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嵐の先に、暗闇の先に

作者: くじけながら生きている少年B

 その日は風が強かった

 やっとやんだと思ったら

 ひどい雨が降ってきて

 嵐が始まったこんなの初めてだ



 いつもいつも自分を

 苦しめ苦しめ生きてきた

 言葉じゃ全て伝えられない

 もどかしさ 生き苦しさ


 あのころは良かったと

 懐かしみながら

 今の自分を憐れんでる

 何をしてるんだろう


 優しさに甘えて

 歩くのをやめたよ

 ちょっと立ち止まってみたけれど

 何も見えてこない

 何をしたいんだろう

 世界を信じられない

 どうしてぼくは生きているの?

 何度も何度も問いかけた


 生きているのに生きていない

 誰にも僕はいらないの?

 この世界がほんものなのか

 わかんなくなってきたよ


 今も風に吹かれて

 倒れそうで倒れちゃって

 涙で地面を濡らしたよ

 もうもっと下はないね



 さあそろそろいいかな

 こけたからできることがある

 地を這って探し物

 初めてみたよ


 逃げた先で見つけた

 ほんの小さな光を

 また信じるのは怖いけど

 また信じてみたい


 ひとりになってひとりじゃなくて

 誰かの手を借り生きている

 何もひとりじゃできなかった

 でも決めるのは自分だ


 苦しくても辛くても

 はじめての恐怖の中でも

 自分で決めて進むのは

 ほんとにほんとに辛いけれど


 明日はどこにいるのか

 探してみたくなったよ

 なにか僕にできることはないかな


 見えない橋に

 一歩踏み出したら

 きっとなにかが

 見つかる気がする



 やっと掴んだ光離さないで

 きっと笑顔になれるよ



 光が射した、暗闇に

 今日が咲いてる、この場所に

 きっと今なら笑顔になれるよ


 ぼくならきっと叶うよ

 って信じるのはまだ怖いけど

 生きることだけはあきらめられない


 なんども何度も転んで

 立ち上がってきたの思い出した

 希望をなくしてもまた

 とりもどしてやる


 とりもどせるさ

 感想等、お待ちしております。

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