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雪山と着服

やっと累計で一万PV行きました!

まだまだ文字数も少ないですが、少しずつ投稿していくのでよろしくお願いします!

 カケル達は雪山へとやって来ていた。

 そう雪山である。辺りは一面の雪景色で、歩く度に足が雪に埋もれていた。

 現在カケル達は山の麓におり、そこから山の頂上を見上げると雲に覆われて見る事が出来なかった。

 山の形は富士山を三つ横に繋げた様な感じで、向かって左の頂上が一番高く、続いて右側、最後に中央と言った感じの高低差になっていた。

 雲に覆われて見えないのは左側の頂上だけだ。


 カケル達が此処に来ているのには、ある理由がある。

 それはセレナの存在だ。

 彼女はキーリやミミと違い非常に女性らしく、カケルの普段の姿に待ったを掛けたのだ。

 奇しくも、カケルがキーリ達の食事について待ったを掛けた時の様に。

 彼女曰く幾ら骨の姿と言えども、裸はあり得ないとの事。


 そうカケルは未だに裸だった。

 暑さ寒さも感じないし、隠す箇所も無いので必要が無かったのだが、セレナにとっては許せる物ではなかったらしい。

 そこでカケルの服作りを開始する事にしたのだが、カケルがどうせ服を着るなら防具に近い特性が欲しいと言い出したのだ。

 ライトフェアリーを除くと、未だにカケルは一番弱い。だからカケルが防具を欲しがる事は、当たり前であり寧ろ遅いくらいであろう。


 そして防具としても服としても、最良の素材として選ばれたのはツィードの生み出す糸だった。

 彼は糸の特徴を変える事が出来、本気で生み出した糸には強力な特性が備わるのだ。

 その特性とは、攻撃に関しての強力な防御性能である。彼の糸は次元種である特性を持っており、物理攻撃なら殆ど全てを別次元に受け流して無効化し、魔法攻撃でも火以外なら第八レベルまでなら受け流しの効果で無効化する。

 そして、唯一の弱点である火さえも第五レベルまでなら無効化出来るのである。

 因みに物理攻撃の無効化に関しては、大陸を破壊し尽くすレベルの攻撃でなければ効果は無いとの事だったので、実質的には無理だと考えて良いだろう。

 つまりこの糸で作った服を破壊したいのであれば、第六レベル以上の火属性の魔法か、第九レベルの他の属性魔法を使う必要がある。

 人間の最高が五レベル程度と言われている事から、対人間の防御としては最強であろう。


 だが最高の性能の代わりに加工も非常に難しく、時間が掛かり過ぎるとの事だったので、その繋ぎとしての服の素材を手に入れに来たのだ。

 因みにカケルとしては、魔素集めの意味合いも強い。

 今までカケルは嘆きのラットの無限湧きをメインにして、樹海の部屋での狩りをサブとしてマナドレインを行って来た。

 だがカケルが二回進化した事で、嘆きのラットでは次の進化に必要な量が多すぎであり、樹海の部屋はソードローカスト等の割の良い魔物との遭遇が減って来てしまい、あまり効率の良い狩場とは言えなくなっていた。

 そこで今回の雪山は、渡りに船とも言えるのだ。


「凄い雪だね……」

「まあな。この部屋は年から年中雪景色だ。時期によって雪の降る量に違いがあるみたいだがな」

「因みに雪が多い時には、あの頂上が一つになるらしいですよ?」

「それは凄いね……」


 ミミの説明する有り得ない雪の量に、カケルはただ感嘆の声を上げた。


「ツィードちゃん寒い! もっと私の事暖めて!!」

「セレナちゃん、ワイの毛並がボサボサになるさかい、もう少し手加減してぇな……」


 一方のセレナは相当に寒いのか、ツィードを毛皮代わりにして、彼の上に跨がり体を暖めていた。

 一応、セレナがツィードと言う騎獣に乗ったとも言える格好だ。

 その騎獣は猫蜘蛛と言う、奇異な存在ではあるのだが……。


 そんなセレナの姿は、相変わらずノースリーブのワンピースモドキである。

 正直見ているだけで寒くなる様な姿で、季節感を間違えた感が凄まじい。

 そして残念ながらセレナの服はキーリやツィードと違い、体の一部では無い為今すぐ衣替えする事は出来ないのである。


「寒いよう……。カケルちゃん、やっぱりもっと暖かい場所で探さない? そしたら、お姉ちゃんも活躍出来るわよ?」

「セレ姉は別に聖域に居て良かったんだよ? 僕は服を作って貰う側だし、正直、見ているこっちが寒くなって来そうなんだけど……」

「嫌よ! 私だけお留守番なんて、寂しいじゃない!」


 その言葉にカケルは、小さく溜息をついた。

 セレナと知り合って数日程度しか経っていないが、彼女の性格は段々と分かりつつあった。

 彼女のコミニケーション能力は非常に高く、面倒見も良いのでライトフェアリー達とは直ぐに仲良くなっていた。

 その部分ではツィードと同じなのだが、彼女は彼とは違いとても構ってちゃんなのだ。

 基本的に彼女は一人になろうとはしない。出来るだけ多くの人と行動しようとするし、別れて行動する時はキーリかカケルと行動しようとするのだ。

 そこまで酷く迷惑な行動をする訳では無いのだが、時と場合によっては非常に鬱陶しく感じられるだろう。


「仕方ありませんね……」


 ミミは呆れたようにそう呟くと、セレナに向かって魔法を掛けた。

 ウォームの魔法。掛けられた対象の一定範囲の空気が暖かくなる魔法だ。

 その効果は劇的だった様で、セレナの表情が(とろ)けた。


「暖かいわ……。ミミちゃん、ありがとね!」

「いえ、どういたしまして」

「それじゃあ、進もうか」


 カケルの声で、やっと山を登り始める一行。

 暫く歩き続けると、最初の魔物が飛び出して来た。


 グルルッ!


 その姿は真っ白な毛皮に、爛々(らんらん)と輝く金色の瞳の狼だった。


「狼……?」

「スノーウルフですね。耐久力はありませんが、素早い動きで相手を翻弄しながら隙を狙う狡猾な魔物です」

「カケルちゃんあれよ! お姉ちゃんあの毛皮が欲しいわ! あの毛皮を使って服を作るから、傷つけないように綺麗に殺してね!」


 そんなスノーウルフを見たセレナは、目を輝かせながらカケルに物騒な事を笑顔で頼んだ。

 カケルはそのやや引きながらも、出来るだけ頑張るとの回答をする。

 スノーウルフはそんなセレナとカケルの会話に気圧されたのか、少しずつ後ずさって行く。


「主様、スノーウルフが逃げますよ?」

「っとと……。”アースウォール”!」


 ミミの声でスノーウルフの行動に気付いたカケルは、アースウォールを使ってスノーウルフの逃げ道を塞ぐ。

 逃げ道を塞がれたスノーウルフは覚悟を決めたのか、少し前に出たいたカケル目掛けて突進して来た。


 カケルは二度目の進化により、身体能力も魔力も大幅に強化されている。

 確かにスノーウルフ速い。だが、身体能力が強化されたカケルの敵では――。


「ぐえ……」


 ――あった……。

 直線的な攻撃は避けられたが、立体的な攻撃攻撃は避けれなかったらしい。


「カケルちゃん、何してるのよ! 早く、殺しちゃいなさいよ!!」


 セレナから激が飛ぶが、カケルとしてはそんな簡単な相手では無い。

 確かに先程の攻撃は、ほぼノーダメージだった。

 これは、身体能力が上がっているお陰だろう。だが問題なのは、相手の攻撃を避けられなかった事だ。

 これに関しては、カケルも理由を分かってる。単にマトモな戦闘経験が少ないからである。

 誰かのサポート無しで格上や同格と戦ったのは、最初の嘆きのラットとあの臭いシナモンの時くらいである。

 それ以外は格下か、誰かの手厚いサポートがある上でのパワーレベリングの様な状態だったのだ。


 しかし、今回の敵はゴリ押しが出来ない。

 しかも、毛皮を綺麗なまま倒すと言う難題を抱えている状態でである。

 そんな強敵に、カケルは一人で挑む事になったのだった……。


 この狼速いよ!

 毛皮を傷めたく無いって事だから、いつもの火属性の魔術は使えないしなぁ……。

 代わりに風属性のウィンドウ魔術を放ってみるけど、スノーウルフは見事な体捌きで魔術を避けられた!

 ニヤリとウルフが嗤った気がした。

 ムカッ! 今に見てろ!!


 カケルはスノーウルフの態度に少し苛つくが、冷静に攻撃を続けた。


 暫く攻撃してみたけど、埒が明かないね……。

 僕の攻撃は全て躱され、ウルフの攻撃は僕にダメージを与えられない。

 ダメージを喰らわない僕の方が有利ではあるけど、このままだと時間が掛かり過ぎるのは確かだ。

 それに、ウルフの攻撃で僕にダメージを与えられる攻撃が無いとも限らないしね。


 僕は出来るだけウルフの攻撃を喰らわない様にしながら、ウルフを仕留める手段を考える。

 相手の隙を狙って攻撃してみるが、今の所成功していない。


 うーん、考え方自体が間違ってるのかなぁ……?

 確か航君はゲームで回避率が異様に高い敵に対しての戦法としては、回避が不可能な状態を作り出すのが良いとか言ってたっけ?

 回避が不可能な状態と言うと、広範囲攻撃や機動力を奪うような下準備とかかな?

 広範囲攻撃は、雪崩が起きそうで怖いから却下で。

 後は、機動力を奪うか……。例えばこの雪が全て沼地になるとか?

 有効そうではあるけど、現実的に厳しそうだよね……。

 後は――とか?

 うん、これはアリかも知れない。


 決断したカケルは、使用魔術をウィンドウカッターから、ウォーターカッターへと切り替えた。

 スノーウルフは何をしても一緒だとばかりに、嘲りを含んだような笑いを上げながら淡々と躱していく。


「カケルちゃん、何やってるのよ!! そこよ、そこ!!」


 外野が煩いが、カケルは冷静に魔術を使って行く。

 だが、ウルフはニヤニヤと嗤いながらも、全てを躱していく。

 明らかにカケルを舐めており、お前の攻撃はお見通しといった感じだ。

 だが――。


 ウォンッ!?


 ここだ!!


 足を滑らせたスノーウルフに向かって、カケルは素早く魔術を発動する。


「”ウィンドウカッター”!!」


 ギャン……!


 カケルの放った魔術が、スノーウルフの首を(あやま)たずに撥ね飛ばした。


「ふう……。何とかなったか……」

「カケルちゃん凄いじゃない! 首を綺麗に刈ったわね!! これなら良い毛皮が取れそうよ!!」


 セレナが首の無くなったスノーウルフを見ながら、毛皮の活用方法呟いている。

 彼女の目には、スノーウルフは毛皮にしか見えて無いらしい……。


 カケルがスノーウルフにした事はシンプルだ。

 ただ、足元に水を撒き散らして、人工的なアイスバーンを作り出しただけである。

 尤も固まるまで時間が掛かるし、魔力も無駄に使う為そこまで良い手段とは言えないのだが……。


 スノーウルフを回収した一行は、再び山を登り始めた。

 回収の最中や登っている時間に、ミミが先程の戦闘の採点を行うが、何時も通り辛口評価である。

 この後も、幾つかの魔物が現れる。スノーエイプ、スノーバード、アイスゴーレムなどなど。


 そんなこんなで食材も素材も大量に手に入れたカケル達は、行きとは別のルートから下山を始めた。

 そしてその途中で、ある物を見つけたのだった。


「あれ? ミミ、あれってもしかして……?」

「はい、アレは温泉ですね。多分この山の中で暖められていた物でしょう」


 カケルはこの世界に来てから、一度もお風呂に入っていない。

 近い行為としてはクリーンの魔法で済ませるか、水浴びをするくらいである。

 それが目の前にお風呂があるのだ。流石に元日本人としては、見逃す訳には行かなかった。

 だが、此処までの道のりを考えると気軽に入りに来れる物でも無かった。

 だからカケルはミミに頼る……。


「ミミ、この温泉に毎日入れる方法は無いかな?」

「あるにはありますが、主様にはまだ無理ですよ?」

「って事は、ミミなら出来るって事だよね?」

「ええ、まあ……」


 答えを濁すミミに対して、カケルは一気に畳み込む。


「私も! ミミちゃん、私からもお願いするわ!!」


 そこへ、セレナも便乗して来た。


「分かりました! 分かりましたから! でも対価は頂きますよ?」

「うん! いつも通り僕への貸しにしておいて!」


 更にカケルの借金が増えたのだが、カケルは気にしてるのだろうか?

 しかも、セレナも希望したのにカケルからだけ徴収されてるのだが……。


 今回の温泉に関しては少し時間が掛かるとの事だったので、一行はそのまま温泉を後にする。

 カケルとセレナの二人が恨めしそうに温泉を見ていたが、雪山で準備無しに入る訳にも行かない。

 そんな事をすれば、カケルは兎も角セレナが凍り付きそうだ。


「温泉……、入りたかったなぁ……」

「暖かそうだったのに……」


 カケルとセレナが往生際悪く呟いているが、それは黙殺される事となりそのまま帰る事になった。


 聖域まで戻って来たセレナは、早速材料を使ってカケルの服を作り始める事にした。

 メインに使う材料は、スノーウルフの毛皮と嘆きのオーガの革である。

 先ずはスノーウルフの毛皮を剥いで、(なめ)し革に加工していく。


 鞣しの工程は裏すき、脂肪抜き、そして鞣し液に漬けてから乾燥と伸ばしと続いていく。

 鞣し液の材料は様々な物があるが、今回はアルム石から取れるミョウバンを使用して作る。アルム石は勿論例の場所から取って来た物である。

 鞣しの最初の工程は裏すき。これは、皮の裏に付いている皮脂や肉を削ぎ落とす作業である。

 肉と毛が生えている毛根層を上手く分ける必要がある為、割と難しい作業なのだが、セレナはそんな事関係無いとばかりに凄まじい手際で捌いていく。


 次の作業は脂肪抜きである。これは文字通り脂肪を毛皮から取り除いていく作業だ。

 これには炭酸ナトリウムと石鹸を使用するのだが、炭酸ナトリウムは手に入らなかった。石鹸も今は無いのだが、そこは剣と魔法の世界。

 セレナはこれで脂肪が取れると言って、水魔法を適当な桶へと溜め込んだのだ。そして、桶の中へと毛皮を入れると、溶け出した脂肪が水を白く染める。

 カケルが、なんで水に入れるだけなのに脂肪が取れるのかと聞くと、詳しい理由は分からないからミミに聞いてくれと言われた。

 その言葉通りにミミに問うとあの水は、電解アルカリ水と言うアルカリ性の水であり、地球であれば電解槽を用いて水道水や食塩水を電気分解すると出来上がるらしい。

 ようは脂肪が溶けやすい性質を持つ、非飲料性の水であると言う事だ。セレナはそれを駆使して、毛皮をゴシゴシと洗っていく。


 脂肪のヌルヌル感が取れたら、次はミョウバンと塩を溶かした水溶液に浸して三日三晩放置なのだが、時間が勿体無いのでツィードの魔法で時間を早めてもらう事に。

 魔法を掛けた後に毛皮をチェックしてみて、駄目だったらもう一度漬け直して満遍なく漬け込んで行く。

 それを何回か行う事で満足行く出来になったのか、セレナは次の工程である乾燥と伸ばしに入る。

 と言っても、こちらも天日干しと言う訳ではなく、風と火の魔法を上手く使った温風で乾燥を行う。

 ある程度水分が飛んだら、毛皮を引き伸ばして繊維を破壊していく。乾燥しきった際にまだ硬かったら、再度濡らしてから同じ事を繰り返すのである。


 そんな手間が掛かる鞣しを終わると、セレナは次にカケルの寸法を測り始めた。

 その後は寸法に合わせて、鞣したスノーウルフの毛皮をカットしていく。

 その後はパーツ毎の縫い合わせだ。この縫い合わせの際に使うのはツィードの糸である。

 今回は縫い合わせの為なので、そこまで強靭な物では無い。


 スノーウルフの毛皮だけだと単調で面白みが無く、更に防御力も低い為所々に嘆きのオーガを使って補強を行う。他にもミスリル等の金属も少量使用する。

 そして最後にエンチャントと呼ばれる魔法を掛ければ、そこそこの防御力を持つ服の完成だ。


 見た目は、冬用のジャケットと言った感じだろうか?

 色合いは全体的に青っぽく、所々にスノーウルフの白が映える感じだ。そしてアクセントの様に、所々モコモコしているのが可愛らしい一品になっている。


 そんなジャケットの下はシンプルなスラックスである。

 こちらは黒と青を基調にしており、スノーウルフを殆ど使わずにオーガの皮がメインに使われている。

 そんなズボンの一番のチャームポイントは、お尻部分から生えているスノーウルフの尻尾であった。


「ちょっとセレ姉! 何でズボンに尻尾が着いてるのさ!?」

「あら不満? 可愛らしいじゃない!」

「確かに可愛らしいかもだけど、僕は男なんだよ!? 可愛らしいよりも、格好いいのが好きなの!!」


 カケルはそう言うが、人骨の見た目に男も女も無い。

 一応見る人が見れば、骨盤の開き具合等から判断も出来るだろうが、そんな仮定は無意味である。


「か、カケル坊……、か、可愛らしいな?」

「あ、ああ、そうだな。似合って居るぞ?」

「ふふふ……。主様、可愛らしいですね?」

「でしょでしょ? 我ながら自信作だわ!」


 出来上がった服を纏ったカケルを褒める仲間達。

 だが、彼等の口元はニヤけており、笑いを堪えている人も多い。

 一方のライトフェアリー達は、純粋に目を輝かせており、私も着たいだとかモフモフだとかの感想を言っていた。


 結局そのまま押し切られたカケルは、尻尾付きの服を着る事となったのであった。

 因みにこのスノーウルフの尻尾だが、実はかなりしっかりと加工されており、腐る事はもとより毛並みが劣化する事さえ無い力の入れようであった。


 更にあのジャケットだが実は後ろにフードが付いており、そこにはスノーウルフの耳が付けられていた。

 勿論尻尾と同じ様に加工済みであり、セレナの並々ならぬ拘りが感じられる一品であった。

 後にカケルもそこに気付いたのだが、フードを被ったままセレナに訴えた為、仲間達から再び笑われる事になったのだった。


 その後開き直ったカケルが、耳と尻尾のモフモフ具合に心奪われるのはまた別の話――。

着服は盗みではなく、そのまんまの服を着る方でした。

これでカケルも裸族から、現代人にレベルアップです。

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