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第26話・正式な教師

投稿日ギリギリなので誤字脱字確認取れてないですが時間もないので投稿します。なので誤字脱字あったら気合で読んでください。

 明日はこの作品一周年です。一周年で26話って……

 笑っちゃうね


 学院長室─────


「それで、君から詳細を聞きたいんだが」


 何故威圧をかけてくるだこの学長は。


「詳細も何も支配級(ロードクラス)が迷宮に出現して特待生クラスで討伐させようとしたら、力及ばず討伐できず俺が闘ったら魔級進化が起こって、ちょーーっと本気を出しただけですよ」


 魔級進化とは、(クラス)が何らかの原因で上がる進化のこと。1(クラス)上がるだけで力は何十倍にもなる。


「といっても君、とてつもない覇気が出ていたが」


「そりゃ大きな力は制御できないと覇気が漏れ出ますよ」


 俺を睨みつけてくるが睨みつけても何も出てこないですよ学長


「どうやら嘘はないみたいだな」


 あれ?もしかして睨みつけて何か出てくる能力(スキル)を持っているのか?

 嘘看破とかそういう奴があるのか?


「あの、そろそろ失礼しても?」


「あぁ、いいぞ」


 俺が部屋から出ようとすると


「あ、そうそうトハン君」


「なんでしょう?」


 学長に呼び止められ振り向く


「僕の()を守ってくれてありがとう」


「いえ、とんでもないです」


 そうして俺は部屋を出た。



 初めて聞いた時は驚いたがあの学長の名前は

【サガリ・アダルシア】という名前だ。

 そう()()()()()

 このアダルシア王国の王だ。


「なんで王が学院長やってんのかは甚だ疑問だがそこは突っ込まんでも大丈夫だよな?多分」


 そうして廊下を歩いていると


 1人の女性とすれ違う。

 桜色に少し灰色が混ざったような不思議な長髪の男性かも女性かも分からないその人の横を俺は特に気にも止めず、通り過ぎた。



「おはようみんな」


 最低クラスの窓際の席で半分聞き流しながらHR(ホームルーム)が始まる。


「今日からこのクラスで魔導術学を開始する。その先生を今から紹介しよう」


 そうして出てきたのは。


「わぁ」「素敵」「ほぉ」


 クラスメイトが口々にそういう人をやっと興味を持ち見ると


「皆さんこんにちは、魔導術学担当の『灰桜』と申します」


 先程すれ違った人がそこには経っていた


『解析』


 名前を条件に発動できる解析眼と似たようなスキルを発動する。 

 しかし


【解析失敗】


『再度解析』


【解析失敗】


 そうして何度やっても解析が失敗してしまった。


 今度は【解析眼】で見てみると


(解析媒体が何も見えない!?)


 そもそも、解析能力(ラーニングスキル)は相手の漏れ出る魔素や魔力、精霊から相手を知る能力で、サトとの連携でステータスも分かった訳だが、その全てが灰桜からは何も感じられなかった。

 この3つを認識できないというのはこの世界では死んでいることになる。

 魔力や精霊はともかく、魔素は全ての生物の体を構築している。

 魔素を感知できないのは生物とすら言い難い。


 俺がそんなことを思考している間に自己紹介が終わっていて、ちょうど魔導術学の授業があるらしい。

 この授業で見極めるしかない。



「皆さんは魔法についての授業は()()でしているので、僕の授業では実際にやってみて魔法の練習をするという形です」


 僕だと?男か?


 学校に同接されている一見校庭のように見える魔法訓練場に向かいながら灰桜先生はそう言う。


「ここが魔法訓練場です。暴発してもいいように天井は無いので、危険だと思ったら上に向かって魔法を発動してください」


 ここには複数の魔導人形がありその他にも的や様々な道具の説明をして、俺たちは早速魔法を発動することになった。


「それでは出席番号順に名前と種族を言ってから魔法を披露してください。皆さんには魔導術学用の杖を配布します」


 どこかのハリー・ポ何とかの杖にそっくりだ。


 そうして前に片方の背中に翼を持った少年が前に出る。


「自分はアカツ・クリハルア、比翼族で得意魔法は光属性魔法それでは行きます」


 アカツと名乗る少年は杖を向け詠唱を始める。


『我・上位光精霊の加護を受けし者・今此処にその力を顕現せよ【光刃波(ライトブレード)】』


 光の刃が30m離れた魔導人形にあたる。


「アカツ君凄いですね!最初の授業で魔法を人形に当てられる子は少ないんですけど」


 そうしてクラスメイトのそれぞれが魔法を発動していく。


「次どうぞ」


「はい。私の名前はツラリ・ルアジカと言います。人族です」


 そうして魔法陣が構築される。

 だが


「詠唱をしないで魔法陣を出せるの」


 灰桜先生が感心したようにツラリさんを見る


岩拡散放射(ロックブラスト)


 そうして発動されたのはとても鋭い形をした岩だった


【土属性中級魔法で威力が高いですが魔力消費が多い魔法です】


 岩は魔導人形を貫き、拡散した石が近くにある魔導人形にあたり少しへこんだ。


「当てられるのもすごいし、貫通する程の岩の威力は勿論、拡散した岩も魔導人形をへこませるほどの力素晴らしいですね」


 無詠唱ができるのか…

 この世界の魔法レベルは低いと思ったがそうでもないのか?


「次どうぞ」


「はい」


 俺は杖を持って前に出る。


「僕の名前はトハン。性はありません。人族です。それでは行きます」


 端的な自己紹介をして魔法を発動する。


(サト、頼む)


【了解・想像弱化を発動。威力を抑え詠唱を開始】


『我・火精霊の加護を受けし者・今此処にその力を顕現せよ・【火焔球(ファイヤーボール)】』


 まるでマッチの火のような小ささの球体を前方へ飛ばす。だが魔法は15mも飛ばず雲散霧消(うさんむしょう)した。


「うん!まだまだ改善の余地はあるけど最初にしては上出来!」


 マジでこの先生男か女かわからん。見た目は少しガタイが良いのに髪が長くて口調も女っぽいのに一人称は【僕】だし顔は美少年みたいな……クソ、解析したい


 あとは特に目を見張る程の術者はいず。

 魔導術学の授業は生徒の魔法の腕を見るだけで終わった。


「それでは皆さん教室へ戻ってください」


 ぞろぞろと俺と1人を除いて生徒は教室へ向かった。


 残ったのはツラリ・ルアジカと名乗った少女。


「えっと、貴方たちは僕になんの用?」


 ツラリは先生へ申し出た。


「先生の魔法が見たいです」


 特に表情を変えず。冷酷な眼差しを向けるこの少女は。

 どこか昔のスランと似ている気がする。


「僕の魔法ですか?」


「僕も見たいと思っていました」


 クソ、一人称が被ってるとどっちが喋ってるか分かりにく…………なんでそんなこと気にしてるんだ?


「えっと、僕は魔法が使えないんだ」


 そんな訳ない。この学院は王都魔導専門高等学院というほど魔導について教えるのに魔法が使えないわけが無い。


「そんな訳ありません」


 ツラリが表情を変えず、威圧する様に言った。


 しかし魔力、魔素、精霊が感知できないのは魔法が使えないと言うので説明はつくんだが。

 この学院に勤務してる以上なにか使えるはずだ。


「灰桜先生は生活魔法を使うことができないのでしょうか?」


 生活魔法は生物なら誰でも発動できる魔法で、魔力を必要としない。だから生活魔法を使えないわけが無い

 言ってから思ったが少し煽ってないか?俺


「うーんと………はぁ」


 灰桜は髪をクルクルと回す仕草をして、なにか覚悟を決めたような顔をした。


「分かった。だけど僕の魔法はここでは見せれない。あとで正門まで来てくれるかな?」


「「分かりました」」



 俺は教室へ戻りながらツラリのことを解析していた。


【解析結果・ツラリ・ルアジカ。ルアジカ伯爵家の令嬢。土魔法や風属性の魔法を使う複数属性魔法士(マルチウィザード)


(なんでマルチウィザードが最低クラスにいるんだ?

というかそもそもこの学院のクラス分けの基準はどうなってるんだ?)


複数属性魔法士(マルチウィザード)が最低クラスにいる理由は情報不足により断定不能ですが、この学院のクラス分け制度は入学テストを点数順に並べ下から数十人を選ぶのが最低クラス。逆に】


(上から数十人を選ぶのが特待生クラスか)


 それならもっとツラリが最低クラスにいる理由がわからない…


「君」


「なんでしょう?」


 この学院の教師だろうか?


「トハンというのは君か?」


「そうですが」


「学院長から君を呼ぶように言われた。行ってくれないか?」


「分かりました」



「失礼します」


「来てくれてありがとう」


 なにか飲み物を飲みながら窓にいる先生の図か…悪くない。


「なんの用でしょう?」


 近くの椅子に腰掛けて話を切り出す。


「君は特待生クラスの実技演習の教師だが」


「はい」


「魔導術学の教師もやってくれないか?」


「それはどういうことでしょう?」


 学長がおそらくコーヒーだろう。

 一口飲み。言う


「特待生クラスの魔導術学担当だ、私の知る限りとても優秀な教師を担当につけたのだが」


「はい」


「ザヨン・クールリアス君のことは知ってるね?」


「もちろんです。とても才能に恵まれたあの方ですね」


 性格以外は死ぬ気で頑張って才能磨けばもしかしたらほんの少しの確率だがSSランクに到達出来るかもしれないほどの天賦の才能だ。

 0.1%でもSSランクに行けるかもしれないというのは

 本当に恵まれた才能だということだと言うのは理解していただきたい。


「彼が昨日。魔導術学の授業を行っている時に教師をボコボコにしてしまってね」


「なるほど」


 別に驚くことも無い。Aランク魔導士でギリギリ張り合えるかくらいだ。


「教師も戦闘貴族のBランク魔導士でとても優秀なのだが、貴族のプライドが高くて自分より年下の子供に負けて教師を辞めてしまった」


 本当に貴族派の貴族はプライドが高いんだから。


「この学院であのザヨン君に張り合えるのは私と君、トハン………いやスログアドラー様だけだ」


 学長なだけはあるな。あのザヨンと張り合えるかもしれないなんて。


「でも私は学長の仕事と王の仕事で手一杯でね。君にお願いしていると言うわけだ」


「いいですよ」


「何!?決めるのが早くないか?」


「まぁ将来有望の特待生達を指導するというのはとても名誉なこと。むしろ僕にやらせて頂けるなんて。光栄の極みでございます」


「そうか…ありがとう」

どうでしたか?楽しんで行けたら幸いです。


もし楽しんでいけたのなら、下にある

☆☆☆☆☆

の評価をつけてくれると嬉しいです。


 1つでもつけてくれたら私は嬉しくてどんどん作品を書いていこうと思います。

 ぜひよろしくお願い致します。



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