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躁鬱型回避性人格補完計画

作者: 透瞳佑月

僕に優しくしてよ


女性・才能ある友人達「優しくしてるわよ」


「嘘だ! 笑った顔でごまかしてるだけだ。

曖昧なままにしておきたいだけなんだ」


「本当のことはみんなを傷付けるから。それはとてもとてもつらいから」


「曖昧なものはぼくを追い詰めるだけなのに」


「その場しのぎね」


「このままじゃ怖いんだ。いつまたぼくがいらなくなるのかもしれないんだ。ざわざわするんだ。落ち着かないんだ。声を聞かせてよ! ぼくの相手をしてよ! ぼくに構ってよ!」


「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ」


「じゃあ何もしないで。もうそばに来ないで。あんた私を傷つけるだけだもの」


「あ、『適切な温度の異性』、助けてよ。ねえ、『適切な温度の異性』じゃないとダメなんだ」


「嘘ね」


「あんた、誰でもいいんでしょ。女の子も天才の友達も怖いから。健常者も異常者も怖いから。私に逃げてるだけじゃないの」


「『適切な温度の異性』、助けてよ」


「それが一番楽で傷つかないもの」


「ねえぼくを助けてよ」


「ホントに他人を好きになったことないのよ! 自分しかここにいないのよ。その自分も好きだって感じたことないのよ! .......哀れね」


「助けてよ.......ねえ誰かぼくを...... お願いだからぼくを助けて。助けてよ………………助けてよ……………..ぼくを助けてよ! 一人にしないで! ぼくを見捨てないで! ぼくを殺さないで!」


「嫌」


《発狂自傷他害》


「誰も分かってくれないんだ」


「何も分かっていなかったのね」


「嫌なことは何にもない。揺らぎのない世界だと思っていたのに」


「他人も自分と同じだと一人で思い込んでいたのね」


「裏切ったな、ぼくの気持ちを裏切ったんだ!」


「初めから自分の勘違い。勝手な思い込みにすぎないのに」


「みんなぼくをいらないんだ。だからみんな死んじゃえ」


「ではその手は何のためにあるの?」


「ぼくがいてもいなくても誰も同じなんだ。 何も変わらない。だからみんな死んじゃえ」


「では、その心はなんのためにあるの?」


「むしろいない方がいいんだ。だからぼくも死んじゃえ」


「ではなぜここにいるの?」


「ここにいてもいいの?」


(無言)


「140140140140140140140140140140140140140140140140140140!!!!!!@sicksicksicksicksicksicksicksicksicksicksicksick」


「自分が人から愛されるとは信じられない。 私にそんな資格はない」


「ただ逃げてるだけなんだ。自分が傷つく前に世界を拒絶している」


「人の間にある形もなく目にも見えないものが」


「怖くて心を閉じるしかなかったのね」


「意気地なし」


「そんなに辛かったらもうやめてもいいのよ」


「そんなに嫌だったらもう逃げだしてもいいのよ」


「楽になりたいんでしょ。安らぎを得たいんでしょ。私と一つになりたいんでしょ。心も体も一つに重ねたいんでしょ」


「でも、あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」


キモチワルイ


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