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墓地々々でんな  作者: 葛屋伍美
第1幕 異世界転生失敗?!悪霊 縄破螺編
35/171

登場人物

 善湖 善朗(よしうみ よしろう)

 秘かに異世界転生を夢見ていたごくごく平凡な高校生。

 大雨の日に、川を流されていた子猫を助けるときに、誤って足を滑らせてしまい無事死亡。美少女 乃華のばなに出会い、異世界へ・・・と思いきや、目覚めた先は霊界だった。色々な文字通り、魂(幽霊)との出会いが善朗を導いていく。



 乃華のばな

 死者の魂を天国・極楽・地獄へと導く『魂の案内人』の一人。

 娯楽が氾濫する霊界のせいで、輪廻転生を拒む魂が増え、日々の営業?に疲れていたところ、善朗と出会う。真面目な性格で、何事にも勉強熱心。善朗との出会いで、新たな道に進むのだが・・・。



 鼓條 冥(こじょう めい)

 霊能力者の女子高生。善朗とは善朗の葬式の時に出会う。

 性格はクールでどこか達観している。頭脳明晰、文武両道、美少女と恵まれているように見えるが・・・。



 大前 森永(だいぜん もりなが)

 善朗の一族に代々受け継がれてきた名刀。

 付喪神つくもがみとなり、霊界で善朗と共に戦うことになる。

 人型になれるのだが、スタイル抜群でめがねの似合う美女。

 性格は、大雑把で豪快、甘党。



 菊の助

 善朗のご先祖様。

 戦国時代の武将で、大前の元持ち主。

 霊界での一族のまとめ役だけあって、人をひきつけるカリスマ性があり、懐も深い。無類の酒好き。子供から成人の姿まで使い分けている。



 秦右衛門しんえもん

 善朗のご先祖様。

 菊の助の霊界での家臣。無類の酒好きで女好き。

 ヒョウヒョウとした性格で、掴み所がない。

 トレードマークのように通い徳利でいつも酒を飲んでいる。



 金太

 善朗のご先祖様。

 菊の助の霊界での家臣。大食漢。

 いつも大皿で料理を食べているが、性格は明るく頼りになる兄のような存在。



 佐乃

 善朗の霊界での師匠。

 霊同士の戦いを1から善朗に教えてくれた。

 スタイルはスレンダーで、性格は明るく、豪快。

 困っている人を見過ごせない。




 ナナシ

 死神。霊界での案内人や鬼などを統括するトップ。

 いつもニコニコして、雲を掴むような人物。



 伊予

 乃華の同僚で悪友。ピンクのおかっぱ頭でいつも飛び跳ねて元気一杯の美少女。好奇心旺盛でどこにでも首を突っ込みたがる。泣き虫でサボり魔。




 鼓條 美々子

 冥の妹。元気一杯の明るい女の子。善朗の弟 善文と同級生。

 実は天才霊能力者・・・らしい。



 鼓條 空柾あきまさ

 冥の兄。冷静沈着な霊能力者。二人の妹達にいつも振り回されている。ヒヒロという式霊を使役している。



 ヒヒロ

 空柾の式霊。薄い青色のロングヘアに戦国時代の甲冑がミスマッチの美女。170cmはある大柄な女性で色気があるが、それ以上に誰をも包み込むような包容力が滲み出ている。



善湖 善文(よしうみ よしふみ) 

 善朗の弟。実の兄を亡くしたきっかけが自分にあると思いつめて、そこを悪霊『縄破螺』につけ込まれて、命を狙われることに・・・。





 縄破螺(なわはら)

 ろ組の悪霊。

 子供だけを狙う悪霊で、子供の闇をえぐり、追い詰めて、必ず首つり自殺をさせる。自殺した子供の魂を取り込み人形にして、一生苦しませ、それを楽しんでいる。



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