平和な異世界英語勉強8日目はテストだったのでやりません
俺は7時に起きて、学校の準備をした。
行こうとした時も、シュエリーがいると思いきやいなかった。
へぇ、まぁいっか、学校行こっと。
歩いている途中に男友達がいた。
「よぉ!」
「え?なんだ?」
え?日本語?あ!やべ、見間違えた。
「すいません!とある人と間違えました、本当にごめんなさい」
「お前、何で日本語喋れるんだ?」
「それはここに日本からこの異世界に転移したからです」
「へえ、俺と一緒か」
「え?あなたもですか?どういう時に転移しましたか?」
「卒業式の最中」
え?転移したやつ、卒業式の最中しか狙わんの?
ゴミやな。
「学校どこですか?」
「あー日本風の学校だよ」
「お前名前は?」
「夜たけとです」
「そうか、俺の名前は六田やしき、よろしくな!」
「よろしくお願いします!」
「一緒に行きませんか?」
「よし行くか」
日本人仲間いると心強ぇ。
「けどお前勉強してる?」
「え?何でですか?」
「今日はテストだぞ?」
「は?え?テ、ス、ト?」
「そうだぞ?国語、物理、化学、数学、歴史、地理だぞ」
「ん?ちょっと多すぎないですかね?」
「普通だろ、お前だって1年前に来たんだろ?」
「え?約1週間前に来ました」
「え?そんな最近かよ」
「で、話変わるけどテスト勉大丈夫か?」
「いえ、全く」
「ノー勉!?お前やるなー(笑)」
「赤点とったら留年すっか?」
「いや補習あるからないぜ」
よし、最高だ。
「まぁ深夜までの補習だがな」
前言撤回、地獄。
「赤点ラインは何点すか?30点すか?」
「いや?31点で赤点回避」
30まで赤点なのかよ。
「で、お前さ」
「何ですか?」
「あいつ、どうにかしなくていいのか?」
あいつ?後ろを一瞬振り返ると、げ!シュエリー。
「まぁ、日本語で喋って何とかしときます」
「面白いやつだな、あいつ日本語通じるんか?」
「いえ、通じません」
「え、お前それ大丈夫?」
「大丈夫じゃないすかね」
そして、学校につき、やしき先輩が言っていた通り、テストであった。
1限目は国語か。
わ、分からない。なんだよ
I'll chase your dreams forever(君の夢はいつまでも追いかける)の文章を1部抜粋し、書けって。
そうしてる間にチャイムがなり、テスト用紙が回収された。これ下手したらまずいな。
2限目は化学であった。
ん?なんだこれ?1問しかない。
で問題は。
「環境化学であればどれを証明しても構わない??寝るか」
起きたら3限目の途中であった。
あ、寝すぎた。物理の問題も1問しかないのか。
「万有引力を証明せよ」
え?寝るの継続していい?
適当に解いて寝た。
「Why does he sleep?(彼はなんで寝るんだろう)」
シュエリー今なんか言ったかな?まぁいいか。
4限は数学か。
2問か。1問目は簡単だな。
2問目はヴェイユ予想を証明せよ?
知るか、そんなもん、30点にはなるかもしれないし解いた。
飯を食べて
歴史、地理はやれる所だけはやって寝た。
そして、テストが終わり、学校は終わった。
「Xuelly, was the test difficult?(シュエリー、テスト難しかった?)」
「Separately(別に)」
なんか冷たくない?確かに女子とも少しはお話するけど、寝てる俺に興味はないだろ。
「Si dices algo que no entiendes, yo también lo diré.(あなたが分からない言葉を言うなら私も言う)」
英語?なわけないよな。なんて言った?
「Xuelly, What did you say?(シュエリー、なんて言った?)」
「I just said stupid, clumsy.(ばか、ドジと言った
だけ)」
そうなのか?てかドジって酷くない?ドジな場面見せた?ばかは認めてやるけども!
てかシュエリー英語以外も喋れたのか。日本語も分かってくれないかな。
「Xuelly, Do you know where there is a restaurant?(シュエリー、レストランあるところ知ってる?)」
「Restaurant? If it's a family restaurant, it's there.(レストラン?ファミレスならあるよ)」
なんかシュエリー嬉しそうだな。
「Let's go tomorrow(明日行こうか!)」
「ok(行こ!)」
今日は寝るか、今日テストやったから明日休みだし。