一日目夜
俺と蓮は怒りのままに赤鱗を殴っていた。
俺、蓮「おらおらおらおらおら!八つ当たりじゃ!」
蓮は此処での謎バフ、俺は仮面のバフで赤鱗を殴っていた。しかし、時々飛んでくる尻尾攻撃や気弾もどきにはかなり苦戦していた。
蓮「ちっ…あっぶねぇな…どうする、遊!?」
俺は考えつつも感じていたことがあり、赤鱗が出してくる気弾もどきと似たような雰囲気が腹の奥から感じていたのだ。
俺「…蓮、一回やりたいことあるんだが…いいか?!」
蓮は一瞬?を出したが理解したのか頷き。
蓮「もちろん!」
俺は蓮に合図を出しながら作戦を始めた。まず、蓮が赤鱗の頭めがけて殴りかかる。しかし、もちろん赤鱗はカウンターとして尻尾で叩こうとしてくる…俺「蓮!その尻尾絶対に離すな!」
蓮に死ぬ気で止めさせる。蓮は歯を食いしばりながら止める。
蓮「ぐふっ…止めたぞ!」
俺は腹に感じるものを拳に感じるように必死に動かした。
俺「……ふぅ~よし!くらえクソヘビが…」
俺は高く飛び赤鱗の頭めがけ拳を振り上げる。もちろん赤鱗も無料で殴らせてくれない牙を剥き出しカウンターを狙ってくる…そんなもん知ってるよ…
俺「歯ごとへし折ってやんよ!」
俺が放った拳は見事赤鱗の牙を折った。そのまま俺は反対の拳で赤鱗にとどめをさそうとした…しかし、その拳は桃貴さんに止められた。
桃貴「うん!よくやった!」
俺は力が抜け地面に無気力に落ちていく…それを鬼翔さんが受け止めてくれた。
鬼翔「かっこよかったぞ…遊、蓮」
いつの間にか蓮も力が抜けて気を失っていた。俺は蓮が無事なのを確認してから気を失った。
桃貴「よしっ…じゃあ舞能…後は頼んだぞ!」
俺と蓮はその夜、事務所のベットの上で起きた。
蓮「いたたた…遊!」
俺は蓮の声で起きた。
俺「うんんん…蓮…生きててよかった」
蓮「こっちのセリフだよ〜〜」
蓮は泣きながら俺に抱きついてきた。
俺「痛い痛い痛い痛い、痛い!離れろ!」
俺は泣いて抱きついてこようとする蓮を手で押し返していると
鬼翔「おっ!起きたか…待ってろ今秀夜呼んでくるかな」
鬼翔さんが出ていってから数分で秀夜さんがきた。
秀夜「ほんと災難だったね。遊、蓮」
秀夜さんは少し憐れみの目をしながら喋りかけてきた。
秀夜「今治すからな」
そう言うと秀夜さんはお面をつけてから意味のわからない言葉を羅列させてから最後に
秀夜「…………治れ」
そう言うと俺の体はきれいに治った。
秀夜「よし、つぎ!!」
秀夜さんは蓮にも同じことをしてから
秀夜「終了!はい、家に帰ってしっかり体を休めるように」
そう言われ俺と蓮は家に帰された。俺と蓮は帰路につきながら今日の事を話ていた。
俺「あれ…なんなんだったんかね…」
俺と蓮星空を見ながら淡々と話した。
蓮「夢じゃね?…そんなわけないか」
その時蓮が何かに気が付く。
蓮「おい、ポケットになんか入ってんぞ?!」
俺と蓮はいっせいにポケットから取り出す。そこには10万入った封筒があった。俺と蓮は口をポカンと開けていた。
俺「金だね…」