 戦場。。。
おかげで 皆 疲れまくり
ある女性スタッフが
開業してから 2ヶ月後に
暗い顔をして
「院長先生
相談があります。。。
うちには
小学生の子供が 2人 いて
旦那が
{土曜日は お昼12じ で・・・
日曜日は 出勤なしで
と 院長に
お願いして来い}
というんです
シフトを どうにかできませんか?」
といわれ
「すいませんけど
最初の面接時に この条件 きちんと伝えましたよね?
で 50人 面接して
この条件で {必ず 長期間 働けるから 頑張るから} と
精鋭5人 を採用したんです。。。
君は 歯科衛生士 じゃなく
国家資格のない 歯科助手 だけど
初めから 時給1900円 でしょう?
そんな時給をもらえる職場 ございますか?
そういう厳しい大変な条件だからこそ
最初から 時給1900円 なんですよ。。。
###さんという
当院にお見えになられている
女性の患者さん 君も 御存じでしょう?
あの人 最近
ほっともっと(弁当屋)で
パートで 時給680円で
ある日曜日 サッカー少年団の試合と言って
から揚げ弁当 50個
ガンガン 作って 腱鞘炎になったと言って
労災も下りずに 自腹で病院に行って
治療されて サポーター してたでしょう?
そんなふうに 皆
それぞれの場所で 奮闘していらっしゃるんですよ。。。
僕は 大きな借金を抱え
この病院のために
朝7時から 深夜まで 今日まで 休みなく
命を懸けて 気合で 頑張っています!
ここは 僕の病院だけど
君も わがままを言わず
チームの一員
大袈裟にいえば
ファミリーの一員 として
命を懸けて この病院で 頑張ってください!
君のわがまま を聞けば
一人抜けて 今後の日曜日
残ったスタッフ 4人で回し
必ず 一人 月に一回
絶対に 出勤しないといけなくなるじゃないですか!」
というと 不服そうな顔をして
その日の夜 電話で
「私は 命をかけられません
なので 今日で 辞めさせていただきます!」・・・
次の日から 残りのスタッフから
怒りの怒号の発言の嵐。。。
なので すぐに求人をかけると
お金がないのに ハローワークからの紹介者
採用者予定者の 1年分の労災のお金を支払いください」
といわれ
「すぐに やめるスタッフ がいるので
{安定して長期で 働いてくださる} と確信したあとで
お支払いしていいですか?」
ときくと
「ダメです 採用決定したら すぐにお支払いが必要です」
といわれ
「じゃあ すぐに辞めたら その分
支払った分から 月割り 日割りで
返金してくださるのですか?」
というと
「それはできません 返金しません、、、」といわれ
怒っていた記憶があります。。。
そして ブチ切れた僕は
その後 ハローワーク側からの紹介からでも
丁寧に お願いされても すべて お断りました。。。
その後も いろいろなスタッフを
雇ったが すぐに皆 辞めていきました。。。
ある時 可愛い女の子が
面接に来て
「結婚しても ここで 頑張って 働き続けます!」
といったので 即採用!
しかし 試用期間 2週間後に
「院長 話があります
わたし 今月 アメリカに 留学するのです」
といわれ
僕は 内心
『てめぇ~ 面接のとき
{結婚しても 長期で ここで働きます!}
って 言ってたやん!』
と思ったが どうせ辞めるし
近所の人だったので
開業当初の僕は 今でもだが
{僕の病院の うわさ 評判 口コミ}
が怖く 僕は 想像力豊か なので
もし 感情にまかせ 激しく怒ると
彼女が帰宅後 泣きながら
彼女の母親に
「あの院長 患者さんには{優しい・面白い先生}
って 言われてるけど
陰では スタッフの 私たちには ボロカスに怒るよ!
二面性が はげしいよ!」
と言われたら 怖いので
時給1900円の 2週間分のお給料に
「はい! 留学の 足しにして!」
といって 別途 1万円 を 餞別として渡した。。。
{損して得とれ} 作戦!
僕の想像力 では
「お母さん !
私 ずるがしこく 面接で
院長に 嘘ついて
採用してもらったのに
{留学のため 辞めます}と言っても
文句も何も言わず ただ笑顔で
送り出してくれて
逆に 1万円も もらったよ!」
といって その母親が
「あら~ あの先生
本当に いい先生 なのね~。。。」
という会話 を想像して 笑顔で
送り出しましたよ。。。
そんな地道な 努力をしてました。。。
まあ 経営は スタッフ雇用が 一番
僕にとっては 悩みの種 でした。。。
そんなこんなで
おかげで 一年目の年収 は
8千万円 になっていました。。。
(年商 じゃないですよ。。。)
しかし 今でも時々あるが
心因性か ある日 起きると
マシンガントークの よくしゃべる僕が
突然 前触れがなく 朝起きると
全く声が出なくなり ビビり焦る・・・
その時 独立開業前に
ある先輩から 言われたことを
思い出しました。。。
「休みの日は きちんと休んで
体を いたわれよ!
お金が稼げた
お金があるからといって
深夜まで お水で だらだら飲んで
遊びまわるのではなく
休みの日は
体を休めるのも 仕事の一部 だと思え!」
といわれ 2年目からは
きちんと休日をしっかりとつくり
休むときには きちんと休むように 心がけました。。。
という風に 先輩の指導を
真面目に 実践していますよ。。。
今は 開業当初の パワーの
40パーセントの力で
ほどほどに 働き
昨年は 年収は 数千万。。。
(年商では ありませんよ。。。)
(僕は 普通の人は 絶対に言わないことを
何でも書く。。。)
今は借金もおわり
無借金経営で
富裕層 になれたので
{純金融資産保有額が1億円以上5億円未満」の世帯を指します
ここでいう純金融資産とは
「世帯として保有する金融資産の合計額から
不動産購入に伴う借入などの負債を差し引いた」もののことです}
僕の自宅も 10年前に
キャッシュで 現金一括で
1億2千万円 の自宅を建てました~
Eクラスの おベンツちゃん を乗り回し
毎年 2回くらい 海外旅行も行けて
今では お金には困ることは なくなり
僕の奥さんから
「もう そんなに 働かなくいてもいいよ
頑張らなくていいよ」
と言われたので
今では 開業医当初のように
患者さんの数 をこなすのではなく
ひとりひとりに対して 丁寧に対応し
夜間・深夜でも
患者さんが望めば
時間をかけ 説明し
治療法 ABCDE と複数 提示し
それぞれの 治療法のメリット・デメリット
を説明し
治療前に それぞれの 治療法の治療費の概算も
先に説明します。。。
しかし 夜間・深夜に当院に歯が痛くて来院する
急患は 非常識な やばい奴が多く
深夜に いきなり 電話もせずに 病院に突入してきて
真冬なのに わざと 半そで で
ごっつい入れ墨をちらつかせ
反社の匂いを出し
「保険証も お金もないが
あんたのところの病院の口コミが 高評価 いいのをみて
今日 来た。。。
今では 痛み止めがまったく効かないので
応急処置ではなく しっかり
時間をかけてでも 痛みを取りのぞいてくれ!
後日 絶対に お金は 払いに来る 」
といわれ それを信じて
深夜1時から 3時過ぎまで
みっちり 丁寧に治療したら
「痛みがとれた~楽になった~ よかった~
これで安心して 気持ちよく眠ることができる~」
と笑顔で帰っても 約束の支払い日時の約束を平気で破り
こちらから 電話をしても
出ないで無視するヤバイ奴いも 結構いる。。。
また
15分~30分 上記のように
丁寧に説明して
「はい! 今日は どうされますか?」
というと 激痛なのに
「今日はとりあえず 薬のみで・・・」
という人も 約7割くらいいる。。。
「え!? でも それじゃあ
痛みが とれずに 夜中
痛みで 苦しんで 眠れないよ」
といっても それで帰宅し
あとで
「なにも してくれなかった!
金だけ とられた!(怒)
ヤブ医者!」
と 逆恨み をしてくる人もいる。。。
今でも
深夜でも 手を抜かずに
コツコツと地道に
予約なしでも 電話で
「今すぐにでも診てほしい」と 希望された
患者さんを 即座に 受け入れ 一人一人
時間をかけて 丁寧に対応。。。
すると 当院の口コミが 爆発的に 一気に
良くなりました~~~!!!
昔 開業当初は
たくさんの患者さんを さばくために
今でもマシンガントークだが
もっと 早口で がんがん 説明していると
「なんか院長 こわい・・・」
と よく言われていました。。。
怖いのではなく
おそらく 焦っていて
待合室に患者があふれ
1日中 患者が次から次にきて
泣きそうになって
肉体も精神的にも かなり疲れはて
いつも 口の中は 口内炎だらけで痛かった。。。
今では 不思議と
まったく 口内炎ができなくなった・・・
開業当初は あまりにも忙しすぎて
常に 緊張・ストレス状態なのか
肩や首が 固まり
夜間 スタッフルームで
たくさんの 患者さんを待たせ
奥さんに 肩もみ をしてもらっていた。。。
今でもトラウマだが
夜8時過ぎに 7時に予約のおばはんが
激しく怒り 怒鳴り散らしていた。。。
「私は 予約7時なのに
1時間以上 待たされている!
ならば 予約の意味 無いじゃないの!
私は 家に帰ったら 食事の支度もしないといけないのよ!」
と叫ばれ
僕は ただ 「すいません すいません。。。」
と謝罪しまくり。。。
ある日は ひょっこり あるおっさんが
ひょっこりと 予約の電話無しで来院・・・
「うわさ で聞いたけど ここの病院
予約 しなくても すぐに 診てくれるとやろ?
銀歯が とれたけん つけて!
今日は それだけで いいけん。。。」
といって 問診表を書いてもらっていると
その時に限って
「ぎゃあ~~~」と 歯の激痛で
いきなり予約なしで 当院に
飛び込んできて そのまますぐに 対応したら
そのおっさんが 受付の僕の奥さんに
「俺が 先に来たろうがぁ~~!(怒声)」
と叫びながら 切れ始めた おっさんが
カルテをびりびり 引き裂いて 散らして
開業してすぐの きれいな 病院の待合室の壁紙
を激しく蹴りまくり 壁紙が裂けて
待合室の椅子を蹴りはじめ
それを見て 僕は奥さんに
「電話で 早く 警察 呼べ!」
といったが 奥さんは おろおろして
「早く 警察呼べって 言いよろうが!」
と叫ぶと やっと電話した。。。
しかし その男に
「おい! 今 警察呼んだから
ここに いろ!」
と叫んだが
慌てて 走って逃げて行った。。。
しかし問診票に 奴の住所 がきちんと書かれている。。。
近くに 警察署があるのに 全然 こずに
1時間後に やっと来て 僕はムカつきながら 警察官に
「見てください! 病院の壁や椅子が 蹴られて
ボロボロ。。 カルテも ズタズタ。。。
器物損壊罪 で 厳罰に処してください!」
と言ったが
30分後 警察官から電話があり
「厳重に注意しておきました。。。
院長先生 今回は これでいいですかね?」というので
「そうですね 御近所の人なので
うわさが怖いので それで構いません・・・」
と言ったが その後 修繕に
15万円くらい 実費で支払った。。。(泣)
勤務医時代の時
その時の社長 (理事長)から
{僕の先輩からの紹介で
そこの理事長とは 中洲で面接した。。。
中洲に入り口で 理事長を待っていたら
中洲のクラブのママと
イチャイチャしながら来て
高級クラブ で面接。。。
いろいろと
それまでの自分のこと を話していたら
「お前 相当 変わった奴やな~
そういう奴 俺は好きや!
お前は 大成功できるぞ!
一緒に世界 目指そうや!」
と言われたが 激しいパワハラで 殴られ蹴られ
ある時には 理不尽な 激しい減俸。。。
(額面 30万を
いきなり 20万にされたこともあった。。。
手取り 15万になってしまっていた・・・)
その時 付き合っていた ある女の子に
「給料 いくらもらっているの?」
と聞かれ 「そんなこと 聞くの?」
というと 「結婚したら 大切なことよ!」
と 真面目な顔で いうので 正直に話したら
あっさり フラれたこともあった。。。(泣)
そんな いろいろなことで 落ち込み
悩み 決断して 泣きながら 辞表を書いていたら
厳しい やばいお局が 飛んできて
「あんた! うちのグループで
のし上がったら 必ず 将来
大成功できるのよ!
今は 目先のお金じゃない!
しっかり 一人前になれるまで
歯を食いしばりなさいよ!
辞表なんて書いていて
あんた バカじゃないの!?
その今の 悔しさ・怒りを
一気に成長するための
パワーに変えて
一日でも早く 皆がびっくりするくらい
歯科技術の腕を あげなさいよ!」
といわれ その後 数ヶ月
手取り15万円 で
がんばってました。。。
(その頃 5つくらい その理事長さんは
分院展開をしていて
24歳の時 理事長から
特注の 2千万の Sクラスの
おベンツを見せられ
「俺のようになりたいなら 俺の後ろを
だまって ついてこいや~!」
といわれ しぶしぶ 従って
頑張っていましたよ。。。
とまあ 僕の ある歯科医院での勤務医時代から
独立開業までのお話でした。。。
2024.6.13
深夜 AM2時22分
最近 暑くなってきました~~~
僕は 冷房がダメで
今は 汗をかきながら
自宅から持ってきた 大きな魔法瓶 2つに
氷水をたくさん入れて それを がぶがぶ 飲みまくっています。。。
もう6月も 半ば なのに
全く 雨が降らず 梅雨の気配を感じられません。。。
気温 30.4℃ 湿度 53%
独立開業までのお話