確率の問題
ミク「先生、今日の確率の授業メチャメチャわかりやすかったです!」
先生「ほんとに? そう言ってくれると嬉しいなあ」
ミク「これで円順列も反復試行も、なんか見えてきました」
先生「うわ、そんなに?」
ミク「ベクトルの斜交座標とか、数列の漸化式まで見えてきました」
先生「そこまでは見えねえだろ」
ミク「冗談ですって。4STEPの目次を適当に言っただけ笑。本当はサイコロの面の数を覚えたくらい」
先生「どんだけバカなんだよ」
ミク「中学のときみたいに確率は樹形図を書かなくていいんですね」
先生「そうだよ。じゃあ5人がリレーして走るときの順番は何通りあると思う?」
ミク「わかります! ごっ!!!!」
先生「叫べって意味じゃねえわ」
ミク「あと難しかったのがこの問題です。袋の中に5個の白玉が入ってまして」
先生「ああ、よくある色玉問題だね」
ミク「そこから2個の白玉を取り出して、あんみつの中に入れました」
先生「そっちの白玉かよ!」
ミク「そこに黒蜜で数字が書かれた玉を入れます」
先生「黒蜜で書くなよ」
ミク「そこに1番から20番までの人の顔が書かれた米粒を入れます」
先生「職人芸かよ。しかも、あんみつはどうした」
ミク「あと、墓石を並べる問題が難しいんですよね」
先生「まあね、それも確率でよくあるわな」
ミク「黒色の墓石32個と白色の墓石32個を交互に並べていきます」
先生「よく見たら碁石じゃなくて墓石かよ。一瞬だまされたわ。どんだけ重労働だよ」
ミク「墓地でぼっちになりました」
先生「それ言いたかっただけだろ」