{第162話}原価厨(げんかちゅう)
{第162話}原価厨
むかし ある患者が
歯科治療をした時 補綴物(銀歯や入れ歯)
を 入れた後 作製した 費用 (原価)を見せろ!!!
と怒鳴ってきたことがあった
『こいつ 原価厨 やな!!!』
と思った
治療後 診療明細書を発行して
患者に渡すと 受付前で その内容を
じっ~~~ と見つめて
眉間にしわを寄せながら
「これなんですか? この内容はどういうことですか?
なぜ こんなに治療費が高いのですか?」
と聞いてくる奴もいる
丁寧に答えても ほとんどそういう人は
納得して無い顔をして 文句を言って帰っていく
例えば めちゃ難しい
埋まって真横に生えている親知らずの抜歯で
当院では抜けない症例で
その患者さんに
「当院では抜歯できないので
大学病院の口腔外科に紹介状を書きますね」と許可を得て
頑張って書いて 封筒に入れ その患者に渡し
治療を終え 明細書を渡すと
その内容を見て 「え!?紹介状を書いてもらうと
お金がかかるんですか? なら 紹介状はいりません」
と言われたことがある。。。
「すいません
紹介状に お金がかかる旨はお伝えしていませんでしたが
きちんと あなたに 確認して この大学病院への
紹介状を書いたので
あなたにはもう 支払う必要がありますよ
この紹介状のお金は 千円代 ですよ
でもこの紹介状を拒否して 持たずに
いきなり大学病院に行くと
5千円 くらい 別途 支払わなくちゃいけなくて
大学病院で 親知らずを抜歯した後の
治療費が この紹介状が無いと
もっと お高くなりますよ」
と言っても信じてくれず その紹介状は
破棄して お金はもらえなかったことがあった。。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世の中舐めすぎ!原価厨は世の中から消えて欲しい!
そう思うのは僕だけでしょうか?
最近過剰な原価厨増えていませんか?
ハッキリ言って、頭の悪い世の中舐め腐ってる原価厨は
この世から消えてほしいとさえ思っています!
原価厨とは?
原価厨って何?って思う人もいるかと思います。
原価厨とは商材・サービスを金銭と引き換えに取引する経済活動において、「その商材・サービスの提示価格に対し原価が幾らであるのか」という部分に強く拘り、あまつさえ彼らの言う原価なるものが提示価格とかけ離れたものであった場合は事業者への非難すら行う者達を揶揄した言葉である。
原価厨の特徴
原価厨とは商材の小売値やサービス業の料金など主として三次産業の商品価格に対し、原価なる価格を比較に持ち出して商品価格が高い安いを一方的に、かつ自身の想像を交えて決め付けを行う者達である。
この際の基準は様々であり、例として「飲食業界の原価率は35%が基本」故に「それ以上だと薄利多売ではあるが利用者の財布に優しく、それ以下だとぼったくりである」など。 また、この原価率は商品ごとに異なることが多く「飲み屋だとサワーが元手が一番かからずビールは儲からない。故にビールの方が得」などという結論を導いたりする。 この際同程度の量でビールが400円でサワーが300円であっても関係が無く、店側が大きく儲けることは自分がそれだけ損していると考える。
また35%であれそれ以上であれ、商品価値に対し事業者の利益分を払いたくないと思えば全て損であると考える種類の原価厨もいる。 これは自炊厨(料理)、自作厨(PC,家具などあまり使われない言葉)を兼ねていると考えられ、その経験から原価云々を述べている者もいる。
節約術を逸脱したこのような他者の経済活動における利益の否定のみに原価を使用する者は、嫌儲思想の発現の一端として原価厨行動が現れている可能性がある。
またこれまで用いてきた“原価なる”という言い回しだが、これには二つの理由がある。
一つはその者の言う原価がその業界での従業時の経験に基づく信憑性のある数値なのか、単なる憶測なのか、あるいはスーパーなどで自身が買ってきて自炊するときにかかる費用を述べているのか分からないこと
もう一つは、そもそも原価という言葉と原材料費あるいは仕入原価を混同した発言である場合があり、何を言っているのか分からないこと
これらのことから、“原価厨は正しくない原価で話をしている” ことや “原価厨は原価の意味を間違えている” こともあると念頭に入れておいて欲しいためこのような表現を用いた
原価の意味についてはその項で簡単に説明する。
以上原価厨と呼ばれる者の特徴を一部示したが、本来商品の満足度は個々人によって異なり特にサービス業においてはそれは顕著であると言える。
外食産業、弁当販売など飲食サービス業における商品に対して原価がどうであれ、それを利用している人の多くは質の満足と時間的余裕、労力の節約などを求めている場合が多い。 翻って自炊にて同等の物以上を望む場合、道具と環境を整える設備投資、食材を買い込む仕入原価、そしてそれらの調達と調理に掛かる時間と労力というものを代わりに支払わねばならない。 また、質を求めるならば経験の蓄積や調理法の研究などにも時間と労力が必要となり、その上で飲食店以上の質が得られるかは別の話である。 それら一連の行動そのものを趣味として楽しむことが出来るのであれば言うことは無いが、仕事で十分な収入があり別の趣味に時間を使いたい場合の自炊の放棄は専業主婦でも無い限り誰に責められるものでもない。
自作PC等も出来る人は良いが、技能が無い自身が無い、困ったときの対処が分からない人に薦めるのは酷である。メモリに静電気が!!!
一方、あくまで原価厨が厨房呼ばわりされる最大の理由が「原価を気にしていない人」や「仲間内や恋人同士などで楽しく外食をしている時」に原価についてしつこく言及することである。 また上記の様に技能が無いことを自覚している人や別のことに時間を使いたい人に自炊や自作を薦めることなど、“ウザイ”と思われる行動をとることもまた原価厨呼ばわりされても致し方無い。
翻ってこれらの行動を慎み、自身の信じる損得の感覚を自分の趣味と実益を兼ねた方法で満足させる生き方をする分には全く問題は無い。
なお原価厨という言葉が存在しているように、このようなインターネット上での発言を非常に不快に思う人が多く、それ故に慎むべきと記述してきた。 しかしまた、原価厨を執拗に攻撃することもその場を荒らす行為となることが多く、ましてやニコニコ動画で料理動画などを挙げている人が費用を公表したり動画内で自炊を推奨した程度でこの言葉を用いて攻撃するのは筋違いである。
特徴っていうか、こんなのがいるのがやばいよねww
原価厨は病気
原価厨は本当に病気だと思う。
だってさ、商売というより、人が生きていく上で利益乗せなかったらどうやって生活していくの?
なにもみんなボランティアでやってるわけじゃないんだよ!
原価の他にいろいろなお金がかかっている
利益が少し多いからって、ぼったくりっていう発想がそもそもおかしい!
原価厨は名前の通り原価を過剰に気にする傾向にあるけど、そこには人件費や家賃や土地代、電気水道ガスなどの光熱費、広告費などいろいろかかってるわけだよ!
原価厨の例
ハンナさんの話はこうだ。金欠だった彼女が、友人と入ったカフェにて “1杯のお湯” と “1枚のレモンスライス” を注文したところ、2ポンド(約330円)の請求を受けたのだとか。
・ハンナさん「高すぎ!」と激怒
もっと安いと思っていた彼女は、この料金にビックリ。ウェイターに「なぜ、ただの水がこんなに高いのか」と文句を言うと、「レモンスライス1枚のコストを知っているか?」と
“失礼な態度” で質問を返され「レモンスライス1枚は、1人分のお茶と同じ(2ポンド)」だとの回答があったそうだ。
ちなみに、友人が頼んだチョコレートケーキは1.9ポンド(約315円)だったそう。ハンナさんは店の料金設定とウェイターの態度に怒り心頭で、投稿は「もう二度と行かないし、
友人にも家族にも行かないように言ってまわる」と、締めくくられていた。
・店長はどう反論したのだろう?
すると『 Bennet’s Cafe & Bistro』の店長が、同サイト上でハンナさんの投稿に返答。「 “ぼったくり” だと感じられたことを、残念に思います」と書いた上で、「あなたがカフェに入ると、
ウェイターが席に案内し、メニューを渡しますね。オーダーが決まるのを待って、注文を受け……」と、ハンナさんを接客したウェイターの仕事を1つ1つ列挙していったというのだ。
・家賃や光熱費、人件費だってかかるのだ
そして、店長の説明は、以下のようにお金の話にうつっていく。
「お店を経営する上で、家賃、光熱費、銀行手数料などの諸経費がかかります。1時間あたり27.5ポンド(約4600円)ほどでしょうか。そして、人件費だってかかります。
従業員には、1人の人間がまっとうな暮らしを営めるだけの給料を支払わなければいけません。有給休暇、保険料、オープン、クローズ作業なども含めて、人件費は1時間12.5ポンド(約2000円)ほどです」
計算すると、店を運営するには1時間で40ポンド(約6600円)、1分間で67ペンス(約110円)の費用がかかることになり、付加価値税を加えたハンナさんへの2~3分間の接客には、
1.6ポンド~2.4ポンド(約260~390円)必要なことが判明したのだった。
これはやばいww
こんなのばっかになったら本当に世界が滅ぶwww
ぼったくられると思うなら初めから利用するな
ラーメンが1杯800円に対して原価が〜とか言ってぼったくられてるみたいな事言ってるなら、ラーメンだけに関わらず、そういうこと言う奴はサービスを最初から利用するなよ!笑
利益を乗せるのは当然なのに、ぼったくりだーみたいな発想があるんだけど、そういう奴はまじサービス利用すんな!!
迷惑!!
自分で小麦から栽培して麺作って茹でてお家で作ってろよ!
WEB制作でも原価厨はいる
たまにいるのが、ドメインやサーバー代に対する原価厨。
自社でドメインやサーバーの取得手続き・設定代行を行う事があるのですが、代行とはっきり述べている以上、ドメイン代+代行手数料をいただいているわけです。
なのに、ドメイン代って調べたら◯◯円って書いてあるんですけど、何で代行の料金はドメイン代に比べて高いんですか?って本気で聞いてきて払いたくないというような人がいる。。。
それでいて、代行のサービス内容をしっかりと説明して、もしサービスにご納得いただけないようでしたらご自身でドメインやサーバーを取得することをおすすめしますって言うと、大概できないからやってほしいって言われる。。。
おいおいまじかよ!!って笑
自分ではできないけど、お金も極力払いたくないって、そんなの通らないよ!ww
それって美味しいラーメンを、自分では作ることはできないから作ってくれたのを食べたいけど、800円も払えません!原価を考えると◯◯円くらいだから原価でやってくれませんか?って言ってるのと同じだよ!?
普通に身の回りに代行手数料ってたくさんあるよね?
車検だってそうだしさ、代行業の類は原価厨にとって全て悪になってしまうww
普通に考えて、人として、あり得ないよね??w
原価厨にしたら当たり前なのかもしれないけど。。。
原価厨に対しての新しい提案
他にも原価厨に対して言いたいことは沢山あるんですが、まじで書ききれません笑
そこで原価厨の方に新しい提案を思いつきました。
おそらくそこまで原価を気にするという事は、極力お金をかけたくないという意志が強いのだと思います。
なので、極力お金をかけない生活を得られる環境を提供しようと考えました。
実は密かに自分が進めていたプロジェクトで、海上コンテナを使って店舗や住宅を作るサービスというのがあるのですが、準備が整いまもなく事業としてスタートできる時が来ました。
コンテナハウス事業については、また機会がある時に詳しく記事に書かせていただきますので、ここでは割愛させていただきます。
簡単に説明しますと、海上コンテナを用いると、一般の住宅より価格を抑えた、頑丈な建物を建てることができます。
大きさにもよりますが、100万円以下で作ることも可能です。
アメリカやヨーロッパでは多いですが、日本でもコンテナハウスが増えてきて、最近だと小さな家の意を表すタイニーハウスが流行ってきました。
そこで原価厨のような方向けに、コンテナで作ったタイニーハウスを安価で提供できないかと思いつきました。
トイレはカセットタイプの水を使わないトイレで、オフグリッドシステムを採用したソーラーパネルにより電気を蓄電して使用します。
雨水を貯めるタンクとかもあったら最高だね。
原価村みたいな木札も立てたり。
おまけに同じ敷地内に畑なんかつけちゃったりして、野菜や小麦を栽培して完全自給自足ができるようにしたら喜んでいただけるかと。
ほとんどを自分で生み出す、原価厨の方にはぴったりの無駄の無いライフスタイルを提供できると思います。
原価厨の方でも買えるような価格を頑張ります。
まずは帰ったらパパやママに相談
原価厨の方は、一度パパやママがどのような仕事をしていて、どのようにお金を得ているか聞いたほうが良いと思います。
自分も1歳の娘がいるから思うけど、小さなうちからお金のことや経済のことなどいろいろ教えてあげたいです。
大学に行かせるとかより大事なことだと思う。
何はともあれ、まずは家に帰ったらパパやママに話しを聞いてみよう!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
焼肉、牛丼、居酒屋チェーン
関係者が明かす主力メニューの原価
安くて満足の外食チェーン。「こんなに安くてどうやって儲けを出しているのだろう?」と疑問に思う人もいるかもしれない。いくら安価なメニューでも必ず店側の“儲けのカラクリ”は存在する。
例えば、焼肉チェーンと高級焼肉店の大きな違いは牛の種類。「ブランド和牛が中心の高級店に対し、チェーンは輸入牛をメインに提供している。ブランド和牛のA5ロースは100グラム1000円が仕入れ相場だが、輸入牛は180円。1人前500円台で提供しても十分に利益が出る」(流通関係者)
「とりあえず」と頼むことが多い牛タン塩は、輸入肉で1キログラム2000~3000円が仕入れ値。1人前(80~100グラム)の原価はおよそ200~300円だ。定番メニューのカルビ、ロース、ハラミのほうが安く仕入れられる。1人前あたりの原価は200円以下だ。
肉よりもはるかに利益率が高いのがサイドメニュー。キムチの仕入れ値は1キログラム約500円。1人前(約100グラム)の原価は約50円となる。サンチュは1枚あたり約10円。
大手チェーンでは90分3000円前後の食べ放題コースもあるが、「若い男性でも500~600グラムが限界で、原価で1000円程度」(焼肉店オーナー)だという。よほどの大食漢でない限り、お店側を“原価割れ”に追い込むことはできない設定だ。
大手牛丼チェーンは提供価格に差があるが、「これは使う牛のショートプレート(脂身の多いバラ肉)の品質の違いによるもの」(輸入業者)だとみられている。
1杯400円足らずの牛丼は、米国産のショートプレートを使用。1杯あたりのコストは肉(約150円)、玉ねぎ(約10円)、タレ(約30円)、ご飯(約50円)で約240円。薄利多売が前提となる商品だ。
客単価を上げるため、鰻丼など高額商品が登場したが、「近年は中国産うなぎも高騰。鰻丼1杯の原価は500円以上で利幅は薄くなった」(牛丼店店長)という。ドリンクバーのような専用機械がある味噌汁は1杯10円以下と低コスト。
居酒屋では「理想的な客単価は3000~3500円」(チェーン居酒屋店長)とされるが、刺身などの生ものは原価率が50%を超えるケースもあり、店側にとっては扱いにくい商品だという。
大手のチェーン居酒屋は大量に食材を仕入れ、セントラルキッチンで調理。冷凍や真空パックになったものを、店舗で再調理、盛り付ける。原価は枝豆(100グラム)が35円、ポテトフライ(150グラム)が45円程度。漬物(4種盛り)は80円ほどだ。
人気の縞ホッケはロシア産なら原価200円ほどで、日本近海で獲れる真ホッケの半額に抑えられる。安価だが味はよく、店側も比較的リーズナブルな価格で提供している。
チェーン店が宴会コース料理に力を入れるのは、「原価の安い揚げ物や満腹感のある鍋、ご飯ものを組み込むことで確実に採算が取れる」(前出・店長)理由があるからだ。店側に“主導権”があるコースより、自分好みの一品料理を注文したほうがコスパも満足度も高そうだ。
安くて満足の「焼肉」「牛丼」「居酒屋」の原価は?
定価 → 原価
(炭火焼肉)
牛タン塩 800 250
カルビ 500 100
ロース 600 180
ハラミ 550 150
キムチ 400 50
サンチュ(10枚) 500 100
(牛丼)
牛丼 350 240
鰻丼 800 520
味噌汁 70 10
(居酒屋チェーン)
枝豆 300 35
漬物 400 80
ポテトフライ 300 45
だし巻き卵 400 40
縞ホッケ 700 200
鶏唐揚げ 500 100
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
100円の製品を一つ作るには
原材料費
製造費
人件費
光熱費
輸入費用
運送費
パッケージ費など
さまざまなコストがかかる
もちろん
工場建設費や土地取得費用
設備維持費
金融コストなど
長期的なコストも強いられる
そして
現在そのコストの大半が上昇している
{第162話}原価厨