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求人広告を出しませんか?
ミク「先生! 塾のチラシに求人の募集も載せたらどうですか?」
先生「あ、いいかもね。受付カウンターの事務員さんをちょうど探しててさ」
ミク「わかりました。じゃあ《カウンターレディ募集》ということで」
先生「その単語はちょっとなあ……」
ミク「《高校生にお酒を勧める簡単な仕事です》」
先生「やっぱりそっちかよ!すぐ通報だよ」
ミク「《容姿端麗な方》ってどうですか」
先生「今どきそんな求人広告ないって」
ミク「才色兼備な方」
先生「それもちょっとな……」
ミク「風光明媚な方」
先生「どんなやつだよ」
ミク「暗中模索な方」
先生「嫌だよ、そんな迷ってるやつ」
ミク「大器晩成な方」
先生「待ってられねえし」
ミク「疑心暗鬼な方」
先生「何を疑ってくれてんだよ」
ミク「心神喪失な方」
先生「働いてる場合じゃねえだろ」
ミク「馬耳東風な方」
先生「言うこと聞かなさそう」
ミク「神出鬼没な方」
先生「仕事には向いてねえ」
ミク「色即是空な方」
先生「もう生きてねえだろ。もっと普通に《子供好きな方》とかでいいよ」
ミク「わかりました。じゃあ《幼女好きな方》で」
先生「絶対ダメだろ」