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若者短編集

ラノベのタイトルは大抵長いが、コレはラノベではない。例外だ。

作者: 鷹野 砦

たまに自分が嫌になる。

多分、それは自分が周囲の情報に流されやすいからだ。

例えば、ある科学雑誌を読んだ後は、話題が科学のことになる。文を書けば論文っぽくなる。ある推理小説を読むと、身の回りの事情にやたら敏感になる。話し方も頭が良さそうな感じになる。

でも、僕は本を読む。テレビを見る。友達と話す。つまり、大量の情報に晒されている。となると、自分の人格がころころ変わるのはもはや必然だ。周りからは引かれ、自分は自分に失望する。

それが、今の自分ーーー阿波奈 浩輔の現状だ。


朝、8時。僕は読書を進めるべく早めに登校する。今読んでいる本を今日中に読了したいからだ。いつも通りなら真面目だけど地味な高校生らしく、ホームルーム開始10分前に学校へ来るのだが、今回は別だ。僕はいそいそとカバンを置いて、カバーに包んだ我が図書館の蔵書のページを、ペラペラとめくる。

僕は本を読むとき、ページの端を折ったり栞を挟んだりしない。その代わり、ページ番号を完璧に覚える。いつの間にか、そういうやり方が身についている。後5分で読めるはずだ。

ガラガラッ

「失礼します。佐藤先生はいらっしゃいませんか」

…………。

取り敢えず沈黙を貫く。

「失礼しました」

ガラガラガラッ

…………。

これで良し。本に集中出来る。

残り僅かとなったページをめくる。

ガラガラッ

「失礼します。阿波奈君はいますか」

…………。

必死に気配を殺す。

「あっ、いませんか。そーかそーか、折角『エンジェル』のチョコレートをもって来たのに」

「何の用ですか」

間髪あけずに応える。

「あのさ、また執行部の仕事を手伝って欲しいんだけど」

……こいつ、またそれを頼みに来たのか。

思い切り睨むが、完全にスルーされた。

この、僕が好きなチョコレートを知っているロングヘアの女子は、この学校の生徒会副会長である北条 夏子。因みに幼馴染だ。学校では評判がそこそこ良く、まあまあ信頼もされている。

「執行部の仕事って、また本の分類ですか?」

「ええ、そうです」

何でそこで胸を張るのだろうか……。

「本の分類を人の3倍の能率でこなすコウちゃんがいないと、いつまで経ってもあの雑用は終わらないと思うの」

「3人集めりゃ良いじゃん」

「居ないから頼んでるの」

……まあ、エンジェルのチョコレートを持ってきてくれたし、いいか。

「いつ行けばいい?」

「放課後、図書室で」

「了解」

そう言いつつ夏子が持つ紙袋に手を伸ばすと、「これは仕事してからね」と拒否されてしまった。

ガラガラガラッ

「失礼します」の一言もなく、夏子は教室を出て行った。

「……はあ」

思わず溜め息をついてしまった。僕は人に良いように使われる天才なのだろうか。

あっ。

いかん。

「またさっきの本だ」

一人で呟く。

主人公である青年が心中で言った一言、「僕は人に良いように使われる天才なのだろうか」。

また周りの情報に流されてしまった。

……もうイヤなんだけれどな。

そう思いながら本を持ち直した。

303ページ、7行目から。


ーーーーーーーーーーーー


言われた通りに図書室に来た。ついでに思いの外早く読み終えてしまった小説を返却用BOXに入れておく。

「コウ、お待たせ!」

生徒会執行部のメンバーを引き連れて、夏子がやって来た。

「そんなに待ってないよ。図書室の鍵は?」

「今取ってくる」

駆け足で夏子は職員室へと向かっていった。

残った5、6人の中で、髪を短く刈り上げた男子が、僕に声をかけて来た。

「阿波奈君……だったっけ」

無言で肯定する。

「話すのは初めてだったかな。生徒会長の森です」

「……ああ、生徒会長の」

確か、3人の候補者の中で最も人気で、全校生徒の過半数に及ぶ票を集めた張本人。他の候補者が可哀想だったな……。

容姿は完璧では無いが、その分成績優秀で運動神経がいい。女子からも持ててはいるが、どちらかと言うと男子からの尊敬が多い。リーダーシップもある。

「今回はまた手伝いに来てくれて有難う。北条さんから頼られているんだね」

「そんなんじゃありません。僕は頼られるタイプに見えますか?」

「さあ、どうだろう」

そんな話をしていたら、夏子が鍵を持って走ってきた。

「コウちゃん、投げるよ〜」

……え?

「てい!」

気合いと共に投げられた古い鍵を、僕は慌ててキャッチした。

「ナイキャッチー!」

褒められはしたが、コッチは凄くヒヤヒヤした。落としたらどう誤魔化そうかと思った。

溜め息をひっそりついて、僕は鍵穴にそれを差し込み、ガチャリと回した。


ーーーーーーーーーーーー


扉脇の照明スイッチを押す。白い無機質な蛍光灯の光が、広い図書室を照らし出す。

僕の通っている学校では、読書が推進されている。しかし、生徒の殆どが学校側の意に反して読書をしない。しても、僕を除いた大半の生徒が、ラノベしか読まない。

言っておくが、僕はラノベが好きじゃ無い。無駄に長いタイトルやキラキラしたイラストで中身を誤魔化し腐らせている。調査段階でラノベだと分かった本はすぐさま興味を捨てている。読む価値なし。

……今更考えなくても良いことを考えてしまった。これもさっき読んだ本の影響なのだろうか。

執行部のメンバー達と、中庭のようなスペースに置かれている席に座る。周囲には学校側が気合いを入れ過ぎてしまった為に大量発生した、数多くの本棚が乱立している。蔵書数はそこらの市立図書館と張り合えるレベルだろう。2万冊、超えているかもしれない。

「さーて、本の整理を始めようか」

森会長がにこやかにそう言って、早速下っ端に新刊の搬入を命じた。

男子2、3名が隣の事務室から運んできた本の量を見て驚いた。前回の軽く3倍はいっている。

執行部の1人が震える声で、

「前回でさえ分類に1時間は掛かったのに……」

と呟いた。顔面蒼白だ。

気持ちは分かる。本の事ならほぼ何でも得意だが、量が余りにも多過ぎる。

「すみません、来週から読書習慣が始まるので、学校側が張り切っちゃったらしくて」

とても申し訳なさそうに話す夏子。

みんながみんな我らが坂雲高校を恨みながら、作業に取り掛かった。


ーーーーーーーーーーーー


2時間後。

当初は終わりが全く見えなかったのだか、みんなこの地味な作業に慣れたのか、明日に仕事を持ち越すこと無く、何とか分類が終わった。

「あ〜〜」

「疲れた〜〜」

あちこちから声が飛んでくる中、次に借りる本を見繕っていた僕に夏子が近寄ってきた。

「コウちゃん、ゴメンね。退屈だった?」

「いや、それほどでも無いよ」

本音だ。僕は本好きが嵩じて本に関する事ならほぼ何でもこなせるようになった。楽しんで。だから、今回も量が多い割にはそんなに疲れなかった。

「ようし、頑張ってくれたお礼にエンジェルチョコレートをあげよう!」

差し出された紙袋を有り難く受け取る。

よし、これでかなり報われた。

「あのさ、コウちゃん」

「何?」

「この後、一緒に帰らない?」

「……ああ、いいよ」

何だろう。気のせいか、森会長がいる辺りから妙な視線を感じる。

一体何故だろうか?

カバンを持って立ち上がり、僕は夏子と図書室を出た。


ーーーーーーーーーーーー


少し早足の夏子を追っかけながら、先程の妙な視線について考えていた。あの視線を向けられたのは、一体何故か。

不意にぞくっとする。理由がわかった訳では無い。いつの間にか自分が、探偵めいた思考をしていたからだ。さっき返した本は、最近話題の探偵小説だった。

……またやってしまった。

自分の馬鹿さ加減に腹が立った。腹が立つにつれ、普段は抑えている思考が、頭をもたげた。

それは、自分が何処に存在しているのかということ。

僕は周囲から取り入れた情報にすぐ依存してしまう。会話や考え方に、すぐコピーされる。自分自身の言葉なんて、全然無い。

それはつまり、『自分』という名の核が存在しない事になるのではないか。こうして『自分』が考えているはずの事は、その全てが取り入れた情報によるものでは無いか。

だから僕は分からなくなる。全てが。

考えてみて欲しい。もしも、自分が存在しないと思ってしまったら?もしも、考えている事一つ一つが、嘘だと考えてしまったら?

僕の答えはこうだ。死にそうなほど混乱する。

「……ちゃん、コウちゃん!」

ハッと顔を上げると、そこには夏子がいた。辺りを見渡すと、いつもの通学路だった。自動操縦で帰宅していたらしい。

「あっ、ゴメン。何話してたっけ?」

「何にも。今初めて声かけたんだもん」

「……ホント、ゴメン」

「そんな気にしないの」

そう言いながら優しく肩を叩いてくれた。

「それで、何の話?」

「……あのね、私コウちゃんに言わなきゃいけない事があるの」

そう言う夏子の横顔は鬱々としていて、普段からは全く想像出来ない雰囲気をまとっていた。

「森会長、知ってる?」

「知ってるも何も、さっき会ったばかりじゃん」

「私、その森会長に告られたの」

えっ?

「告られたって、何で?」

夏子は苦笑しながら「そんな質問、意味ないじゃない」と言ってから、

「でも、断ったの」

と言った。

「私、他に好きな人がいるもの。受け入れる訳ないじゃない」

「そ、そうなんだ……」

「でも、その森会長が断ってもしつこくてね。ジッとこっちを見てきたり、私の後をつけてきたりするの。初めは無視してたんだけど、やっぱり気持ち悪くてね」

そして、急にこっちを向いてきた。気のせいか、頬が赤くなっている。

「私、どうすればいいのかな。コウちゃん教えてよ」

僕は夏子の顔にドギマギしながら、頷いた。一度冷静になる。

ーー僕が、もしも森会長だったら、どうするか。振られた女子に未練があるって、どんな気持ちなのだろうか。

大抵の小説には、こういったストーカーまがいの行為は捻くれた心理が元となっている事が多い。しかし、一般の男子であるならば未練を持つのは当然ではないだろうか?

なら、森会長も考えているはずだ。「いつまでも未練を持っているのはみっともない」と。

「夏子」

「へっ?」

夏子が驚いて振り返った。

「僕がどうにか収めるから、明日森会長を呼び出してよ。安全で人目に付かないところに」

「わっ、わかっ、た」

夏子がおろおろしながら頷いた。

「あっ、あと、私の名前……」

「ん?」

「な、何でもない!」

明らかに動揺しながらパタパタと逃げていった。何に慌てたんだろうか?分からん……。


ーーーーーーーーーーーー


家に着くと、僕は荷物を投げ出してベッドに飛び込んだ。暫く鬱々とする。

僕は探偵でも無ければヒーローでも無い。かっこよくも無ければ優しくも無い。なのに、何故そんなフリをするのだろうか。意味が無い。何も無い。

今回も、やってしまったなーーーー。

ぼんやりと天井を見上げていると、階下から母親が「ご飯よー」と呼んできたので、急いで着替えて下に降りた。

席に着くと、僕はいただきますもそこそこにして飯をかきこんだ。向かいでは母親が笑ってこっちを見ていた。

「……何でこっち見てんの」

「いやいやー。コウちゃんってさ〜、何かに悩んでいる時って、いつもご飯をかきこむなーと思ってね〜」

「え?」

ウソ!

「昔から、本当に分かりやすい性格してるわね。コウちゃんは」

「……余計なお世話だよ」

僕は不貞腐れて、箸の運びをさらに速くした。

「悩んでいる時はさ、必ず3通りは解決方法を考えなきゃダメだよ」

「……うん」

昔から言われてきたことだ。何をしたらいいかわからない時は、解決方法を3通りは試す。ダメだったら他人に頼りなさい。

でも、例の「周りの情報に流されやすい」性格についてはそうしていない。こればかりは自分で解決したい。この意思は、周りの情報に影響を受けている訳じゃないと思う。

でも、今まで何一つ考え付かなかった。他力本願じゃないけど、他の人に相談してみよう。

よし。

方針を決めると、僕はゆっくりとコップの水を飲み干した。

その様子を、母親が微笑んで見ていた。


ーーーーーーーーーーーー


翌日、僕は学校の中庭に来ていた。中庭なんて如何にも他の生徒から目立ちそうだ。しかし、その一角、10年ほど前に校務員の人が植えたと言う生垣に囲まれた場所。此処なら全く人目につかない。

畳3畳ほどのスペースで、僕は森会長と夏子を待った。

「森会長、此処ですよ」

「全く、困るよ夏子……」

間も無くやって来た森会長は、そのニヤニヤ笑いを僕と目が合った瞬間に引っ込めた。

「阿波奈君か、どうしたんだいこんな所で」

後半部分が棒読みだ。

「いえね、実は夏子に頼んでいたんですよ。貴方と人目につかない所で話したくてね。此処ならどんな話でも、盗み聞きされませんよ」

「どういう意味だ」

言いながら森会長はたじろいだ。僕は一年上の先輩に、

「”貴方はストーカーですか?”と、聞いてみたかったんです」

と言い放った。

「はぁ?」

森会長がよろめく。

「な、何を言っているんだ阿波奈君」

「そのまんまの意味ですよ。貴方のやった事は全てストーキングに当たる行為です」

「そ、そんなはずはない。僕は可愛い後輩を、遠くから見守っているだけで」

「貴方は気づいているんでしょう?」

僕は森会長の言葉を遮り、その顔を覗き込んだ。

「夏子から色々と聞きましたよ。覗きに長文メールに無言電話。証拠だなんて、とうの昔に集まっています」

森会長はその場にうずくまったまま、瀕死のカエルのように身を震わせている。

その隣に僕もしゃがみ、囁く。

「貴方はですね、夏子から嫌われてしまったんです。残念でしたね。夏子は一度嫌った相手の事は、事の大小関係なく」

さらに声量を落として

「忘れませんよ」

きっちり明言しておいた。


ーーーーーーーーーーーー


 「ありがとう、コウちゃん!おかげで助かったよ!」

 「いや、そんな大したことでもないし……」

 「大したことだよ!本当に!」

 夏子は遠慮なく僕の背中をたたいてくる。気持ちは嬉しいけど、普通に痛い……。

 「今回の件で会長は夏子に手出しできなくなった筈だし、もしまた手を出すようならこっちから、色々と、あれしたりこれしたり」

 「コウちゃん怖いよそれ」

 夏子からツッコミを入れられた。

 「それより、はいエンジェルチョコレート」

 よし。これでもうかなり報われた。

 「コウちゃんって昔からすごいよねー。私が頼った時は本当に張り切っちゃってさ。私がどんなことを頼んでもエンジェルチョコレート一つで済ませちゃう。ある意味、私のヒーローとも言えるよね……」

 「え」

 「ん?なに?」

 「なにって、僕はヒーローって柄じゃないよ」

 そう、僕には主体がない。自分にとっての基本とか、芯がない。だから自分の身の回りのものに影響されるし、時には場にそぐわない行動をしてしまう……。

 僕は、ここで初めて自分の悩みを、他人に打ち明けることにした。なぜそんな気分になったのかは分からない。母さんとの会話がまだ頭に残っていたのかも知れないし、ひょっとしたら夏子に悩みを打ち明けられたのも取っ掛かりかも知れない。

 僕は、これまで抱えていた全ての悩みを夏子に打ち明けた。自分という存在の希薄さ。周囲の情報への依存。そんな自分に対する嫌悪感。全てを。

 夏子は暫く黙って聞いていたけれど、僕が話し終わってすぐに、こう聞いていた。

 「じゃあ、私を夏子って呼んでくれる君は誰?」

 顔はうつむき加減で、近くに林立するマンションの隙間からは、綺麗な夕焼けの光が差し込んでいた。ロングヘアの先端が、夏にまるで似つかわしくない穏やかな涼しい風に揺れた。

 「私と昔から話してくれる君は誰?」

 「私を助けてくれた君は誰?」

 「私とこうして、一緒にいてくれる君は誰?」

 「エンジェルチョコレート一つで、何でも引きうけちゃう君は誰?」

 「いつでも笑顔で私と接してくれる君は誰?」


 「私の好きな君は誰?」

 その時、僕は何を見ていたのだろうか?

 何も見ていなかったのだろうか?いや、違う。確かに僕は夏子の目を見ていたはずだ。

 じゃあ、あの吸い込まれそうで、穏やかなあの色は、夏子の瞳の色は、何色だったのだろう?

 目頭から零れ落ちたあの光は、単なる涙だったろうか?

 一気に混乱してしまった僕に、夏子は確かにこう言った。

 「コウちゃんは、コウちゃんなんだよ。私が好きなのも、今ここにいる君も」

 日本語としてどうかと思うが、セリフとしては最高だった。


ーーーーーーーーーーーー


 あれから一ヶ月。狂騒に満ちた運動会を無事乗り越えた我らが坂雲高校生徒は、今や文化祭の準備にいそしんでいる。かく言う僕も、(実は)文芸部員として数知れない作品を校了までに書き上げるという高難易度ミッションに挑んでいた。

 両手の指がせわしなくキーボードの上でワルツを踊る。時計の針は着実に進んで行き、日付も変わろうとしていた。

 夏子から告白されてからというもの、森会長に元気がなくなった。多分生徒会特有の情報ネットワーク(坂雲高校を舐めてもらっては困る)から知ったのだろう。勿論ストーカーまがいの行為はしていない。はず。一応警戒はしている。

 夏子は小遣いの大半をエンジェルチョコレートに担ぎ込むことになった。まあ、全国でも有数のエンジェルチョコレート好きに付き合うのだから、当然の結果だ。その代り夏子――彼女はバレンタインでこの世にはもっとおいしいチョコが存在することを証明して見せるつもりらしい。

 僕はというと、ラノベに少々価値を認めるようになった。ラノベの話はどれも非現実的で面白くないと思っていたけど、どうしてどうして、そこらの高校生の日常をほんの少しだけ飛躍させただけのような、いい作品も存在するのだ。これからは少しづつ読み進めいていこう。

 何せ、どんな影響をラノベから受けようが、僕には全てを許してくれる存在がいるのだから。

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