武装!理想の可能性と現実
できるちゃんもそろそろ次のステップが必要そうだ
のびのびと学習機能を育むのも大事だが
それでは間に合わない事も多いだろう
例えそれがリスクを伴う事であってもだ
単なるシミュレーションだけでは済まないから
自立型AIロボットを作ったのだからな
できるちゃんよ
今回は少し危険な体験をしてもらうぞ
覚悟は…常に私以上に出来ているな
コンディションは問題ないか?
現在 私は致命的なエラーなどは
全く記録されてません問題無いと推測されます
ミッション次第ではその懸念が露呈される可能性は
否定出来ませんが性能的な意味でなら
問題はなさそうです
ふむ
危険と言う条件で細かく認識しているみたいなだな
極めて正常と判断したぞ
できるちゃんよ
はい
その認識で問題ありません博士
ご理解頂きありがとうございます
さてこの部屋だ
一応確認だがここが何の部屋か
予測出来るか?できるちゃんよ
はい
この部屋の空間は広く
また棚の中身からして
恐らく武器庫と訓練設備の様なものと
推測されました
その通り!
射撃だけではなく
護身用の道具まで揃えてるから
今回はこれらを使って慣らして貰うぞ
了解しました博士
これより武装訓練を開始します
ーその後ー
どうだったか?
できるちゃんよ
実際の兵器との相互作用としては
はい博士
銃器はやはり手のサイズによる構造的に
想定されていた安定感はありませんでした
博士の提案なされた動きながらの使用も
かなり制度は落ちてしまう結果にもなりました
うむ
臨機応変に対応するには
どうしても必要科目だがその辺は予想通りだな
近接装備はどうだった?
はい
近接装備に関しては
適合性は問題ありませんでした
寧ろ体型合わせた戦略があると予測されます
出力が最大に活かせる動きは
再度集中検証が必要と確認
その辺も含めて
慣らして行く必要性はありそうだな
では間を見て定期的な練習と報告を頼むぞ
できるちゃんよ
お任せください博士
ーその結果ー
なるほど…こうなっちゃうのね
納得だが納得いかんなコレは
しかし博士
投擲は万能でした
どんな物ですら瞬時に対応する
ある種の究極の選択肢とて結論されました
動きながらでも安定した出力が再現出来たのは
私の場合は投擲だったみたいです
人型で小柄
全体的な安定性を考えれば納得だが
実に盲点だったな
そこには様々な物が投げ捨てられた
現場だけが物語っていた




