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超短編

繰り返し。

作者: しおん

朝の一瞬。


ひとつの車両を共にした人々はやがてそれぞれの赴くままに散り散りになっていく。


それはきっと仕方のない事なのだが、これもきっと一期一会。同じ時間を共にしたのも、きっと奇跡的なことなんだ。



昼のひととき。


街で遊んでいると、おしゃれなカフェを見つけた。何回もここの街で遊んでいたというのに、全然気がつかなかった。私の注意力が足りないのか、はたまた無意識に視界からなくしてたのか。


まぁ、これも何かの縁だと私はカフェに足を向けることにした。店内の雰囲気は落ち着いていて、店員さんに案内されるままに席についた。注文するメニューを決める前にとりあえずコーヒーを一杯。それからコーヒーを運んできてくれた店員さんに、ランチを頼んだ。


お腹がいっぱいになって、心もあったかくなった。またここにこよう。



黄昏の瞬間。


燃えるような赤に包まれた街並みと、売れた果実のように赤い夕日。全てがおなじ"あか"なのに、その強さや儚さは大分異なる。


そうやって、毎日違う赤で私たちを魅了するのだ。



そして夜は星々の瞬きにつつまれて、瞼をおとす。


そうして一年が、一生が、巡ってゆくのだ。




読んでくださり、ありがとうございます。


感想など、いただければ幸いです。

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