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異世界冒険譚  作者: 陸奥海 空
5/16

1部 異世界?行くぜ 5

不定期投稿です。

よろしくお願いいたします。

5話 ギルドカードと武器と防具と宿屋さん


「リョウマ様のカードが出来上がりました!

では、この項目で間違いなければお名前をカードに書いてください。

それと字が書けない方もいらっしゃるのでおっしゃっていただければ代筆も可能です。」

凌馬は大丈夫ですと自分で書く。


リョウマ (15) 人族 男

レベル2 HP65 MP33


ジョブ:盗賊

プロフェッション:商人


賞罰:無し


良かった~!こんだけかぁ!

「この記載された名前は消える事が無いので安心してください。

また、レベルの確認はカードがリョウマ様とリンクしているのでカードで確認できます。

後、冒険者ギルド・商業ギルドでカードを使い入出金出来ますので是非ご活用ください。

以上で登録は完了しました。」


「あの?ジョブの盗賊は何か不味い事は無いんですか?」

「大丈夫ですよ?盗賊のスキルを取るためのもので、例えば盗賊の気配遮断とかは逆に逃げるときも使えますので。

賞罰の欄に罰が載れば捕縛対象になりますから。

賞に載れば逆に優遇されますよ♪」

安心した凌馬は

「ありがとうございます、僕は記憶喪失のようで何も覚えてなくて。」


ブレンダさんは気の毒そうに

「そうでしたか、何かお困りの時は遠慮なくこちらにお尋ね下さいね!

手を読み取った板は過去から今までの犯罪履歴を顕しますので、リョウマ様は悪いことは何もしていませんよ。」

との事だった。


ミユと合流して武器屋と防具屋を教えて貰うと夕食を誘い、後で商業ギルドの前で待ち合わせをした。


武器屋に入り、

「おう、いらっしゃい!

欲しい武器は何かな?」


丸坊主なランニングシャツのムッキムキおじさん。

ダガード(43)傭兵上がり


のおじさんが、と聞いてきたので、

「今ジョブ盗賊でプロフェッションが商人 なんですけど、どんな武器がいいでしょうか?」

と聞くと、

「武器は何装備しても良いとは思うが、例えばサブウェポンに短刀やナイフを用意すれば盗賊に近い職のスキル投擲や短刀術のスキルが取り安いと思うぞ!」

そうきいた凌馬は.では

「投擲にも解体にも使い安いナイフを3本と、えぇ!日本刀?こんなのあるんですか?」


とつい言ってしまった。

「これはな、昔俺と共に戦った仲間の武器で非売品なんだ。」

成る程、転移者の武具か!

そうするとおじさんは徐に立ち、凌馬を奥に招いた。


「お前にあの武器渡そうか?

あれはなその前の仲間の奴に、売っても構わないがあの剣をカタナ若しくはニホントウと言う奴がいたらやってくれないかと言われたんだ。

要るなら2本とも渡すぞ?」


おじさんにお願いして日本刀本差と脇差を貰う、代金を払おうとすると

「命を預けた仲間からの頼みだ!

イラネイヨ!」

と言われ、更に

「お前も見知らぬ異界に放り出された口だろ?

貰っとけ、もう帰れないんだろうから。」

と言われた。

結局ナイフとホルダーを購入して2万ゴールド払い、お釣りはまた来やすいように受け取ってもらうと砥石を渡された。

帰り際その人はどうなったのか聞いたら、

目の前の台をドンと叩いて震えている。


「あの野郎!一人だけハーレムでウハウハしてやがるよ。・・・チクショウ。」


あはは~、失礼しま~す。とソーッと店を出た。


次に防具屋さんにきた。

赤髪ショートで癖毛、ランニングシャツのムッキムお姉さん。

フィオルネ(32)傭兵上がり

「いらっしゃい!兄さん何探してる?」

と聞いてきたので、

軽装一式欲しいと話すと、

「命あずけるもんだからねぇ。

お金の問題かい?」

と聞いてきたので、ジョブが盗賊でプロフェッションが商人だと話すと、

「成る程ね、身軽さが欲しいんだね!」

と言われて出されたのが鎖帷子、

革製:胸当て・肩当て・腕甲・腰当・脛当・尻当・靴3足


これでどうだい?

下に鎖帷子上に革の鎧を必要なパーツで組む。」


装備してなかなか良さそうだったので、お買い上げした。

12万ゴールド渡してサービスで皮製品のメンテナンス(クリームとワックス)を貰った。


本差とナイフ・革の防具は収納にしまい、鎖帷子の上にシャツを着て脇差しを装備して歩く。


仮身分証を返却してお金2千5百ゴールドを返してもらい、宿を決める。

「すいません、部屋空いてますか?」

ここは冒険者ギルドに教えてもらった白い虎猫亭。

白なのに虎猫?

「1泊素泊まり3千ゴールド・朝食付き3千5百ゴールド・2食付なら4千5百ゴールドだよ!」


綺麗な女将さんだった、茶髪ロングで髪を首の後ろ辺りで結わいている。

ビアンカ(26)

目測:身長170 82-53-86

茶目で猫目逆卵型の顔立ちでキツそうで優しそうな姉さんみたいな感じ。

あぁ、綺麗なおねいさん!気がつくと

「4泊2食付き1万8千ゴールド先払いっす!」

と言っていた。

「はいよー!

2階に上がって直ぐの201号室ね、鍵はこれ!

水浴びは裏庭に屋根付きの水場があるから使うとき2百ゴールド払って使って!」


1度部屋に行くと、

4畳半位の広さで小さい机とベッドがある。

値段的にはこんなもんか、風呂はないけどまあな!

異世界かぁ!実感してきたなぁ。

出掛けに、今夜は飯要らないと話したら、今日の分返すと言うので、こちらの都合なのでお金は返さなくて構いませんよーと話した。



所持金:1661985G

読んでいただきありがとうございます。

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