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神隠しの児  作者: 昇夏
8/15

一日目午後

赤鱗は尻尾で俺等を攻撃してくる。それを俺と蓮はなんとか避ける。

俺「あっぶね!大丈夫か蓮?!」

蓮は体制を整えつつ反応する。

蓮「…大丈夫だ!てか、あの桃貴とか言うやつどこいきやがった?」

俺「しるかよ…そんなの!」

ここで俺は違和感に気付く。

俺(なんだ…この動き本当に俺か?)

蓮も少しだが違和感に気付いたらしい。何故か現実世界より何段階も動きやすかったのだ。

蓮「おい…なんか動きやすくないか?」

俺「そうだよな…なんなんだこれ?!」

その時桃貴さんは舞能の元にいた。

桃貴「よう!舞能、やっぱし不安か?」

舞能「ノコノコ我の元に来るな…しかし、神戯を強くしてくれる事に関しては感謝するぞ。あと、舞能呼びは慣れんな…まあいい。しかし、なぜ、あの蓮とかいうやつも育てているのだ?我にはわからん」

桃貴「分かってないな、あいつには才能があんだよ…」

舞能「そうなのか…」

その瞬間に俺は赤鱗に食べられそうになった。そのため舞能は俺を助けようとしたが桃貴さんはそれを止めた。この時俺は死を覚悟した…が、

蓮「おい!このクソヘビ、これでもくらっとけ!」

と言い蓮が固めた拳が神々しく光った。その拳をくらった赤鱗は吹っ飛んだ。蓮はというと自分がしたことに驚いているようだった。俺もこれからどう関わろうか少し悩んだ。

蓮「……俺…人として生きていけるかな…」

俺は真顔になってから。

俺「無理!」

俺と蓮はそこから少し言い争いになった。その時鬼翔さんが来てくれた。

鬼翔「大丈夫だったか?!遊、蓮」

俺と蓮はもみくちゃになりながら反応した。

俺、蓮「大丈夫です!」

鬼翔 (なか…いいんだな…)

俺等が言い争いをしていると赤鱗が攻撃してくるが、鬼翔さんが防いでくれた。

鬼翔「そういえば、遊はもう仮面は使ったのか?」

鬼翔さんは赤鱗の攻撃を防ぎながら語りかけてくる。

俺「仮面?ですか…」

俺はポケットの中に違和感を感じ取り出してみた。すると、ポケットに入らないくらいの大きさのお面が出てきた。狐のお面だが色は何もついていなかった。蓮はそれどうなってんだ?みたいな顔をしながら見てきた。

鬼翔「それそれ、つけてみろよ」

俺は鬼翔さんから言われたとうりに仮面をつけてみた。

俺「なんか…力が出てくるような…なんですかこれ?」

俺は鬼翔さんの方を見たがそこに鬼翔さんはいなかった。鬼翔さんはこの時桃貴さんにつれられ舞能の元へいたのだった。まじで桃貴さんは何がしたいんだかわからない…

鬼翔「なんですか?!流石にあれはあいつらには倒せませんよ?!」

鬼翔さんは桃貴さんに意見してくれたらしいが…

桃貴「あいつらの成長のためだ、舞能も許可してるし、いざという時は私も舞能もすぐ助けられるし…いいだろ?」

舞能は頷いていた。鬼翔さんは二人から説得され納得してしまったらしい。その頃俺と蓮は…なんとか赤鱗の攻撃を避けつつ鬼翔さんを探していた。

俺「鬼翔さんーーー、あっぶな!…どこですかーーー、ちょっ…ギリセー…」

蓮「鬼翔さん助けにきたんじゃないんですか!」

その時ピロンっとスマホが鳴ったため見てみると、(二人だけでがんば!(。•̀ᴗ-)✧)このようなイライラするのが桃貴さんからきていた。俺はこれを見てふつふつと怒りが湧いてきた。

俺「おい…蓮」

俺が呼びかけると同じのがきたらしく蓮も怖い顔になっていた。

蓮「なんだ…遊…」

俺「なにするか…分かったよな…」

俺と蓮は逃げていて背にしていた赤鱗の方をいっせいに振り向いた。

俺、蓮「……ブッ殺してやんよ、このクソヘビ野郎が!!!」

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