日本の街並みの景観向上のために
現在日本の街並みの景観はかなり残念なことになっています。海外からの観光客は古い町並みには魅力を感じても、例えば50年前に開発された新興住宅地を見たいと誰が言うでしょうか?
普段から思っているゆっくりと景観を向上させていく為の、ごく簡単な提案を三つほど挙げて行きます。メーカー関係者の方、ご覧になっていたら是非商品開発の場で提案されてみてください。
まず最初に、これはかなり前から言っていますが黒いコンクリートブロックです。試作をいくつかしてもらった事はありますが、なぜか大々的には売り出してはもらえませんでした。今でも値段の高いもので、型枠ブロックなどには同様のものがありますが、あくまで通常のブロックに着色材料分だけ上乗せした、廉価な物が欲しいのです。従来のライトグレーのものと組み合わせる事で、デザインの幅が格段に広がります。ブロック塀は未だによく使われますが、その理由は安価だからです。だから廉価であることが重要です。メーカーに確認しましたが、製造コスト自体はそれほどかからないそうです。あとは在庫管理や流通の話だと思います。要はやる気の問題です。
次に樋などの配管で使う掴み金物です。これは現在基本的にはシルバーです。最近渋めの色をしたマンションなども増えてきましたが、どうしても竪樋の掴み金物だけがキラキラ光っていて気になります。着色すると高くなりすぎるというのであれば、せめて艶だけでも消して欲しいです。それだけの事で街全体としての景観は絶対に上がります。普通の方は言われなければ気が付かないかもしれませんが、そういう所の積み重ねがジャブのように効いてきます。これは樋だけではなくて、最近流行りのむき出し配管の天井なんかでも需要はあると思います。
最後にエアコンの配管カバーです。現在でも色の付いたものは各メーカーから出ていますが、本当にあれはデザイナーが絡んでああなったのでしょうか? あの艶の具合と言い接続部の形状と言い酷いと思います。樋に関してはデザインを意識したものも出て来ていますが、配管カバーは完全に置き去りです。そうしてできるならばそこは素材にも拘って欲しいです。可能であれば木製がいいですが、外部で使うのでエコアールウッドとかアコヤ材、サーモウッドなどの耐候性の高い木材料がいいでしょう。これを木目調の樹脂製とかにするのは逆効果なのでそれはやめてください。
上記三つは日本だけでなく世界市場も狙える様な話だと思いますので、是非関係者の方はご検討ください。日本の景観を何とかして行きましょう。




