処女ちゃんと王子くん
文の構成とかいろいろぐっちゃになってます。
ごめんなさい・・・
事件がおきたのは、中学校の頃だった。
あたし、星野亜紀が、幼馴染の長谷部綾の家にいったとき。
「綾、宿題教えて。」
っと部屋に入っていくと、
「あ・・・」
女の子とベットのうえで・・・
思い出したくも無い話である・・・
「亜紀、今日暇?」
「あたしは、忙しいの。
歩く生殖器には、かまってらんないの。」
「そんなこというなよ。」
「ついてこないで。」
「危ない!」
ばっ
階段から落ちそうになったあたしのことをたすけてくれた。
「亜紀、大丈夫か?」
「余計なことしないで・・・」
「亜紀、そんなふうにいわなくても・・・
ごめんね王子。」
「いいよ、別に・・」
この王子こそが長谷部綾。
ナルシで、部屋には自分の写真を腐るほど貼ってる。
女子からはモテモテ。
よく女子と一緒にいる。
家に女子連れ込んでるのもよくみる。
とっくの昔に童貞捨てましたって自慢してるようなもんだ。
対してあたしはというと、バージンロード一直線。
彼氏はできて、いいところまでいったのに・・
意味のわからない別れ方をされる・・・
「今日は、宿泊のときにやるフォークダンスの練習やるぞ。
男女で組め。」
「そんな、あたし組む人いないじゃん・・・
みんな彼氏もちでずるい・・・」
「亜紀がんばってねww」
「うぅ・・・」
「星野さん、よかったら、僕と組まない?」
「藤岡くん!」
「全員組んだか?はじめるぞ。」
「藤岡くん、具合悪くなってきたから、ちょっと休んでもいい?」
「いいよ、星野さん大丈夫?」
「うん、ちょっと休めば治ると思うから・・・」
「藤岡くん、ちょっと相談あるんだけど・・・」
「なに?」
「なんで、あたし最近彼氏できないんだろう・・
出来たとしてもやれないし・・」
「処女だからかな?」
「やっぱり・・・
ショック・・・」
「あせることは無いと思うよ。」
といわれてもな・・・
やっぱ焦るな・・
そうだこれしかない・・・
家に帰り、あたしは真っ先に綾の家へ向かった。
「綾いる?」
ドアをあけると思ってたとうりの光景・・
今からやりますよみたいな感じ・・・・
「亜紀。どうしたの?」
「亜紀ちゃん、修羅場?
あたしお邪魔みたいだから帰るね。
王子じゃね。」
そういってが部屋を出て行った。
「どうした?」
「あたしを抱いて!」
「はぁ?」
「はやく捨てたいの、処女を・・」
「わかった・・・」
「っん」
優しいキス・・・
ばっ
「へ?」
ごんっ
「いってぇ・・」
「綾大丈夫?」
いきなり、キスをやめたとおもいきや、壁に頭をぶつけた綾・・・
「綾?」
綾の顔をのぞいてみると、顔が真っ赤。
「ごめん、今日はかえって・・・」
「え?」
「ごめん・・・」
「わかった・・・」
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幼い頃、よく一緒に綾と遊んだ記憶がある。
あの頃のあたしは、泣き虫でよく泣いてた。
「危ない!」
あたしが転んだとき、綾が、下になってくれたことがあった。
「綾、大丈夫?」
「うん、俺これから亜紀が泣いてるの見たくないから、亜紀だけの王子様になって、
亜紀のこといつでも助けるから」
「ありがとっ」
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翌日
あんな真っ赤になった綾初めてみた・・・
どうしたんだろう・・・
ぐらっ
「うわっ」
「危ない!」
階段から落ちそうになったあたしを、綾が助けてくれた。
「あっ、悪い、触っちゃだめだったな・・
でもこれは、仕方ないことであって・・・」
「いいよ」
「あっ、王子じゃん。
これから、学校抜けて、ゲーセン行かない?」
「あれ、亜紀は?」
「亜紀ちゃんなら、藤岡に呼ばれて、どっかいったよ。」
「藤岡ってあんまいいうわさないんだよね・・
って、あれ、王子どこいったの?」
「藤岡くん、話ってなに?」
「星野さんって、自分がモテないわけ知らないんでしょ?」
「うん。もしかして知ってるの?」
「うん。」
「教えて!」
バンッ
「え?」
あたしは、押し倒されて、藤岡くんの下に・・・
「教えてもいいけど、星野のはじめてちょうだい。」
「ちょ、やめてよ、そんな冗談・・」
「冗談なんかじゃないよ。
それに、捨てたかったんでしょ?バージンを。」
「嫌、やめて、おねがい・・」
「亜紀!」
「綾!」
「もうきたか・・・」
「綾・・・・
この、チキン野郎!」
「へ?」
「・・・・」
「なんであんたはそんなにチキンなの!」
「なんでって・・・」
「昨日だって・・」
「好きな女守るために、傷つけたくないから、チキンになって何が悪いんだよ!!」
「へ?」
「俺、邪魔だね・・」
「やっと伝えれた。
もう絶対離さないから」
「うん。」
そして、今晩あたしの願いは叶った。
翌日・・・
「おめでとっ、王子。
童貞卒業。」
「え?どういうこと?」
「王子いくらさそったて、やろうとしないし」
「あのときは?あたしが、綾の部屋にいったとき・・・」
「あんたの写真ばっかあるところでやろうと思ったって、やるきうせたよ。」
「え?だってあれは、綾写真じゃないの?」
「あれは、俺と、亜紀が必ず写ってるやつだけど。」
「えぇ!」
「それと、おまえが全然モテなかったのは・・」
「まさか・・・」
「あぁ。
着替えをセーラー服にしたり、イスと机が逆になってたり。
他にもいろいろあるけどww
いっただろ?
俺が守ってやるって。」
「ありがと。」