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{第143話}大雨特別警報  作者: 健白歯
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歯の激痛で 夜間・深夜帯に当院に来院しているのに きちんと説明しても 一番 安価な治療費を選ぶ奴・・・

歯の激痛で 夜間・深夜帯に当院に来院しているのに きちんと説明しても 一番 安価な治療費を選ぶ奴・・・

前の歯医者で 無理やり 歯の神経をとられて 

歯科に対して不信感のある急患


当院に 左下6番(第一大臼歯)の歯の痛み 歯ぐきの腫れで

夜 9時15分頃に 予約なしの飛び込みで

当院に来院

夜間の部は 防犯のため

病院の玄関の鍵を閉めていたので

予約なしの急患がひょっこり 来院されたので

病院の玄関の鍵を開けて 受け入れた

40代 高校の体育の教師


僕は 夜間・深夜帯でも

やっつけ仕事ではなく

患者さんが望めば

きちんと時間をかけて

なるべく 歯科の専門用語を使わず

時間をかけて 説明する


そして 治療の内容を

数種類 きちんと提示して

それぞれの治療法の 内容

メリット・デメリット

治療法 を説明して

患者さんに 選択してもらう。。。


しかし今回の動画のように

一番 治療費の安い 内容を選択して

ご帰宅される人が 結構 多い。。。


この人も 今回

痛み止めと 抗生剤の投与・処方のみ


僕は たとえ疲れていても

急患が 歯の痛みでお見えになった場合

急患相手には

ワンオクターブ 声の音をあげて

多少 早口で説明する。。。


すると 何も治療していなくても

僕の早いしゃべりの話に

集中しなくいてはならず

そうすると 痛み から 僕の話 に

意識が集中・移動して 

結構な確率で 痛みが楽になることがある。。。

まあ 軽い催眠術。。。


あとは 白衣マジック

といって(僕は治療中 白衣を着ていない。。。)

僕から(歯医者から) なにか

治療してもらえるという期待で

治療をしていないのに

病院の門をくぐると

なぜか痛みが 和らぐ人もいる。。。


僕はなるべく 患者さんの 歯の神経や

歯を 残してあげたい

という気持ちで 毎日 頑張っている。。。


しかし当院に来る 歯科も夜間や深夜帯の

急患の層は 歯医者が怖くて

なかなか 歯医者に行けなくいて

いよいよ 悪い状態を放置し

痛みが過去にあっても 痛み止めで

なんとか ごまかしごまかし

で 本当に限界まで 放置されて

いよいよ 夜間・深夜帯に

痛み止めが効かなくなって

当院に しょうがなく

飛び込みで 来院される方が多い。。。


そういう人たちの歯は だいたいが

手の施しようもないほどの ひどい状態。。。


しかし 今回のこの人のように

歯の神経をとらなければいけないほどの

痛みで 本当に治療が必要な歯でも

僕たち 歯科医師側からとって

レントゲン写真で 虫歯が 神経まで行ってしまい

そのために激痛で その痛みを取り除くために

麻酔をして神経をとる という

正当な治療をしても あとから

{勝手に麻酔を打たれて 神経をとられた}

という認識で 逆恨みをするやばい奴が

ネット上に悪口を書いたり 

知人に悪口を言いまくるという

悪い結果になることがある。。。


ふつう 奥歯(この人は 左上6番(第一大臼歯)

{この歯の根っこは3本もある!}

麻酔をして 歯を削って

神経を除去する という治療は

歯科の中でも 結構大変な部分


この部分の難しい処置を

患者さんに処置前に説明せずに

淡々と 処置していけるとは

僕の歯科人生では 考えられない。。。


なぜかというと

当院にお見えになる 夜間・深夜帯の

患者さんは ビビり

超~~~歯科恐怖症の人が 滅茶苦茶

多く来る。。。


当院では 半年に一人は

必ずいるが 

超~~~ビビりの

歯科恐怖症の 同じあほな質問をしてくる

全員違う女の子に使う

話術がある

(すこし おどけて

怖くない 和やかな雰囲気に持っていく。。。)


麻酔を打つ前に

皆 違う人物なのに

半年に一人は

同じような質問をしてくる


例えば 深夜1時すぎに

大きな虫歯で 歯の神経をとるために

麻酔を打たなくいてはいけない状況


その時の僕の 返しの話術。。。


「じゃあ 今から 麻酔を打ちますね

リラックスしてくださいね~」


「先生! ちょっと待って!

心の準備を!

先生 ひとつ質問!

麻酔って何ですか?」


「今 こんな深夜帯に

それを聞くの?

じゃあ 心を落ち着かせて聞いてね」


わざと 耳元で

囁くように


「麻酔っていうのは 

お注射 (ハートマーク)!」


「ぎゃ~~~~

注射 嫌ぁぁぁ~~~!!!!!!」


「君が聞くけんやろう!」


「先生 もう一つ質問 いいですか?」


「何でも 遠慮なく 聞いていいよ~~~」


「注射って どこに 打つの?」


「今のこんな深夜にう

そんなこと聞くの?

あんまし アホなこと言ってたら

君の頭にお注射 打っちゃうぞぉぉぉ~~~!!!


ここはいったい何屋さん?

歯医者さんやろ?


今日 歯の痛みで こんな深夜に

君は歯医者さんが 大嫌いだけど

歯の激痛で しょうがなく

頑張って ここにお見えになったんでしょう?

お注射は 歯の痛みのある部分に

打つの 当たり前やん。。。

わかりきったことでしょう?


あんまし アホなこと言ってると

君の 鼻の穴の真ん中に

この お注射 打って

鼻の穴の真ん中に もう一か所

鼻の穴をあけて

鼻の穴 3つに してあげて

鼻から 息しやすくしちゃうぞ!!!」


そう言って マスクを外し

患者さんの目の前で 僕の鼻の穴を

大きく広げて

鼻の穴をピクピクさせる。。。」


そうした ふざけた おどけたアクション

をとると そういう 歯科治療に対して

恐怖におののいた 女の子たちは

結構 きゃっきゃっ と笑って

和やかな雰囲気になる。。。

(深夜1時過ぎ・・・)


すると ある女の子が

「先生 うち ウザイでしょう?


前に 他の歯医者で

同じ様に {怖い怖い}と 騒いでいたら

そこの院長が いきなり バッと立って 

注射器を 壁に バンと投げつけて

私を放置して 去っていったことがあるんです


すると 歯科衛生士さんが来て

{あ~ うちの院長と

合いませんでしたね・・・

あれだったら 今からの時間

####### っていう 歯医者さんが

ちょっと ここからは 遠いですけど あって

そこの院長先生は とても 優しい先生で

今からの時間でも 予約なしでも

診てくださるそうですよ}

と教えてくれたけど

その時は そういう経験をして

もっと歯医者が怖くなって 

歯は痛かったけど 我慢したんです


でも そのことを覚えていて

今日 あまりにも歯が痛くて

こんな深夜だったけど

こんな時間帯に診察しているのかなと

思って 先生の所に来たけど

今日 ここに来てよかった~

先生 面白いし 優しい!」


「え~~~ そこの歯医者の

衛生士さんが 僕のこと

優しい先生って 言って

紹介してくださったの?

うちに来たことあるのかな?


でも そこの歯医者

実を言うと 当院の

超~ 敵対する歯医者。。。


その歯医者の歯科衛生士が

君を 僕の歯科に紹介してくださったのか~

ビックリ。。。」


こんな麻酔 でも

僕は てんやわんや なのに

{まな板の鯉}状態で

治療前に 何も説明せずに

いきなり 麻酔を打って 歯をガンガン削って

リーマー という針の器材で

チマチマと 神経を しかも奥歯 3本 を

除去する ということが 可能なのか?


うちで それをすると

「ちょっと待ってください!!!」

と勝手にガバっと起き上がって

「なんで歯を削ってるんですか?」

と文句を言われるのが オチ。。。


なので 事の信ぴょう性 を確認するために

「どこの歯科医院に行かれたんですか?

そこに電話もしないし 外にこの情報は

漏れません」と質問しても

その男性は 「病院の名前は 忘れた。。。」


「じゃあ 治療の内容がだいたい

わかるんで その得意の治療費は?」

「忘れた・・・」


おそそ 1ヶ月前の 話なのに。。。


時々こういう人いる。。。

こういう奴は だいたい やばい奴。。。


まあ この人は

当院から 遠いところからお見えになっているので

よほどのことが 無い限り

また再びは当院には 来ないであろうが

きちんと 説明はする。。。


「君~ 歯の神経をとった治療は

本当は 短くて 2,3日以内

長くても 1週間以内に

痛みがなくても コツコツと

お薬交換しないと 

残る歯も 結局は 残らなくなりますよ。。。


歯医者に不信感はあるかもしれないけど

きちんと他院でも 行ったほうがいいですよ。。。」


そして治療内容を 伝えると

鎮痛剤・抗生剤 の お薬をだす

一番 安価な治療費 のみを 

あっさり ご希望。。。


理由を聞くと

今 痛みが 無くなったから。。。


僕は慌てて

「でも君 歯ぐきかなり腫れているし

明日から 雨になっていて

天気も悪くなるから 低気圧になり

余計に 歯茎 腫れるかもしれないから

噛んで痛みが 上がるんだから 

反対側の歯で お食事ができるように

噛み合わせの調整をするなり

麻酔を打ったり 歯ぐきから

膿を出す処置をしたり したほうがいいよ


今回の処置を

投薬で 終了しても痛みが

寝る前に もし ひどくなってから

また当院をご利用されると

また治療費がかかりますよ」

とお伝えしたが 

やはり 頑なに

投薬のみでいい とのこと。。。


「それでは カチカチ噛んだ時の痛みは?」

と聞くと 「50%かな?いやそれ以下かな」

当院に お見えになった時も

カチカチ噛んだ時の痛みは 50%。。。


僕は内心

「変わってないやんかぁぁぁ~~~い!!!

こいつはアホだ。。。

これでよく 学校の先生をしてるな~~~

今日 ここに 何しに来たんだ?

薬のみだけって。。。

まあ 自己責任だけど。。。

金か?

金をケチっているのか・・・」

と思ったが

僕は 説明はくどくするが

あまり追及しない。。。


なのでこういう やばそうな 非常識な人には

あと ひとつ 説明する。。。

「君 僕は深夜 3時 4時くらいまで

病院に待機しているけど

深夜に 歯が痛くて ここには来ないつもりだけど

アドバイスをもらうための目的のために

質問のみの電話は されないでくださいね」

と伝えた。。。

それでも 病院に来るつもりはないのに

あまりの痛みで 電話を 深夜に平気で

あつかましくかけてくる奴がいる。。。


僕としゃべると 処置をしなくても

痛みが楽になった という

今回の経験のもとに。。。


今回の場合

本来は 噛むと痛いというので

噛み合わせの調整

歯の根っこに溜まった膿を排出させる治療

(差し歯をはずして感染根管処置)

歯ぐきが腫れて 波動を感じるので

麻酔をして 切開排膿術

(メスで 腫れた部分を切開して 膿を出す外科処置)

をするべきだが 

無理やり ごり押し して必要な処置でも

相手が理解力がなく 納得していない状況下で

処置してしまうと

こちらは {いい治療をした!}

と自己満足していても 

帰宅後 ネットに 事実を述べずに

向こうの都合のいい内容で 悪評を書かれたり

そいつの知人に 今回のことも 

「あそこの歯医者で 無理 処置された!

夜間・深夜帯でも 高い治療費 払わされた

ボッタくられた!(怒)」

と言われる 可能性がある。。。


ここまで くどくしつこく説明しておけば

たとえ その後 投薬のみで

痛みが 激しくなり 寝れない夜を過ごしても

自分が選択したことだから

納得するだろう。。。


それでも

「夜間・深夜にやっている歯科医院に行ったが

痛みが止まらなかった 下手くそ ヤブ医者だ

こんな歯医者には 行くってはいけない」

と 自分のことは棚に上げて

逆恨み的に 書く サイコパス野郎 的な

ヤバいやつも この世の中には

結構 存在しているから

夜間・深夜帯 病院を 開けるのは

リスクがあります。。。


この 動画は Youtubeで観ることができます


{ 覇王純 歯科に対して不信感のある急患 }

で検索してみてください


2023年8月23日 PM14時01分

歯の激痛で 夜間・深夜帯に当院に来院しているのに きちんと説明しても 一番 安価な治療費を選ぶ奴・・・

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