題1部 異世界?行くぜ 8
よろしくお願いいたします。
8話 生活魔法と白い虎猫亭
商業ギルドでくるくる回る調理器具の説明したあと、市場に向かう。
市場でワインと酢に砂糖・塩・トマト・ニンニク・セロリ・オレンジ・レモン・牛乳・卵・小麦粉・木苺のジャム・桃・すり鉢・すりこぎ・濾しザル・料理用の布・空瓶を何個か買う。1万7千ゴールドなり!
そうだ!もう一度商業ギルドへ!
「ミリーさん!」
「どうしたんですか?リョウマ様?」
「ミリーさんとお話がしたくて!」
きょとん顔から赤面したミリーは、おろおろとしはじめた。
「生活魔法とか水魔法ってどうやって覚えるの?」
「あ・あーっ、そう言うことだったんですね、そうですねそうですよね。
別にあたしに魅力なんて・・・。」
「ミリーさーん!目の色消えてるよー。
こっちに帰ってきて~。」
「こほん!まず水魔法と生活魔法なら私も使えますのでお見せできますが、生活魔法と言うのは魔法の括りであって水魔法のウォーターも生活魔法なんです。
要は生活に使う魔法と言うことですね。」
で水系ならウォーター(水)・火系ならドライ(乾燥)・浄化系ならディシィンフェクション(消毒・無害化)等々。
凌馬は目をキラキラさせる。
「ミリーさん・・・凄い!
それできるんですね!!」
リョウマの熱い視線と子供のような好奇心に少しやられたミリーは得意気に
「リョウマ様には特別ですよ♪」
といい、目の前でコップにウォーターを唱えると、コップの中に水が溜まりだす。
次にその水を飲んでドライをかけるとコップが乾く。
で、コップにインクを足らしてまた水を入れディシィンフェクションを唱えると透明な水になる。
この水は殺菌されて鉱物的なものも中和抽出されるそうで飲めるらしい。
そしてアイス(氷)を唱えると小粒の氷がコップの水に浮かぶ。
凌馬はその水を飲んでみると美味しい!と言った。
ミリーはそれを見てなんか少し恥ずかしかった。
(私の出した汚してきれいにして冷たくしたのを(水)美味しいなんて)
ちょっとおかしい子だった。
「魔法ってコツ有りますか?」
「イメージも大きいですね!
体内の魔力や空気中の魔素にイメージで働きかけるんですよ。
こう、水ー!て感じです、あ・少し出ちゃった。」
ミリーは慌ててドライをかける。
凌馬は空にしたコップにアイス・ウォーター、インクを足らしてディシィンフェクション・ドライでコップの水を乾かす。
へっ?ミリー・きょとん来襲!
「リョウマ様?私をからかったのですか?」
少し怒気めいた表情だったが、今見て覚えたんだよ?ミリーさん教えが上手いんだよ。と言われ呆気にとられる。
「洗浄とエイジングって魔法あるのかなぁ?
あと飲み物暖めるホットとか?あっ!
ミリーさんお仕事中にすいませんでした。
今から帰って生活魔法作ってみます!」
商業ギルドを出ようとしたその時、
「リョウマ様、先程の私へのお礼に是非その研究お付き合いさせてくださいね!
ねっ!!」
ミリーは早退した。
なんかまた周りがザワザワしてた。
白い虎猫亭に戻る。
ビアンカさんに、
「リョウマさん、彼女かい?
てっきりミウと付き合っていると思ったけど?」
「ミウは恩人の友達ですよ!
「こちらは商業ギルドのミリーさん!
こらから、生活魔法の研究手伝って貰うんですよ♪
その前にまず、」
空の瓶2つににディシィンフェクションを唱えて、香草取るとき一緒に採取したカラシ菜の種を瓶にいれて水に浸す。
もうひとつの瓶に購入した胡椒をいれる。
では、とコップにウォーターを唱え、温めるイメージでホット(加温)を唱える。
うん!出来た!!
「ホットって魔法はあったんですか?」
ミリーは私の知る限りではないですね?と答える温度調整はイメージ。
次に陶器の入れ物にウォーターで水を張りスチーム(蒸気)!蒸気が立ち込めた。
「どういう魔法ですか?蒸気が凄いですが。」
「これは料理で食材蒸したり、空気が乾いて肌がカサカサの時に部屋で使うと潤ったり、ミリーさん服が少し皺になってるとこあったら?」
「もう、あきらめて気にしませんけど。」
収納からシャツとハンガーを出して、
「ジャーン!クシヤクシャ!」
それを見て、えー?新品なのに?と思うミリー、しかし!
シャツをハンガーにかけて軽く濡らした処にスチーム!
「シワないですょ?」
「ねっ!スチームの魔法出来上がり♪」
凌馬はあと2つ試したい!
「ミリーさん洗浄は出来ます?」
「はい!でも濡れますよ?」
取り合えずその辺で汚してから試して貰う。
「ウォッシュ(洗浄)!」
成る程!冷たいよービショビショだよー!
「で、ドライ!」
成る程!最後は乾くわ、また汚して。
「うん!ドライウォッシュ!」
これでどうかな?
ついでにホットウォーター!温水だよ♪
あれー?ミリーさんが驚く顔からジト目にランクアップ果たしました!
おめでとう俺?ミリーさん御馳走様です。
キッチンに行き、収納から豚肉をひと塊出してその中から二枚切りだす。
同じ部位で一枚にエイジング(熟成)!てかける。
イメージは身がキュッとして肉の味が濃くなるような?たんぱく質が分解されて旨味成分?アミノ酸?なんかそんな感じー!
魔法はイメージ!
「で、焼いてみました♪実食!」
ミリーは、同じ部位のお肉なのに全然違う!これがエイジング?
ビアンカは、これお店に出したらウケるわー!
てことで後は簡単ソース作りですな!
「ミリーさん、ここからは企業秘密なんだけど、今日のお礼込めて俺の提案した料理食べに来てくれる?」
とミリーに話すと少し凌馬を見つめてコクンと首肯いた。
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