1万円 の お年玉・・・
1万円 の お年玉・・・
今日 Youtubeで
ドラマ {北の国から}を見てると
純 という男の子が 自分のわがままで 高校進学のために
北海道 富良野の自宅を一人で出ることになり 東京に行くために
駅まで ぶっきらぼうな 父親の知り合いの男性のトラックに乗った時
その男性から 無言で 荒く 「ハイっ」と
純の父親から預かっていた 封筒を手渡され
純はそれを 恐る恐る 受け取った。。。
そのドラマの設定では 純の家は とても 超~ど貧乏。。。
純が 父親からの封筒を開けると
泥が染みついた 1万円札 2枚 が入っていた。。。
(2万円 どちらにも 泥がついていた。。。)
父親が 必死で工面した 1万円札 2枚 だった。。。
純は その 一万円札 を 涙を流しながら見つめていた。。。
その後 純は 東京で生活していても
その 一万円札 を使わずに
お守り代わり として 大切に財布に取っておく という内容。。。
その動画を見て
その コメントに書いた僕の 文章。。。
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僕は 歯科医師で歯科医院を経営しています
僕の妹の子供が 今現在 中学一年の 男子です。。。
僕の歯科医院は 年末・お正月も 朝から深夜まで
休まず 診療していて 僕は ひたすら働いていました。。。
毎年 お正月には
その妹の子 には 会えていません。。。
今年 「あけましておめでとう」を
僕の両親に電話で伝えると
(僕の両親は 遠い所に住んでいる)
父親から
「あの子(妹の子)が
『おじちゃんは 今年 僕に お年玉を くれるかな?』
と言ってたぞ!」
と 電話で言ってきたので
まずは親から {1万円}を 渡してもらい
{妹の家族は 数年前に
僕の両親の家(僕の実家)の近くに 家を建てたので
よく 行き来しているという}
後から 僕が 親に返金する という形で
1万円のお年玉 をその子に
渡してもらうことを 頼んでいた。。。
そして 今年のお正月に 1万円のお年玉 を
プレゼントした お礼 として
お正月の期間中 僕の歯科医院に
その子から 夜8時過ぎに お礼の電話をかけてきた。。。
僕は その時 仕事中で
患者さんの治療をしていた。。。
「おじちゃん お年玉 ありがとう。。。
もぐもぐ・・・」
びっくりしたことに その子は
お菓子を食べながら
僕にお礼の電話をしてきたのだ。。。
僕は 細かい性格で 頑固者で 屁理屈王で
相手に対して 尊敬の念のない 礼儀を知らない
非常識な あつかましい行為をする人間が
心底 大嫌い。。。
昨年の夏 8月に
人生初の 中学の同窓会で再会した 男の友人に
つい 調子にのって
{無料で歯科治療をしてあげる
今年 行政書士として独立開業される ということで
僕が時間をかけて一生懸命に描いた
超~繊細画の七福神の絵を 額に入れてプレゼントするよ
食事も御馳走するよ}
と約束したが
その後 メールのやり取りは 同窓会が終わって
8月の間に 2回ほどだけで
僕は 彼宛に いろいろなことを 頑張って
時間をかけて 長文で書いて 送ったが
彼からは うわべの 当たり障りのない 短文のメールで
終了。。。
そして今年の5月 忘れたころに
ひょっこりと 彼から 唐突に メールが来て
それに 喜んだ 僕は またいろいろと 書いて返信
またまた 2回くらいの メールのラリーで
僕が 彼に
「僕の歯科医院に
無料の歯科治療をしに来る
日にちと 時間の 確認
ひとりで お見えになるのか?
彼の奥さんと一緒に お見えになるのか?
車で来るのか
電車で来るのか?」
という質問を書いて 送ったが
メールの返答が
数日たっても 返ってこない。。。
僕は イライラした。。。
僕は ゴールデンウイーク中も 朝から深夜まで
ノンストップで 今回 滅茶苦茶 忙しく
ストレスがたまり
たとえ 彼が 行政書士の独立開業で
バタバタして 忙しいとはいえ
メールごとき 隙間時間で
すぐに返答・返信くらいできるだろう!
返事を 待っている身にもなれ!
それを考えられない
メールの返信さえも すぐにできない人を
本当に 友人 だと言えるのか?
と 思い悩んだ。。。
しかも
昨年 夏以来 今月まで メールも何もなく
僕は メールを出したら 相手から
返信が来ない限り こちらからは 絶対に返信しない。。。
しつこい奴 と思われたくないから。。。
小学・中学時代は
たとえ友人で 仲が良かったとしても
中学卒業以来 昨年の同窓会まで
一度も 何も連絡を取り合わなかった関係性で
今回 僕が どんなに 彼を 丁寧に もてなしをしても
お正月に 「あけましておめでとう!」
くらいの返信くらいは できただろうに
それさえもしない・できない
気を使えない人間は
僕からしたら 少し おかしい人間だ
と僕は思う。。。
たとえ 今回 彼をもてなしても
またまた それ以降は
すぐに音信が途絶えるだろう。。。
と 考えて寂しくなり 悲しくなった。。。
なので 僕は 人と 一度かわした約束は
絶対に守りたい人間なのだが
決断し
今回ばかりは 彼は 昔は 友人だったが
こちらの気持ちを まったく考えてくれない
自己中心的な人間だと 判断し すっぱりと
お断りのメール をドキドキしながら 書いて送ったが
あれから 1週間くらいがたったが
いまだに 返信のメール は来ていない。。。
所詮 そういうものよね。。。
大人になると 真の友人 というものは
なかなか できずらい。。。
昨年の同窓会で再会した 別の友人には
お金の無心をされ 僕は 本当に悲しくなった。。。
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今年の ゴールデンウイーク中も
僕は 朝から深夜まで ノンストップで 働いたが
歯が痛くて 夜間帯・深夜帯 に当院に電話がかかってきて
よくある内容が
「今 激しく 歯が 痛いんですけど。。。
今も 診療していますか?」
「はい 今も 診療していますよ!
本日は ゴールデンウイーク中の深夜ですが
歯のお痛みで 我慢ができずに お電話されていると思うので
今から すぐにお見えになっていただいていいですよ!
続けて 説明させていただきますが
たとえ ゴールデンウイーク中の深夜でも
当院は あなた様が望まれるならば 応急処置ではなく
やっつけ仕事ではなく
痛みが楽になるまで 時間をかけてでも
しっかりと 対応・処置させていただきますよ!
しかも 勝手に処置はせずに
治療法・治療費の概算を 処置前に きちんと
説明し あなた様の望む治療を
きちんと丁寧にさせていただきますよ!
なので いますぐに お見えになっていただいて いいですよ!」
たとえ 連日の 長時間の激務で
疲れ果てていても 深夜帯でも
僕は 来るかどうかわからない相手に対して
電話口で ここまで 丁寧に説明させていただくが
よくある その後質問が
「あの~ 治療費は いくら かかりますか?」
この発言を 安易に する人種は
{夜間・深夜帯 の 歯科治療に
どれくらい お金を持ってくればいいのか?}
という 純粋な 質問ではない。。。
{この祝日の深夜帯に 歯の治療費は
いったい いくら かかるのか?}
という お金に対する さもしい けち臭い人種の 質問なのだ。。。
僕は いままでに いろいろな返答の仕方を 試してきたが
最近では
「よろしければ 今からの時間帯
1万円を 御用意 ください
どんな 歯科治療でも 1万円あれば 対応できます
1万円を超えることは 絶対にありません。。。」
上記の
{夜間・深夜帯 の 歯科治療に
どれくらい お金を持ってくればいいのか?}
という確認の 発言ならば
「わかりました~
いますぐ 伺います。。。」
となるのだが
{この祝日の深夜帯に 歯の治療費は
いったい いくら かかるのか?}
という考えで 質問する お金にけち臭い 人種の
返答は ほとんど 決まっている。。。
「え!? 今日は 祝日で
深夜帯 なのでお金が 普通よりは 高いのはわかりますが
保険証を使って 3割負担で 1万円もかかるんですか?」
こう 返答してくる人は
その後 どんなに丁寧に 説明しても
9割が 「やっぱり 今日は 我慢します」といって
速攻 電話を切られる。。。
そんな返答の人には
「いえ 1万円 支払っていただくのではなく
あなたの 今の歯の痛みの状況を確認させていただき
痛みを楽にする 必要な処置内容を
数種類 提示させていただき
それぞれの 治療法の メリット・デメリット を説明し
治療費の 概算を 処置前に きちんと 説明させていただきます
例えば 説明だけなら 初診料のみ
薬だけなら 当院では 歯ぐきの検査と 歯ぐきの掃除をさせていただき
患部の消毒と 鎮痛剤などの投薬 で 2千円台
そこから いろいろな治療を施せば オプション的に
治療費が 必要となってきます
だから 当院に来たからと言って
すぐに 1万円を 支払えということではなく
今のあなたの痛みの原因が
やはり あなたのお口の中を 見てみないことには
今の状況を確認してみないことには
このお電話だけでは わからないので
1万円をお持ちいただければ どんな対応・処置も
できますよ!」ということでご説明させていただいたんですよ。。。」
というと 今日の深夜の歯の激痛の急患は
「支払いは 後日でも いいですか?」
と切り返してきたので
「よろしければ 処置した当日に 皆さまには
きちんと 支払いをしていただけるように お願いしていますが。。。」
というと きちんと持ってきた。。。
2日前の 深夜1時過ぎの初診の急患
30代 正看護師 の独身女性は
「ああ じゃあ 今日は 考えます。。。」
というので
「こんな深夜に 歯が激しくお痛みがあるから
我慢できずに 今こうして 当院に
お電話 されていらっしゃるんでしょう?
今のあなたのお痛みは 津曲歯が激しくお痛みがある状態が100%
痛みは全くないが0% だったら どれくらいですか?」
と質問すると
「90%!」と答えた。。。
なので 僕は
「わかりました!
お金で 悩まれるのでしたら 今回だけ
何かの縁で こんな深夜1時過ぎに
歯の激痛で お電話されていらっしゃると思うので
あなたが この時間帯でも 御納得して
気持ちよく 支払える 値段を言ってください!」
というと 「3千円!」 と答えた。。。
「わかりました 今回だけ
3千円 で しっかり たとえ 時間がかかったとしても
君の 歯の痛みが楽になるまで 応急処置ではなく
しっかりと 対応・処置させていただきますよ!」
と言って 受け入れた。。。
しかも 当院から 1時間も離れた場所から来院。。。
結局 その日 仕事が終わったのが
深夜4時過ぎ。。。
昨日の夕方は 歯の激痛で
来院された40代の男性が いい人と判断し
調子こいて 3時間 のどをからして
いろいろとおしゃべりして
「はい そろそろ 治療内容を 御決断ください!」
というと
「先生と楽しく お話していると
不思議と 歯が痛くなくなった!
なので 今日は 薬のみで!」
と言ったので 少し 愕然としたが
「やはり 病は気からと言って
僕と 3時間も楽しく お話して
今は痛みが 楽になったかもしれないけど
一度でも 病院を出て また 痛みが再発したら
たとえ 1分後でも また
再来院されたら また別途 治療費が かかりますよ
それでもいいのですか?」
と聞いたが それでもいいとのこと。。。
結局 歯ぐきの検査をして
歯ぐきの掃除をして 鎮痛剤を出して
患部の消毒をして 2千円台なかば で終了。。。
時間と激しい疲労に対して 治療費が・・・
最近は そんな 激務の毎日。。。
今も ヘロヘロ状態で 気合で
この文章を書いています。。。
こんな 内容もあり
僕が 歯科医師国家試験に合格し
大学病院で 1年目
口腔外科 で 研修医 をしていた時
月の給料が 3万円 だった。。。
歯科医師になったはいいけど
お金が無さ過ぎて 1年間
家庭教師・塾講師 も していました。。。
なので
僕にとっては 1万円は
いまでも 高額です!
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僕は 昔 剣道をしていて
礼節に うるさい人間。。。
僕はそのことの対して 少し ムカッときた・・・
なので その子に ついつい 電話口で
「君~ この電話は 僕からの お年玉のお礼の電話だよね
今 何か食べてるの?」
と聞くと
「うん! お菓子を食べてるよ!
おじちゃんも 食べる?」と言ってきた。。。
携帯電話は スピーカーになっているのか
皆も 僕の会話が聞こえているようで
その子の発言で 周りにいるであろう
僕の妹や両親 が ドッと笑った。。。
僕は 内心 少し ムカッときた。。。
「君~ おじちゃんはね 今もお仕事をしてるんだよ!
おじいちゃん(僕の父)とおばあちゃん(僕の母)の家で
今日 なにか おいしい お正月の御馳走 食べた?」
と聞くと 「うん! お寿司とか たくさん食べたよ!」
と言ってきた。。。
「あのね おじちゃんは お正月も朝から 深夜まで
ノンストップで お仕事で 忙しくて お食事も とれていなんだよ。。。
で 君に プレゼントした お年玉の1万円 を稼ぐのは
本当に 大変なことなんだよ!
お正月から あまり ガミガミ言いたくないけど
この電話は 僕に対しての お年玉に対しての
お礼の電話ならば
電話口で 正座しろ!
とまでは 言わないけど
たとえ 電話で 相手には見えないからと言って
何かを口に含んだ状態で 何かを食べながら お礼の電話をするのは
相手に失礼だと 僕は思うよ。。。
そこのところは 君は もう中学生になったんだから
よくよく 考えた方がいいよ。。。」
というと また電話口で 皆が笑い
また 口に何か入れた感じで わざとなのか 大きな音で
また お菓子を むしゃむしゃ バリバリ 食べる音がして
またまた 「おじちゃんも 食べる?」と言ってきた。。。
僕は 少し 泣きそうになって
内心 『 この子は ダメだな・・・
あほな子だな。。。
もう 以後 お年玉をあげるのは やめよう・・・」
と思い
「じゃあ 勉強や いろいろなこと 頑張ってね!
今日の電話 ありがとね!」
と言って 電話を切った。。。
僕は 寂しくなった。。。
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2024年5月8日
朝 AM6時30分
気温 21.6℃ 湿度 55%
外が明るくなってきて 雀の元気な 鳴き声が 聞こえてきます。。。
今は 曇り。。。
1万円 の お年玉・・・