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異世界でもふっと婚活  作者: NAGI
第三章 聖領編
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永珠の実を採集しよう

湖水竜と対峙した二人の反応は見ものだった。川の中から、青い鱗の光る鎌首を持ち上げ、その大きな巨体を晒した湖水竜の姿は圧巻この上ない。

これで二度目の私でもそうなのだから、初対面の二人には強烈な印象を与えたに違いない。

案の定、ひたすらハイテンションのイサークと耳と尾を逆立てたまま硬直してしまったヴァンと。

二人とも両極端過ぎる。もう少し、普通でいようよ。

「そんなことが出来るのはあなただけです!」

ヴァンから叱られた。何故に?

「ええと、こちら湖水竜の水漣さんです」

気を取り直して二人に紹介した。

《ふん。水漣でよい》

あ、そうですか。

「ふわあああ。綺麗だねえ。お話通りだ」

イサークが子供みたいに目をキラキラさせている。

「はじめまして〜。僕、イサークって言います。冒険者です」

《なんと!そなたが今のギルド長なのか?》

この男が?と、疑ったようで大角鹿系獣人であるイサークを上から眺める。

「いえいえ、違います。僕はしがない採集が専門のギルドの構成員です」

《なにっ!では、永珠の実を盗みに入ったのか!》

水漣の体から怒気のようなものがぶわっと立ち上がった。

それに当てられたのか獣人の二人が総毛立つ。彼らは感覚が鋭いから、人族の私なんかよりずっと強く湖水竜の放った怒気を受け止めているのだろう。

イサークの大きな体に似合わない小さな尾っぽがブルブルと震えている。

対して神殿騎士であるヴァンは流石だった。

「どうか、お怒りをお静め下さい。確かに彼は永珠の実を勝手に採集しましたが、決して私利私欲のために行ったのではありません」

大きなイサークをその背に庇うようにヴァンが湖水竜の前に立った。

《では、どういうつもりだったと?そやつが我が棲み家をさ迷っているのは知っていたが、放置していたのは貴重な実を採らせるためではない!》

「彼がここに留まっていたのはあなたを捜すためです」

《なに?》

「湖水竜への道が数代前のギルド長によって次代に継承される前に途切れてしまい、あなたを心配したニーニャがここにいるイサークに道を再び繋げるよう頼んだのです」

《ニーニャが…》

ふしゅうと怒気が萎んでいった。

「はい。彼が永珠の実を採集出来たのは幸運でした。ですが、その実は洞窟という特異な環境にいる自身の健康を補うためと怪我をしたものを癒すのが目的で、決して私欲が目的ではありません。私もまた、彼によってもたらされた永珠の実で癒されたのですから」

「え?ヴァン、怪我したの?大丈夫?」

全然平気そうだったから、気が付かなかった。そう言えば、足をくじいたとか何とか聞いた気がする。

「少々足を痛めたのです。すっかりとは言い難いですが、ほとんど元通りですから、安心して下さい」

ホントに?ホントに大丈夫?ヴァンってば、やせ我慢しちゃうから心配だよ。

腕をグイグイと引っ張っる私にヴァンが困った顔をする。

「ちょ、今はそんな場合では…」

どこだ。他にも怪我をしているんじゃないの?ここか!

思わず、むんずと黒くて長い、ふさふさとした狼のしっぽを掴んだ。

「わーっ!ど、どこを触ってるんだ!」

あ、やば。しっぽはタブーだったね。失敗、失敗。

最近、と言うか、トールのしっぽお触り禁止令がソールによって発令され、私は大分欲求不満だったようだ。

《わっはっはっはっ!そなたらは何をやっているのだ》

湖水竜が哄笑している。人間だったら腹を抱えて笑っている、と言ったところか?尾っぽでばっしゃばっしゃと川面を叩きつけている。

あれ?もしかして、笑い上戸なの?

湖水竜に気を取られた私から、しっぽを取り戻したヴァンがさっと離れる。

えー。そこまで警戒しなくてもよくない?ほんの出来心なのに…。

《本当にお主はキーラによく似ているな!あれも悪戯が過ぎて、困った娘であった》

ご先祖様がいたずら好きって情報、子孫としては微妙なんだけど、楽しそうで結構なことだ。

こうして湖水竜と打ち解けた?二人を交えて、今後の相談をする。

「先ずは皆と合流、それでいいんじゃないの?」

「そうだけど〜。折角、水漣様が永珠の実の採集を許可して下さったのだから、幾つか持っていきたい」

とは、イサークの言。

彼の魔法スキルで採集と保存が可能なんだそう。まあ、外で待っているソールが狂喜乱舞するだろうから、持って帰ることに否やはない。

《うむ。ちょうど実を付ける時期ではあるし、持っていくがいい》

気前がいいね〜。伝説の薬草が手に入るのだから、もちろん、大歓迎なのだけど。

《この辺りにも生息しているが、我の棲み家のものが一番だとあやつは言っていた。これから行ってみるか?》

棲み家?ここがそうではないの?

《我の棲み家は、ここよりもっと深い深層部分にある地底湖だ》

あー、何か嫌な予感がする。ダンジョンの地底湖って魔獣の宝庫みたいな…。

《我は気にならんが、そなたら人には少々難儀な奴がいるな》

やっぱりー!簡単には手に入らないんだ!

《そうしょげるな。死にはせん》

「死にはせんって…。歴代のギルド長はどうしてたの?」

《うむ。我の棲み家に辿り着くためには、必ずや通る道筋故、あれに勝てんようでは話にならんぞ?》

って言うか、水漣が始末する訳にはいかないの?

《永珠の実の群生地には我は入れん。大きすぎるのだ。これまでも外から来る者は、全てそこを通って我の元へと来た。そなたの声を聞いて、このように我自らが出てくるなど本来ありえんのだ》

そうなの?てか、私の声ってそんなに大きかったのかな?確かに祈りはしたけど。

《うーむ。魔力の強い者であれば、聞こえると思うぞ?おそらく、世界中に響いているのではないか?》

嫌ー!私ってば恥ずかし過ぎる。ま、まさかリヒトさんやレキにも(呼び捨て)?

悶絶してしまいたい。

「それほど強力な魔獣であれば、仲間を呼びたいのですが、いかかでしよう?」

え?私の悶絶がまさかのスルー?まあ、いいけどさ。

《あまり大人数で来られるのは困る。我の棲み家は常に清浄に保たれねば、採集する前に実が腐ってしまうぞ?》

それは困る。少数精鋭でいこう。


それで呼ばれたのが、セーランとラベル。カイルにクレイの四人だった。いや、違うな。彼らは自力で辿り着いたのだ。

私が川の中へと引きずり込まれ、残された面々は一時、パニックに陥った。巫女姫を死なせるなど、守護騎士にとって切腹?ものらしい。

カイルの声も届かないくらいの恐慌状態を治めたのは、何とセイラだった。

《ナツキは死んでないよ?》

触手に絡め取られた際、セイラの入った鞄が衝撃で飛んでいったらしい。話を聞くまで、セイラの存在はすっぱ抜けており、私も関知していなかったのだが。

川に落ちることなく、カナンの鍵爪に引っかかっていたとのこと。ミラクルだね!

《心配しなくても呼ばれたら行くし》

ふわあとアクビしながら言われたそうで(躾がなってなくてすいません)、残された一行は、一先ず落ち着きを取り戻した。

それからしばらくして、カナンの様子がおかしくなって、勝手に一人で飛んで行くので待機組を残して、この四人が来た…と言うのが真相だ。

何でも湖水竜がわざと結界を緩めた結果、愛しい主人であるヴァンの匂いをカナンが嗅ぎとってきたのだそうだ。愛だね。

グルグルグルと喉を鳴らし、ヴァンの体に大きな体を擦り付けて再会を喜んでいる。そっとしておこう。

「おお!湖水竜だ!本当にいたんだな!」

クレイさんは平常運転だ。

「火竜殿とは見た目が違いますね」

ビクビクしているのはラベルだ。茶色いしっぽが丸まっている。

セーランは…、うん。いつも通り、無表情だね!

「何とも竜とは美しいものだな…」

と、素直な感動を表すカイル。

竜を見るだけなのに、皆の個性が溢れているね。

《まあ、このくらいの人数ならば、よかろう》

こうして、地底湖行きのメンバーが決まった。

「うう。子供達に会いたかった」

そう言って、嘆くのはイサークだ。双子は、子供を連れて行くのはちょっとと、待機組の騎士達に預けられたのだそうだ。

イサークも同行する。大きな角と体躯を持つ見た目に反して、それほど強くはないらしいが肝心要の採集要員だ。

「うーん。メンバー的にはベストなのかな?」

獣人と翼人、そして、人。魔法に長けた者が欠けてしまったのが不安要素ではあるが、火力は問題ないと思う。

クレイさんとか、戦力的には十分だ。

私だって戦っちゃうぞ!このメンバーで私が強力な光魔法を持っているのを知らないのはカイルとクレイさんだが、守護騎士であるカイルはもちろん問題ない。

クレイさんは…、この人も問題ないだろう。冒険者ギルドとは、この先も親密にやっていきたいと思っているし、クレイさんは秘密を守る人だと思う。歴代のギルド長が湖水竜の棲み家を黙秘してきたのと同じようにね。

だから、私もいざとなったらやるよ!任せておいて!

「いえ、あなたは後方で待機しておいて下さい」

そう言って、ヴァンから肩を叩かれた。

何故に!?

「そうですね。その方が無難でしょう」

とはセーラン。ラベルが後ろで頷いている。

「私も同意見です」

カイルまで!え?そんなに付き合いないのにどうして?

「あなたが動くと周りが被害を被るのですよ」

ヴァンってば、ひどい!


私達は水漣の案内のもと、深層にある地底湖へと辿り着いた。もちろん、その間、魔獣はもちろん出て来たが、水漣によって瞬殺されていた。南無。

ダンジョンの底は見たこともない光景が広がっていた。静かな水面の下は透き通った水で深すぎて水底まで見通すことが出来ないが、どこまでも澄んでいる。地底湖の周りにはまるでオブジェのように点在する水晶がキラキラと輝いている。

《我の体は不浄なものを受け付けんから、あまり人間に踏み込んでもらいたくないのだ》

湖水竜は強い。強さは本物なのだが、穢れを嫌う竜であるらしい。確かにここには不純物など全くと言っていいほど見当たらない。強いて言えば、私達、人間くらいだ。

湖の水は清らかすぎて逆に魚や水生植物などが育たないようだ。

《ここにも魔獣はいるが、あれらに思考などない。ただ、喰いたい壊したいと言う欲求があるだけだ》

ああ、そうか。水連は寂しいのか。自分しかいない、この場所で長い間一人きりでいるのだから。だからこそ、冒険者の来訪は彼のちょっとした慰めであり、気晴らしとなっていたに違いない。

少しだけしんみりする。

《そら、あの奥に永珠の実の群生地がある。気を付けて行け》

「ありがとう。ちょっと行ってくるね」

私達は湖水竜と霊体のニーニャを残して、彼が教えてくれた先へと進む。ニーニャがいれば、少しは寂しくないよね?

《ニオー!》

ニーニャが久しぶりに会った仲間?の頭に乗っかって戯れている。長い竜の髭に興味津々だ。

火竜のルウちゃんは西洋風の大きな翼を持つ竜で水漣は東洋風の長い体を持つ竜である。翼はない。

あれだな。神○みたいなヤツ。手に丸い玉を持って欲しい。

地底湖も見事だったがこちらもまた、幻想的な光景だった。私は初めて目にする永珠の実の美しさに目を見張る。それは皆も一緒だった。

長い葉の部分は朝露に濡れたように輝いて、幾重にも重なった葉の間にまるで宝石のような実が実っている。

葉っぱの花びらの真ん中にある花芯のようなのが実で一般的な花のように茎などない。

大輪の花がそのまま花開いていると言う感じだ。

「まるで花の絨毯だね」

決して広くない場所に足の踏み場もないほど敷き詰められた永珠の実は大輪の花のように咲き誇っている。

葉の部分はアロエの中身のように半透明でうっすらと緑色。実の部分は虹色である。

「我々の見ていたのとは大違いだ」

「ホントだね〜。大きさもそうだけど、色合いも全然違ってる」

ヴァンとイサークの二人は別の場所で見たことがあったのに、同じくらい感動している。

そんな幻想的な雰囲気をぶち壊すかのように魔獣が現れた。

あれって、ラフレシアだよね?

地球にあった最大の花、そして、悪臭を放つラフレシア。こちらはもっと醜悪だ。根の部分は地中に埋まっているのではなく、地表をウネウネと蠢いている。花の部分はどす黒い紫、その中心に大きな唇と尖った歯が見える。しかも、茎の部分に女性のような胸がある…。

何なの?植物なの?人間なの?しかも…。

「くさっ!こいつ、臭っ!」

公害レベルの悪臭を放つ。いや、ここって清浄に保たれなければならない場所だよね?臭いですよ!

獣人達が鼻を押さえて、軒並み悶絶している。

「我々には悪臭ですが、植物には無害なのでしょう」

カイルが冷静だ。ってか、そのマスクどこから持って来たの?

セーランからすっと布切れを差し出された。

ナイス、アシスト!私はそれで鼻を覆った。

「セーランは大丈夫なの?」

彼は何も付けていないのに無表情である。

「翼人は匂いを気にしませんから」

まさかの翼人あるある?

でも、これで準備万端だ!植物もどきなのだから、火に弱いはず。いくよ、皆!

《ええ?殺しちゃうの?》

フォンと羽音を立て、セイラが飛び出す。

「あんなの、百害あって一利なしでしょ!」

《面白いから、とっておこうよ〜》

とっておくって、あんた…。

セイラがラフレシアのオバケに向かって、小さな手をかざした。

すると、それは活動を止め、植物のように地面に固定された。それも何体も。

《わあ!面白〜い》

キャッキャと喜ぶ妖精とラフレシアお化け。シュールだ。

てか、私の見せ場が!どうしてくれるのよ!

薔薇姫は妖精の女王様であらゆる植物を管理する。このラフレシアお化けはもちろん、永珠の実すら。

《管理するのに仲間を呼んであげたよ〜。これで大丈夫!》

妖精の森から数人が貴重な永珠の実を管理するために呼ばれて来た。何故か、ぽっちゃりさんが多いな…。

《薔薇姫様がいらっしゃるから栄養豊富なのですよ〜》

《なので太っちゃって》

あんたは、もっとスリムだったよね?エリーの妖精であるフロウとどっこいどっこいだよ。

《元々、我々はぽっちゃりが多いですよ?》

《ねー!》

そこかしこブンブンと飛び回っているのに、カロリーはさほど消費しないのか。

《この者らがここに住まうのか?》

水漣が問う。

「あー、そうみたい。お邪魔じゃない?うるさいし」

《む。構わない。これほど小さければ、気にもならん》

そう言いながら、嬉しそうだ。彼らはおしゃべり出来るし、妖精も魔力の高い竜の側を好む。お互いに都合がいい。

「それならいいけど。ね、こんなにもらってもいいの?」

私達は幾つもの永珠の実を手にしていた。籠なんてないから適当に包んでいる。もちろん、乱獲した訳ではない。適度な量ではある。

《妖精が管理してくれるなら、この先も豊かな実りを迎えるだろう。それくらいなら構わん》

湖水竜の棲み家に辿り着くまでが大変なので、頻繁には訪れることは出来ない。せいぜい一年に一度くらいだろう。

《来年もまた来るがいい。新たな実が実っていることだろう》

湖水竜の寛大な言葉に全員で頭を下げる。

「ありがとう。また、来るね」

《うむ。そなたは面白い。我も楽しみだ》

うん?それは誉めてるのかな?貶しているのかな?


永珠の実の群生地を抜けた先に、地表へ通じる抜け道があるとのこと。遥か昔、スーシア様によって繋げられたものらしい。一体、どうやったんだ。ちょっとした謎だ。

私達は固定化されたラフレシアお化けの並木道を通り抜け、抜け道へと向かう。

ホント、これのどこが面白いって言うんだろう。妖精の好みは理解不能だ。

「あなた達も水漣と仲良くね。ここの管理は任せたわよ。無理しない範囲で頑張って!」

《よろしくね〜》

私と薔薇姫から激励を受けた妖精達が見送ってくれる。

《お任せください》

《お休みしに時々は森に帰ります〜》

うん。適度に休んでちょうだい。まあ、ダイエットがてら、ここの暮らしをしてみるのもいいかも?

地上への抜け道は何十年も通る者がなかったせいか、結構、傷んでいるようだ。魔獣は出ないが、長い距離をひたすら歩くので結構ハードだ。騎獣に乗るスペースはない。

体力勝負だね。もしかして、スーシア様は冒険者並みの体力の持ち主だったのかも知れない。

ゼイゼイ、ハアハアと休みつつ、黙々と歩くこと数時間。

遂に地上へと到達した。

やったー!出たよー!両手を上げ、達成感を味わう。

それもほんのつかの間のことだった。

「え?どうしたの、これ?」

目前には数百と言う、騎士達がひしめき合っていた。どうやら神殿の騎士達のようだ。

戦争でも始まるのか?いぶかしむ一行に騎士らが気付いたようだ。ざわめきが起こる。

すると、騎士の群れが左右に分かれた。その間から威風堂々とした屈強な騎士が一人歩み寄ってくる。

騎士団長だ。

「あのう。どうして騎士団長である、あなたがここに?」

私が代表して尋ねた。

ヴァン以下、神殿騎士達が膝を着く。クレイさんは面白そうに成り行きを見守っている。

神殿の騎士を束ねる騎士団の長であるセルゲイが口を開いた。

「あなたの助けを求める声を聞いたヒルダ様が我々に救出に向かうようにご命令されたからです。

でも、必要はなかったようですな。しごく、お元気そうだ」

はあーん!ヒルダさーん!ありがたいけど、困るー!














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