平和な異世界英語勉強2日目
休日、ここの異世界は日本と同じで週2日の休日があるみたいだ。今日は土曜日だし、3時間程勉強するか。
1時間経ったが英単語がめちゃくちゃ難しい。
読むのは簡単なんだけれど、書くのが死ぬほど難しい。
自己紹介文は口では言えるけど、書くのがこれまたしんどい。普通に考えておかしいもん。偏差値30ぐらいの俺がやる方が。ほんと誰だよ平和な異世界の癖して、勉強させるとか。最低にも程があるぞ。
冒険とかないしな。一応あるみたいだけど、65歳からだからなー。なんで年寄りじゃないと冒険できへんのや。
2時間後〜自己紹介文や簡単な英単語は書けるようになった。
今日はもうこれでおしまいにしようかな。飽きるし。逆にモンスターいるか、見ようかな。
俺は外に出たが、学校以外の道が分からないので、やっぱ籠ることにした。スマホ圏外だし。
シュエリー見て気分を変えようかなと、カーテンを開けたが、シュエリーはいなかった。
いやーマジか、いないのか。シュエリーどこ行ったんやろな。買い物かな?
てかスーパーとかどこにあるか、今度聞くか。
いないと思った俺はカーテンを閉めようとしたら、ベッドから起き上がったシュエリーの姿が見えた。
まっずい、俺は恥ずかしいので、とっさにカーテンを閉めた。
シュエリーの部屋〜
「It's funny how someone suddenly closes the curtains.(いきなりカーテン閉めるなんて、面白い人)クスクス」
俺はシュエリーに見られると少しだけ恥ずかしいと感じてる。
やっぱ勉強するかと思い、机に向かった。
しかし、英語を解いてるうちに俺は眠くなった。
気がつけば17時であった。
「やっべ、寝すぎた」
「ピンポーン」
誰だ?夕方に玄関のチャイム鳴らすのは?ん?てかこの異世界玄関のチャイムあんのか。へぇ。
俺は玄関を開けたら、シュエリーがいた。
「何か用事?」
日本語でまた言ってしまった。シュエリーは俺が日本語を使う度に笑う。
「Would you like to go to the supermarket with me?(私と一緒にスーパーに行こ?)」
go(行く)とか言っていたので、
俺はとりあえず、
「OK」
と言っておいた。
シュエリーは俺の手を引っ張た。あ、これ一緒に行くやつか。
俺は驚いた。え?スーパーってこんなでかいの?
「え?スーパーってこんなにデカイの?」
「What do you mean?(どういうこと?)」
シュエリーは何かを喋っていたが、やはり笑ってる。けど、教師とは違い、呆れての笑いではなかった。やっぱシュエリー可愛いな。
まぁシュエリーといると、痛い視線が向いてくるが、昨日と違い、1人居なくなっていた。告ったやつがいないと俺は思ってる。けどまだ2人いる。
「なぁ、あいつら何なの?知ってる人?」
指を指してしまったが、大丈夫かな?
「Is there anyone over there?(あそこに人でもいるの?)」
「Yes,there,is.(そう)」
「Isn't it anywhere?(どこにもいないよ?)」
やべぇ、分からない。けど多分いないって言っているのか?え?あいつら隠れたか?
シュエリーはカートの中に沢山入れていた。
え?蓄えにしては量がおかしいよな?
「Do you buy that much?(そんなに買うの?)」
「that's right? I'm buying it for you too.(そうだよ?あなたの分も買ってるからね)」
何言ってるか分からねぇけど、まぁいいか。
レジまできて、シュエリーはお金を払い、出てきた。
「荷物持つよ?」
「I'll give you your luggage(あなたの分の荷物だよ)」
何言ってるかわからんが、持つか。
「そっちも持つよ?」
俺はシュエリーが持ってる荷物に指を指して言った。
「Do you want my luggage? No, this is mine.(私の荷物ほしいの?ダメだよ、これ私のだから。)」
何言ってるがわからんが、Noと言ったし、いいのか?それならいいけど。
俺は家に帰った。けど俺ん家冷蔵庫あったかな?
キッチンに行った。普通にあった。それは買ったものを冷蔵庫に入れて、今日は寝た。