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異世界冒険譚  作者: 陸奥海 空
6/16

題1部 異世界?行くぜ 6

よろしくお願いいたします。

6話 商業ギルド内狂騒劇


部屋を出て商業ギルドへ!

商業ギルドに入り話を聞こう。

ミユはまだ来てないな。


「こんにちは、商業ギルドにようこそ!」


受付嬢の名札はミリーさん


黒髪で金色の目、猫みたいな雰囲気な女の子。

耳も素敵・・・ケモミミ・・・もひっ!

「あ・あの・・・は・はじめまひゃて!

りょ・りょりょりょりょうまウマウマウマ、」

「お客様、落ち着いて下さい、大丈夫ですか?」

焦って思わず、

そうだ!水を飲んで落ち着こうと収納からペットボトルの水を出して飲む。

ふぅ、落ち着いたぁ!

ん?なんかみなさんの目線が僕の方に・・・?


「お客様、し・収納持ちさんですか?

それにその水の入れ物?」


あーあぁ、やっちゃった。

今まで誤魔化してきたのに、あ、あれだ!

顧客情報の秘匿だ!

「商業ギルドの加入条件は?」

ミリーさんは、

「毎月5千ゴールド払って頂ければブロンズ会員に。」

つまり

ブロンズ5千ゴールド

シルバー1万ゴールド

ゴールド10万ゴールド

プラチナ20万ゴールド

月会費で加入できる。


大型の金貨の出し入れは商業ギルドの方が良くて、冒険者ギルドはそんなにお金を出せないらしい。

(買い取り等の運営がある為)

また、商業ギルドならではの情報網もコースによって開示制限があるそうだ。


それ以外には登録申請すれば自分の開発やレシピ等の使用料を商業ギルドと折り合って貰えるそうだ。

後は仕事の斡旋も。


「ブロンズコース1年分6万ゴールド先払いで!」

「かしこまりました、6万ゴールド承りました。

冒険者カードと商業ギルドカードは統一できるのでお預かりします。

統合までしばらくお待ちください。」


「ミリーさん、ここにいるのは今職員さんだけですね?」

凌馬の質問に

「そうです!今リョウマ様に会員になっていただきました。

職員は会員様の個人情報を必ず秘匿しますのでご安心を!


でもリョウマ様、頭は物凄く切れるのに、ちょっとうっかりさんなんですね♪」

頭をポリポリ掻く凌馬はミリーに可愛いですよと言われてしまった。


「では、カードをお返し致します。

商業ギルド身分としてギルドカードの右下にブロンズと記載してございます。

お金の出し入れも商業ギルド・冒険者ギルド両方で出来るようになりました。

後は提携のお店での決済も可能です。

出し入れは商業ギルドで確認もできます。」


「では60万ゴールド預かってください。」

と言い、窓口のミリーにカードとお金を渡す。

「はい、入金完了しました。」


商業ギルドを出ると、ちょうどミユと行き合った。

「良かった、待たせないで。」

凌馬がそういうと、ミユは笑いながらタイミング良いねと言った。

「装備整った?」

と聞かれたので

「教えてもらったお店でバッチリだよ。」

と話したらすごい喜ばれた。

「お腹すいたね、俺なにもわからないからお薦めのお店ある?」

「呑めるんならあそこのライアン亭、呑めないならこっちの通りのオリバー亭、あたしが好きなのは白い虎猫亭。」


へ!白い虎猫亭かぁ、まさかなぁ!

そうきたんなら、しょうがない。

「じゃあ白い虎猫亭にしますか?」

ミユは嬉しそうに首肯く。

うん!こそこそ入ろうか頭掻きながら入ろうか。


「はいよー、いらっしゃい!

おーミリーだ久しぶり、元気だった?」

「ねぇさんも元気そうで、今日2人なんだけど大丈夫?」

「大丈夫もなにも見ての通りさ。

今日は久しぶりに泊まり客が入ったけど、あらおかえり、早かったんだねぇ。」


やはり頭掻きながら入った。

「ただいま帰りました、ははっ。」

「リョウマここに泊まってたの?じゃあ、あたし」

「いやいや、今日入ったから食事はまだ味わってなかったんだよ。

さぁ、ミユのオススメとお酒頼んでよ!」


ミユはそういわれるとわかったと言い、

「ねぇさん、おまかせ!」

ズルッとこけた、まさかのおまかせ?

まぁそうか、おまかせは美味しいよな!

最初に出たエールで乾杯した。

「はいよー!こっちが豚肉とじゃが芋の煮物、でこっちが牛肉の塩焼きをスライスしてサラダに合わせた物、後は茹でた卵」


豚ジャガは薄味で調味料は塩だけかな?

悪くはないけど。

で、牛肉の塩焼きは焼く時に塩を振っているのか、切って熱々をサラダにのせているからサラダがしなしなに。

ドレッシングはないんだ、塩とこの辛い粉は唐辛子かな?

ゆで卵、殻剥いて塩振って・うん旨い!

ゆで卵一番旨いってそうなんだけどなんか違うよ?


「女将さん、ちょっとだけキッチン借りてもいいかな?

面白いもの作れるんだけど。」

了解貰うと代わりにエールをご馳走する。


ボウルに油と塩と砂糖を隠し味「酢って有りますか?」あるそうで、シャッシヤッと混ぜてあ、バジルぽいの発見!「これ良い?」あ、オッケーですか。

微塵切りにしてドレッシングに加えて。

「はーい!ハジルドレッシング♪サラダにつけて食べてみて?」


「何これ?美味しいよ!

いつもお肉を野菜巻いて食べてたけど、野菜だけでも美味しい。」

「あんた料理人かい?

こんなのはじめてだよ、野菜の味が引き立って酸味と塩見が程好いね!」


言われている間にもう1品。

ゆで卵を3個貰い、ボールには卵黄と塩と酢を混ぜる、混ぜ混ぜ混ぜ!

ハアハアハア

摩ぞ混ぜ混ぜ!

なんか違うぞ?摩ぞマゾウソー!

出来上がりのマヨネーズ!


これにゆで卵を粗めに潰しサラダに入っていたキュウリのようなものを輪切りにして和え和えて!

「はーい!卵サラダですよ!」

「女将はすでに客とかして看板を落としていた。」



所持金:1001985G

預金 :600000G

読んでいただきありがとうございます。

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