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{第143話}大雨特別警報  作者: 健白歯
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老害爺さん

老害爺さん

(老害爺さんと仲良くなるためにも)


➡ 最終的に無駄な努力だった


この爺さんには 人の好意は まったく 伝わらなかった・・・

結局 僕は この爺さんに対して 謝罪の意味も込めて

治療費は 完全無料で 時間をかけて

丁寧に最後の 治療を行い

これをもって 最終的に 他の歯科医院に行くように 促した。。。


最後に 「僕は 宗教はしていないですが

見えない力を信じているので

恨まれた気持ちで あなたと お別れするのは嫌です。。。


いままで 僕を信じていただき 頑張って 

当院に お見えになっていただいたのに

僕の 歯科技術の拙さ(つたなさ) のせいで

あなたに長期間 苦痛を与えてしまい 

大変 申し訳ございませんでした。。。


その謝罪の意味をこめて 今日は治療費を 完全無料で

きちんと丁寧に対応・処置させていただきました!


僕は あなたに対して ここまでしました!

率直に 僕に対しての 今の気持ちを教えてください!」

としつこく尋ねると その爺さんは わなわなと震えだし


「私は この先 美味しく食事が 咬めるようになるまで

あんたを 恨む!(怒)」

と捨て台詞 呪いの言葉 を吐き捨てて

去っていった。。。


僕は唖然とした・・・(泣)


その後 年明けから

その爺さんの呪いのせいなのか

いろいろと 次々と 嫌な ヤバイ絶体絶命なことが 

噴出するように 一気に 僕に押し寄せてきて

僕は 食事ができなくなり 眠れなくなり

精神的に 病んでしまった。。。


その後 その爺さんの呪いのせいなのか

いろいろと 嫌な ヤバイ絶体絶命なことが 

噴出するように 一気に 僕に押し寄せてきて

僕は 食事ができなくなり 眠れなくなり

精神的に 病んでしまった。。。


僕は 初診の患者さんでも 

歯科の内容の話以外の いろいろな お話・雑談 をします

それは 雑談を通して 僕の 人となり を知ってもらったり

僕は 怖くないよ 悪い人ではないよ というのを

知ってもらい 短期間で 患者さんとの距離を縮め

フレンドリーさ を構築し

より丁寧な 歯科治療につなげていくためです。。。


また 雑談・おしゃべり を通して

処置後 帰宅前に 病院にいるときに

会話時や時間が経過したことによる時間稼ぎ の意味を込めても

痛みの再発 がないか の確認 をするために

おしゃべりをします。。。


なので 忙しそうで相手に時間的余裕がなかったり

人の優しい気持ちが 理解できなさそうな サイコパス的な

話が通じなさそうな 

気さくな世間話的な会話ができなだそうな やばい人種 の人達以外は

僕はできるだけ労力をかけ たわいもないお話 を

多少 する努力をしています。。。


昨年 年末 12月26日から 

73歳のお爺さんが 毎日毎日

「食事をすると 痛い!痛い!(激怒)」

と眉間に皺を寄せながら ぶつくさ言いながら 

毎日 予約もなしに 好きな時間に

当院に 突入してきていた。。。


前にいる患者さんに 丁寧に対応して

その爺さんを少し 待たせていると

「まだか? いつまで待たせるんだ!」

というので 処置中の患者さんに許可を取って

その爺さんのいる待合室に 飛んで行き

いろいろと僕なりに 丁寧に内容を聞くが 

僕が理論や屁理屈をこね 

その爺さんの都合が悪くなると

とたんに 嫌な顔をして 

治療室にいる患者を指さし

「あっちを先にしろ」と 気遣うふりをするが

前の人の治療に 時間がかかると 

またまた 待合室から 文句を言いだすので

再び その爺さんのところに飛んでいき

「あの方も 主人公だけど あなたも主人公

あなたは 今 処置している患者さんのことは

一切 何も気にしなくていいですよ!

なので なんでも 僕に言いたいことがあれば 

何でも 僕に 御遠慮なく お伝えください!」

と言って その爺さんは 耳が悪いので

大げさな オーバーリアクションをしながら

手振り身振り をしながら 僕は過去に

剣道部をしていたので 疲れていても

爺さんに僕の口の動きが 見えるように 

できるだけ ゆっくりと 大きく口を動かし

大きな声を出し 痛みの原因 今回 必要になる

治療方法を 時間をかけて丁寧に説明し

僕のできうる限り 懇切丁寧に 対応していた。。。


で 爺さんの番が来て 処置後 エアー咬み(試し咬み)で

「はい カチカチ 噛んでください!」

というと 

「痛くない でも 家に帰って 食事を取ったら 痛い!」

というので コットンに 水をひたしたり

ティッシュを水に浸し 咬ませても

「痛くない」と言うので 「これで様子を見ましょう」

といって 帰宅させるのだが

次の日 またまた 眉間に皺をよせて 怒った表情で

当院に 突っ込んでくる。。。


そして 今までに 年末と 正月明けに 2回

爺さんなりに 僕に痛みについて 詳細に

どういう状況か痛みについての症状が

細かく書かれた内容で 

激しい怒りを 僕にぶつけるような内容で

メモ紙に 細かく書いて持ってきた。。。


しばらく 来なくいて

年明けに 書かれた内容は 

{この一週間 痛くて まったく食事がとれなかった・・・

食事が まったく 楽しくない

あくびをしても 咳をしても 痛かった

TVの内容が 頭に入ってこない 楽しめない

何も楽しくない

体重が 2~3キロ 減った、、、}

などの 呪いの 読むと ゾッとするような内容・・・


昔 歯科大学生の時に

歯科大学の 図書館で 噛み合わせの微調整をした

ある中年女性が それ以降 起き上がることも

立ち上がり 歩くこともままならなくなり

それから ずっと 寝たきりになり

大阪 の歯科の先生を訴えて 裁判沙汰になった

という 論文を読んだことを思い

恐怖に震えた。。。

今 僕が思うに 悪い方のマインドコントロール

思いこみ 悪い方の プラシーボ効果

心因性 による 悪化 なのかな?

と思うが・・・

微調整で 咬み合わせ が狂い

片頭痛 や肩こり 体の不調は 

一時期的には でるかもしれないが

きっかけ としてはあるかもしれないが

全く 起き上がることができなくなり

歩くことができなくなる なんて

言われた日には さすがの僕も ビビる。。。


僕は 相手の気持ちに立ってしまうので

そんな面倒なヤバイ奴に 絡まれて 訴えられた先生の立場が

自分ごとのように 考えてしまう。。。


「もし 本当に 咬み合わせ がおかしくなって

まったく 立てない 歩けない と言うのならば

まずは 何も考えずに 口を開けて 

上下の歯が 咬まないようにして 立って歩いてみてください」

と 僕は 言ってしまう。。。


そんな恐怖を この爺さんを通して

思いだした。。。


その頃には 僕は

その爺さんに対して 心因性の病気を疑いだした。。。


昔 当院のすぐ近くに 患者さんで

上品なおばあさんが 住んでいたのだが

 

細かく 怨念のように書き込まれたメモを見て


その爺さんが 頑張って書いたであろう文章の中に

ある文字が 読みづらく

あくび が 

あわび(海にいるアワビ)に見えて 

せき が かき(海の牡蠣)に見えて

なんて書いているのか よくわからなかったので

軽い気持ちで その爺さんに正直に尋ねると

その爺さんは わなわな と震えだし 

「私をおちょくっているのか!(怒)

バカにしているのか!(怒)」

とマジ切れしてきて 怖かった。。。


そして 年末に その爺さんの怒りが

爆発してきたのか

性格のいい初診の患者さんなどが 数人

いる待合室で 皆に聞こえるように

大きな声で 嫌味を込めて

「あんたの 治療がへたくそやけん

こんなに毎日毎日 痛いんやろ!

医療ミス やろ!」

と ぶつくさと ほざいていた。。。


そのことについては 低姿勢で

「すいません 歯医者さんは 

悪いうわさ が怖いので 

他の患者さんがいる前では 

そのような悪口は 言わないでくださいね

診療室で どんな内容でも お話は聞きますからね」

と言って 処置後

「このように あなたは予約なしでも

僕は 受け入れて 毎回 なるべく待ち時間がないように

僕は あなたの治療を頑張っています

その証拠に 毎日 一応は 御納得して

御帰宅されていらっしゃるじゃないですか?」

というと 

「でも 食事をすると 毎回 必ず 咬むと激しく痛い!」

と言うので 

「だから 処置後に 水をひたしたコットンや

ティッシュを 試しに咬んでいただいているじゃないですか?」

というと 「もういい!」と言って 帰宅する。。。


僕は毎回 嫌味を込めて

「できるだけ 他の患者さんがいる前では

悪口は言わないでくださいね」

と 優しく諭す感じで へりくだって

下から お願いするのような感じで 言っても 

その爺さんは「事実を 話しているだけだ!」

と悪びれもせずに 言いやがった。。。

僕は内心 ムカッときたが 我慢した。。。


しかし 毎回毎回 しつこいので 

一度だけ 僕の怒りが大爆発し

その爺さんに 激しく怒鳴った。。。


すると 爺さんは 「帰る!!!」

といったが それを引き留めて 

僕が発してしまった暴言に対して 

丁寧に謝罪し 処置した。。。


この時の 音声動画 を 

{ 覇王純 老害 爺さん }

で 検索すると Youtubeで 聞くことができます


その後 僕も 自分の発言・行動に対して

自己嫌悪になり 反省した。。。

そのことがあったので もう来ないだろうと思ったら

それでも 来ていた。。。


それからは 僕は 『たとえ何があっても

怒らないで 冷静に対応しよう』と決めて

僕なりに 毎回 真摯に冷静に優しく対応した。。。


そして 12月30日に その爺さんに

「僕は 年末も お正月も 1月3日まで

休みなしで 朝から深夜まで ノンストップで

働いているので お痛みがあれば 

ご都合のいい時間帯に いつでも お見えになって

いただいて いいですよ」

と伝えると

「あんた 正月もずっと 朝から夜まで

働くとね! 感心やね!」

と褒めてくれた。。。


しかし 「私は 明日から しばらく来れない」

と言われた。。。


(次回に つづく・・・)


2024年2月22日

深夜 AM3時33分


気温 15.7℃  湿度62%

外は大雨


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


毎日 多種多様な患者が来院する中

どうしても上手にコミュニケーションがとれない

苦手な患者が怖い

何を考えているかわからないなど

臨床におけるコミュケーションに悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?


はじめは患者と関わることが怖い時期もありました

そんな時期に出会ったのが「心理学」でした


この「心理学」を用いて

どのように患者の行動や性格を読み取り

相手の的に合ったコミュニケーションをとっているのか

その「コツ」


患者対応に苦手意識を持っている方

臨床におけるコミュケーションに悩みを抱えている⽅

患者カウンセリングにご興味のある方



老害爺さん

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