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プロローグ
どうしてこうなったのか。
数時間前まではこんな事になるとは思ってもいなかった。
そもそも、分かっていても回避など出来たのだろうか?
いや、出来るはずもなかった。
痛い。
痛い。
足が、腕が、焼けるように痛い。
体に凍えるような痛みが走る。
顔を上げれば腕がない。
足を抱え、蹲ろうとしても抱える足がない。
思うように体が動かない。
手足が動かないどころか、もう身動きさえ出来ない。
自分の状況すら分からないまま私は意識を落とし――
またいつもの不運を呪うのだった。
ゆるく読んでいただけたら嬉しいです。




