凝視!瞳の奥の理由
先日できるちゃんは転んだ
幸い故障などではなく
足元が認識出来ない状態で
不運にも転がり落ちた
何らかのパーツに足を取られてやらかした様だった
それ以降できるちゃんは反応速度の向上を
意識的にランク上げしバランス制御のシステムを
組み直したみたいだ
実際その成果は高く可能性の予測幅が広がった様だった
スペックの問題も考慮し力を抜く動作に
最近は注目が高いみたいだな
何となく滑らかな動きになっているのが興味深い所だ
自立型として今後どうなるか楽しみである
博士
私は何故人型のロボット何ですか?
んん?
それは親しみやすい
お手伝いロボットとして設計されてるからだな
何か問題でもあったか?
はい
設計思想からして私の目は
余りにも機械的過ぎます
何故この様な状態なのですか?
ははん なるほど
できるちゃんの目が何故機械的か
確かに設計思想とは離れてる様に
見えるのは納得だな
良いだろ説明しよう!
パチパチパチパチ
ごほん!
まず始めに
できるちゃんはAIロボットだ
それを隠し過ぎると人からしたら
とんでもない違和感になってしまう
はい
仕草から行動パターンまで
人間を模様する事はございません
客観的視点での違和感は
非常に高い可能性があります
そこで
認識のタイミングは様々だが
お互いの顔を見た時
説明を省く時や認識として
一発で分かる部分が欲しいのだ
それが瞳になった訳だな
認識による証明の省略可だったのですね
そう!
だが他にも色々理由はあるがな
まず始めに偽装技術そのものが出来ていないのだ
だから目はノータッチで瞼による調整程度に抑えてる
開発のリソースを省いた訳ですか?
その通り!
次にできるちゃんの認識スペックを
損なわない為にでもある
下手な細工で自立型AIの認識を阻害してしまっては
明らかに学習機能の遅れが懸念されたからな
システムの向上の為に
スペックを重点的に構造されたのですね
そうだ
そして何より
人が最初に注目する部位の一つに
瞳があるからな
これは人間でなければ伝わり難いが
対面した時の印象が目から読み取れるものなのだ
その時できるちゃんのレンズを認識したら
色々と省かれてAIロボットとして分かると
距離感が直ぐに馴染む様に設計されている
遠目から見たら少女なのもその辺の印象操作だな
つまり遠くからは擬態
近付けば明白にしたかったのですね
その通り
私が出来る事印象操作として
計算した結果が今のできるちゃんだ
予測可能なトラブルは避けたいからな
了解
予測可能なトラブルに対しての確認をしました
しかし私の内部資料には記入されていませんでした
博士?
おっと!
それは私の目が節穴だった様だな
すまん 忘れてたみたいだ




