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心の闇

作者: Jamus8733

少年がレンガ造りの、赤くて小さな今にも崩れそうな家に駆けこんだ。太陽が、その家に燦々と降り注ぐ中、少年は、心の声を書き綴る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


もう嫌になってきた

自分の身体に 一刺し一刺し

メスを入れるの


しちゃおうかな

ずぶっと一刺し


でも

生きるしかないよね

きっと


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


少年は、斜陽の射している部屋を後にして、しっかりとした足取りで未来に向かって歩き出す。

誰かが助けるわけでもない。

険しい道の上を、一人、これから歩んでいかなければならない。


彼の未来が楽しみだ。






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― 新着の感想 ―
[良い点] タイトルとは裏腹に、希望を感じる詩だ。
2017/11/08 18:30 退会済み
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