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蛇のご馳走  作者: 綾野 悠
登場人物
25/29

登場人物

自分用の覚書です。時々確認しないと妙なこと書きそうなので…

追記 すいませんアディ姉さん忘れてました…!申し訳ありません。

※軽くネタバレがありますので、読まれる時は本編を先にどうぞ。


● 陽花はるか

 主人公。洋食中心の料理人。得意料理はオムレツだけど、和洋中を問わずだいたい「お母ちゃんの手作り」や「お袋の味」になってしまう。多分弁当とか気を抜いて作ると茶色くなる。

 黒い目に背中半ばまでの黒い髪を三つ編みにして右肩に垂らしている。化粧っけがなくお洒落もそんなにしないが、割と化粧栄えする顔。普段は明るく笑い上戸だが、いざとなると妙な度胸を発動することに定評がある。(例 修行場を求めて突然一人で料理屋に殴りこむ 

 左目の上から額に一本うっすら傷があり、左足には踵からひざ裏まで引き攣れた後が残っている。その為走ることは出来ないが、日常生活に支障はほとんど無い。無理をしようとすると灯とルルクゥに二人がかりで止められるのが嬉しいけどちょっと不満。

 



● かがり

 腰から上が男性、下が大蛇の獣人というより結構な異形。ラミアの男バージョン。小さな入り江の洞窟で、山守の仕事をしている。

 縦に裂けた瞳孔の紫の目に、濃い緑色のショートヘア。特に頓着していないので若干もっさりしている。たれ目たれ眉、人のよさ全開のほんわか顔で、陽花の初恋の人に似ているらしい。

 蛇部分は青色~緑色に色が変わる鱗をしている。カナヘビの子供みたいな色合い。体はかなり長いが地味に器用で、とぐろを巻かなくても陽花より目線が上にある。

 性格は温和でのんびり屋だが、山守として魔物を狩るだけあって運動能力は高くやるときはやる。日常的にはただのヘタレ。

 元々動物だろうが植物だろうが一飲みの大蛇から、徐々に混血が進んで今の半人半蛇の姿になったため、灯以外に種族として男性ラミアはいない。雑食性。人も普通に食べられる。牙に神経を麻痺させる毒を持っているので、獲物は痛みを感じない。

 今は陽花を食べようなんて露とも思わず、毎日美味しいご飯を作ってもらえてご満悦。好物はお肉たっぷりのオムレツ。野菜は得意じゃないけど、陽花の料理なら食べる。




● ルルクゥ

 鳥族の女性。山向こうの街で雑貨屋を営む傍ら、灯の御用聞きを兼任している。小柄だが灯とどっこいの怪力。真っ青な目に可愛らしい顔立ち。真紅の髪を適当にくくっている。羽と尾は髪と同じ真紅。膝から下が黒い鳥の足で、頭や足にカラフルな布やガラス玉を付けて着飾っている。登場人物の中で一番のお洒落は間違いなくルルクゥ。

 溌剌とした姉御肌で、世話好きの人情家。陽花の事は妹のように思っており、何かにつけかまい倒している。

 元々別の大陸から来た一族だったため、妙に訛りのある口調で話す。歌が得意だが、整理整頓は苦手。体に似合わずかなりの大食漢で、好物は肉汁たっぷりステーキ他スタミナ系料理。オムレツの好みはプレーンの半熟。




● ホゥト

 鳥族の青年。山向こうの街で「ルビーの雄鶏亭」という酒場を経営している、ルルクゥの幼馴染。黒い髪の前髪の部分に一房赤いメッシュ、ちょっときつめの細いつり目にメガネ、丁寧口調のインテリ系イケメン。羽と尾は濃い紫色。楽器が得意でちょっと神経質だけど、慣れると割とよく喋ってくれる。好物は魚のフライ。




● ティークク

 鳥族の青年。山向こうの街で「ルビーの雄鶏亭」の見習いシェフをしている。正統派美少年といった風情のふわふわ金髪に青いまるっこい目をしたいじられ担当。空色の羽と尾にピンクや赤系のアクセサリーを付けている。以前は雑用のようなことをしていたが、菓子作りの才能があったために今では街一番のパティシエへ成長している。甘いもの全般が大好きで、可愛いものが好きな乙メン。

 



● アディ

 犬族の女性。山向こうの街で「ルビーの雄鶏亭」のシェフをしている。アフガンハウンド似の長毛たれ耳。笑顔が怖い。きつい口調に顔が怖いので最初は遠巻きにされがちだが、慣れると気のいいお姉さん。密かに人気なのが褒める時のスキンシップ。顔や頭を肉球でぷにもふされる。

 元薬師のため、ハーブや野草に詳しい。元々犬族の街で薬屋を営んでいたが、何年かの旅を経て単身鳥族の街に引っ越してきた。壊滅的だった料理の腕も、今では改善されて街の料理上手の一員になっている。好物は揚げ物。食べるときも顔が怖い。実はアディリアーナというかなり可憐な名前をしているが、ほぼ誰も知らない。




● 若長

 鳥族の男性。次期街長として、街の住人を纏めている。完全にヤ○ザにしか見えないいかつい顔なので、初対面の人に大概びびられるのがちょっと悲しい。羽の先が白い大きな黒い羽と尾、濃い赤色の髪をオールバックに撫で付け、淡い黄色の人殺せそうな鋭い目をした猛禽系の美丈夫。街の人の幸福のために日夜陰ながら頑張っている。卵料理に目が無く、今のブームはチーズ入りオムレツ。毎日でも食べたい。本名はルルディノックというが、ほとんど誰も呼んでくれない。






番外


● 現代の知り合い

 チーフ 外も中も人の良さオーラの滲み出るお兄さん。料理の腕も確かで、お客からも店員からも慕われているが、顔に出やすく壊滅的に鈍い。


 先輩  元気いっぱい明るさ満開のノリが良くて楽しいこと大好きな今時お姉さん。チーフが自分に想いを寄せていることには気付いている。割となにをやっても「あの子だからなぁ」と微笑ましく見守ってもらえるなかなかの世渡り上手。

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