05
アニメを観た後に描きましQ,さて、何のアニメでしょうか?
気付けば歩道は裾広がりの様に歩道の幅は進む毎に広くなって行った。「あれがサンドリア王國の城壁ですなと、マトンは両翼に伸びる城壁を指して云った。
ぉお、と、あさひは感嘆の声を上げ、キャラバン隊が並んでいるなところを見付けて燥いだ。
「アサヒ、城門は商隊用の入口ですわ、我々、旅客はこっちですぞ」とマトンはは先をすすむ。進んだ先は城壁をくり抜いて造られた一室に入り込みアサヒも倣って入った。
馬が嘶ている。道には大道芸が芸をして、住人を笑わせている。街は活気付いている、そこへ似つかわしくない野太い法螺貝の音が響き渡った。と住人達は道の反対に道の中道を開ける様に両端に身を寄せた。大道芸人も露店の商人達も荷を片付けて端へやる。法螺貝のお世が大きく聞こえ先頭を走る偉く豪華な馬具の馬に乗った鉄柱の旗を持った青年が通り過ぎた後に、同じく豪華な馬具に身を置いた一行が過ぎ去っていく。西の草原に魔王軍が出たってさと人々は噂をする。
この先は冒険者ギルドへ向かう手筈となった。ギルドで冒険者登録をすると云う。アサヒは目新しい風景にキョロキョロと忙しなく視線を動かして歩く。看板にベッドの絵、ベッドは宿屋だったか、慥しかギルドは書類とペンだったな、フラスコは道具屋剣と盾は武器屋、勿論、この世界の文字でも注視すればポップアップが開いて、文字は読めるが、記号であれば直感的に分かりやすい。アサヒは海外旅行ってこんな感じなんだろうなと思った。アサヒがそんな事を思っていると、マトンは1人そそそくさと雑踏の中へ紛れ込んで行った。アッとアサヒは小さい声をあげて引き戻る。書類とペンの記号をか掲げた店に入り込んだ。
──冒険者ギルドである。
店内は雑貨無いものだった。雑多な書類が貼られた立ち板が三つあって、周りに冒険者らしき人物が書類を眺めている。冒険者は気に入った書類があれば板から外してカウンターへ持って行く仕組の様だ。私達は登録だけなのでカウンターに並んでるひ一つの最後方に居たマトンと並ぶ。ユイお嬢様はギルド前にて待って貰っている。中央の列が早く進んでいる。左端だけ進むと云うより列ぶ数が増えて居る。アサヒの並ぶ中央のれつが後一人になりカウンターの職員をみてアサヒは驚いた。カウンターにマトンが居た、マトンと同じく面頬を着けた機械人形が仕事をしてる。左端の職員を見てアサヒは何故行列ができて居るのか悟った。気怠けではあるが、白い光沢の有る金髪で、気品のある、少し沈んだ翳りが魅力的になっている美しい顔立の娘であった。
「では、次の方」
「兄者」
「ん? 弟者か」
「オレ達、機械の型番が連番なんです」
「血は繋がってませんがね」マトンはシシシシと嗤った。まあ、仮面の表層は変わらない、変わるのは観察側の内装だ見て居る側の照り返す鏡の様に内面を映して居るのだ。
「冒険者はa〜Fランクまでありmす」
「最初はFランクからなのでこの銅のカード」
「と後はt初回特典の加懐中時計を」
「では、良い冒険者の旅を」とマトン(兄者)は必要最低限の挨拶とカードと懐中時計をアサヒに手渡すと冒険者登録は終了した。二人はお嬢様の待つ外へ出たが、そこにはルイお嬢様が待つ姿は無かった。
「お嬢様?」
「お嬢様何処や?」
───騒騒騒
───ユイの悲鳴? 段々と声が小さくなっていく。
「ッチッ」
アサヒは舌打ちをした。場所まで特定できなかった。アサヒはすぐさま最善の手に移った。
「呪歌|の共鳴エエェェエェイィッ《レゾナンス》!」
───音は波の性質を持っている。
音は波状となって街中に響き渡った、それはまるで潜水艦のソナーのようにアサヒの頭脳に3Dモデリングの街を描いた。通りの人達は直ぐに異変に気付く。
「捉えたッ!」
アサヒは云うが否や極度に前傾姿勢になり駆けたのだった。通りの人達は直ぐに異変に気付く。
「何だ? た、大気が揺れている?」
人々はは耳を抑えて、蝸牛が揺れ奥の三半規管も|揺れ眩暈がしたかのように倒れ込んだ。
「発声は三つの音素で成り立って居る。1、ぶつかる2、すべる3、鳴るの自然界でよくある三要素だ」
「母音が語韻にある場合、実は普通の共鳴音で始まらない。人は其の様な発音をする時、「声門破裂音」ーーー喉を閉じてから破裂時のように勢いよく息を吐きだす音。実は声門破裂音のあと共鳴音が続いてぶつかる〜鳴ると云う自然界のパターンに従っている」
「まず、吐き出しの最初の音は物理学的にエネルギーが多い為音量も大きいが段々と音が小さくなっていく。その後余韻マイクロ背景放射としてつづいてる。
アサヒ普通では聴こえない音を同じ共鳴で音を拾ったのだ。
「ゆ、ユイイッ!」
アサヒは叫んだ。山賊楓の大男がユイを羽交締めにしてた。
「ユイを離せッ!」とアサヒは大男野溝に一発正拳突きを喰らわせる。大男は筋骨隆々の動作が鈍いイメージとは裏腹に、「そんな腰の入っていない攻撃など効かないと俊敏な動きでアサヒの顔面を貫いた。アサヒは其の衝撃で後方へぶっ飛んだ。
「何だ動かない」
コレがマトンの云っていた衰弱状態か?」
身体に力が入らない……。衰弱と云うより麻痺してる感じだ。アサヒの身体が飴細工のように白くて薄皮に包まれると粉々に割れて泡になって消えた。すると、アサヒの影よりマトンが飛び出し、吠えた。
「神核が壊れた。アサヒのHPは残り少ない合図だ気をつけるろ!」
マトンは再度アサヒの影に飛び込んか気の中に消えて行った。
「おいそこの闖入者!」山賊が吠えて近づいてくる。よし、動ける時間までは約30秒かとアサヒは立ちあがり身構えた。山賊は大きく拳を振り上げてアサヒ目掛けて振り下す、朝も拳を握り締め拳を合わせる、パンと云う軽い音が響く。アサヒの拳は見事に山賊のみぞおち入ったが、ビクともしない大男。アサヒは硬い岩を叩いた感触に顔を顰めた。山賊はオウと短い咆哮を上げるとアサヒ目掛けてヤクザキックで蹴り飛ばした。蹴り飛ばした先は生果の露店で当然、たなに並んだ果物はぶつかった拍子で地面に散らばった。屋台骨は粉々でメチャクチャだ。アサヒの薄皮一枚がピキピキと硬化して砕けた。動けない。
「コレが衰弱じょうたいか」
「アサヒの精神核が壊れたアサヒの体力が少ない合図だ」
アサヒは驚いた。マトンがアサヒの影から飛び出して来たのだ。
マトンは肩を揺すって笑った。
「手前は平時アサヒの影に潜っていまして」
山賊がアサヒに近づき最後の攻撃を仕掛ける。
なあ、アンタ? こう云う状態になったのはだれの所為だ?」
アサヒは何の質問か明瞭解らなかたが大男の話しに乗った、衰弱状態が切れるまでの時間を稼ぎたかったからだ。
「一体何の話しだ?」
アサヒは出来るだけ仏頂面に聞いた。
「人は弱い生き物だ」
「死に際にはきっと誰の所為にする!」
「私を侮るなよ!」
「何故己の行動を他人の所為にしないといけない?」
「基本的に私の行動原理は善悪で行動していない………」
善悪は自由なくして善悪はない。
「善悪はむしろ道徳性の問題です
「道徳性とは───何が正しくて何が間違っているかを個人の良心や社会の合意に基づいて判断する基準です道徳は『こう在るべきだ』と云う良心や義務感と云った内面に基づきます」
「わたしに言わせれば善悪は自由なくして善悪はない!」
私「自由であれ(義務)と魂が叫んでいるからだ!」
「駄目だ」
「動けないやられる」
山賊が放つ攻撃にあさヒの影から飛び出したマトンが身代わりに受けた後、マトンは黒い粒子となって影に吸い込まれる。
「一度だけだ、一度だけの身代わりだ。次は無いッ!」
「アサヒッ、ユイお嬢様を頼んだぞ」
ここがゲームの世界で在る以上相手との線引きが有るつまり基準が在る。前の戦闘でどちらが上かは明白だ。
「後で後悔はしたく無い」
アサヒの脳内に電子音声が流れる。スキル《同語反復》を取得しました。アサヒの片目が怪しくそして艶めかしく光る。
自由を執る為には力は必要か。
アサヒに再体現が起こる。
───ユイお嬢様を頼むゾと云って………。
マトンが黒い粒子が舞って消えて行く姿。アサヒの身体がカッと熱くなる。
───ユイお嬢様を頼むゾ。
「力が……」
「欲しい!」
ドックンッ
───音は震動だと云う。
空っぽの器に衝撃が走る。何も無い器にドックンドックンと鼓動がする。ドクドクと流れ出す血流音が溢れ出している。新しい音が音がぶつかり合い新しい音を精製し、また其の音達がぶつかり、音叉、音が抑揚し、拍子になり、其のリズムが振動となってアサヒの麻痺を中和する
「動ける」
アサヒはゆっくりそして着実に立ち上がる。脈打つ心臓を思い浮かべたら鼓動を感じる。筋肉が収縮し、膨張しアサヒの脳に鮮やかにえがかれる空中に音符がウネウネと波のように流れ、五線譜が脈打ち、拍子、音高低し、反響して、
───それらが集まって、ッ曲になっていく──」
「こッ───この感覚ッ!!」
「や、野郎共ッ!」
山賊が声を張り上げると脇から破落戸共が現れた。
「貴公! 大人しくしろッ!」
と、若いチンピラが臓操的に叫んだ。
「アサヒッ退路が………」
「退路?この私が」
アサヒはそう呟くと、砂道に足で一本の線を引いて叫けんだ。
「此処から先は私が制御する!」
アサヒは山賊に向かって走り出す。大男は体格を生かして拳を大きく振り上げ、アサヒに向かって振り下ろす。アアサヒの姿勢は地面スレスレから急浮上し乍ら拳を躱すとどぉりゃぁあの掛け声と共にカウンター越しに山賊の顔を撃ち抜いた山賊は二転三転と回転して飛んで行った。
所詮は三下、激昂するのも早いが萎縮するのも早かった。
「野郎覚えてろよッ!」
と、捨て台詞を残して逃げていった。
「私は野郎じゃないわよ!」
とアサヒは舌をだして云った。
「お姉様!勝ちましたわ」
ルイが喜ぶ。ポン太が勝利のポーズ、両手を上げ下げしながらお尻を振り振り。
キャー可愛いとアサヒがポン太を抱き締めた。闘いは終わった。
「「では、お嬢様の屋敷へ案内します」
マトンが振り返ずに歩いて行くアサヒはゆっくりユイと一緒に後を追う。
答えはソウルイーターでした。




