5月連鎖
5月病の怖さと学校の大変さ。
15歳春。
希望と目標を胸いっぱいにしてくぐった校門。
やる気と少しの緊張、不安を含んだ笑顔で行った1年5ホーム。
この時はこんな気持ちになるなんて思いもしなかった。
初の授業。
やる気にあふれた態度で臨んだ古典の時間。とても楽しい授業雰囲気。
高校生活大丈夫だな!」と思ったあの頃。
部活動。
バレー部に入った。周りからセンスあるといわれて嬉しかった。
部活のためなら苦手な勉強も乗り越えれるとおもったあの時。
初めての中間テスト。
自信が持てた。でもこれからが少し不安だった。
5月27日。
すこし気分が沈んだ。五月病かと思った。でもそんなんで負けない。すべて頑張った。とても疲れた。
6月3日。
希望と目標がわからなくなった。何のために学校に来ているのかも。
6月15日。
なぜかものすごい不安に襲われた。静かに泣いた。
6月29日。
ちゃんと休んで少し回復した。勉強が少しおろそかになった。期末が不安だ。
7月8日。
期末テストが返された。点数が悪かった。落ち込んだ。
8月1日。
部活動を頑張った。少しずつ試合に出されるようになってきた。
嬉しかった。
9月10日。
また大きな不安に襲われた。そろそろ辛くなってきた。生きてきて初めて消えたいと思った。布団の中で泣いた。迷惑かけてごめん。
心に穴が空いた気分だった。愛されたかった。頑張ったねと言われたかった。
9月20日。
もうどうでもよくなった。自分の少しのダメなところで悲しくなった。
9月28日。
僕が生きる価値はあるのか。ただ周りに迷惑をかけるゴミなのではないか。
10月12日。
がんばっていたバレーができなくなった。疲労骨折だ。どうすればいいかわからなくなった。
10月16日。
机に顔を伏せて泣いた。ばれていないかな。
10月22日。
首を絞めた。でも最後までできなかった。
10月29日。
自分が死ぬと悲しむ人はいるのだろうか。
10月30日。
学校がとても楽しかった。
10月31日。
僕は端から落ちた。僕は僕を恨んだ。生まれたくなかったと。
11月1日。
誰も悲しまなかった。
オワリ




