第3輪初めての仲間が美少女で驚き
なんかできた一日二話投稿。
「あ、あれ!?ドア開いてなかった!?」
どうも、一国の王(ドジっ子)にドアへと突っ込まされた椿です。
「王ェ…」「アグラヴェイン、お疲れ様。今日は飲もう。」
男二人の疲れが可視化している気がしてならない。
なんか痩せ細った亡霊みたいなのが背中から出てるんですけどーー!
「あっ、出たな疲労霊!マーリンとアグラヴェインに取りついて!
少なくともマーリンは疲れてないだろうカリバー!」
瞬間、空へと光の柱が伸びる。
二人の背後に取りついていたそれらはあっさりと消える…。
「聖剣ってそんなチャンバラ感覚で使っていいの…?そして初めて見る戦闘がこんなんでいいの…?」
「ほら、アーサーだしね。仕方ないね。」
その言葉で納得してしまう。
「…もう帰っていいかな」
そう言ってうなだれるアーサーをアグラヴェインが説得、三分後にしっかりとギルドへと入った。
━━王よ!まだ仕事終わってませんから!王は最後までやり遂げる子でしょ!━━
ギルドのなかは広く、昼間だってのに酒をかっ食らう人もいるし、これから冒険に出発するであろう人もいる。
「ほぇー…すげぇ。」
「ここはギルド『青龍の牙』だね。
あの三番の所がギルド登録の場所だから。行ってらっしゃい、椿君」
「なんかポカやらかしてませんよねアーサー王?」
えぇ!?もうそんなに信用薄いの!?
とか後ろで嘆いてるアーサーはほっとき。
やけ酒をしているアグラヴェインとマーリンを尻目にギルド登録をする。
「ようこそギルド『青龍の牙』へ!まずはこの登録用紙に記入をお願いします!」
どうやら文字は日本語らしい。
変な異世界語ならゲームオーバーだった。
「はい、東条椿さんですね。
では次に、この水晶に手をかざしてください。それはかざした相手のステータスを読み取りカードに記録する専用の水晶です。」
ワクワクしながら水晶に手をかざす。
「はい、ありがとうございます。
えっと、ステータスは全て平均より少し上、ですね。幸運が少し難があるくらいです。これならどの職にもつけますよ!」
魔法を操る魔法使いや前衛担当のソードマンなど、王道な職があるなかで椿が選んだ職は…
「じゃあ冒険者で。」
「はい、記入しました!
冒険者とは一番平均的な職で魔法も剣もそつなくこなす職ですが、どれも本職には及ばず、器用貧乏な所がある職です。…本当によろしいですか?」
本当にRPGみたいな事を聞いてくる。
「はい、それでお願いします。」
ぱあっ、と淡い光をカードが放つ。
「これであなたは今からこの青龍の牙のギルドメンバーです。
早速ですが、つい先ほど登録した魔法使いの子がいまして。その子とパーティを組んでみてください。
なかなか話しかけられないようなので。」
受け付けさんが指差す先には一人でモソモソとご飯を食べる少女が。
その二個手前のテーブルにはマーリンの書き置きが。
なんでもアグラヴェインと飲み歩くとか。
「そう、ですね。話しかけてみます。ありがとうございました!」
マーリンはあとでシバくとして今はあの少女。
「ちょっといいかな?俺今ギルド登録してさ。パーティ探してるんだけど、組まない?」
その子はフォークを止めてこちらを見上げて、
「本当ですか!?こちらこそよろしくお願いします!」
と、花が咲いたような笑顔を見せた。
こりゃいかん。童貞な椿には刺激が強かった。
作者もDTだからね。こんなんだろってイメージで書いてます。




