第四章 最近の幼女は強いと思うのだが。②
恰幅の良い男――アンサムは手下が股間を抱えながら地べたに転がりながら呻く様を見下ろし、舌打ちをする。
まさか、こんな目的地手前の森の中で立ち往生を食らうとは思わなかった。それもこれも、この今、足元で股間を押さえて呻いている馬鹿が原因なのだが。
アンサムは奴隷商人だ。
昨今の魔王が現れたこのご時世、人間界にいる知性ある凶悪な魔物達も活発になっている。そのためそんな魔物達へ人間を売る奴隷商は儲けられる商売だ。危険も多いが、媚びを売れば安全を買うこともできる。
人類側はやや旗色が悪い。幸い、魔王に従わない魔物達もまだいるらしくそれらの支配も同時進行でやっているため、人類はまだ持ちこたえられている。
けれど時間の問題だろう。だからこそ、奴隷商人は生き残るための最善の道と言って良いだろう。もっとも奴隷商人になるのは、まったくもって自分の意思とは関係ないのだが。……それでも恥辱に耐え、可能性を最後まで捨てたくなくて、縋るように生きている。
……そして今現在、アンサムはこの馬鹿に全てを台無しにされそうになっている。奴隷の一人に手を出して、反撃された挙げ句、逃がしたのだ。それも上物を。
よりにもよって、あの奴隷を逃がすとは……。
あれは代えが利かない、珍しい奴隷なのだ。
あの幼女は光の種族だ。
光の種族とは、光魔法もしくは浄化魔法と呼ばれる魔法を生まれながら習得している種族で、魔物達、闇の種族と対を為す存在だ。光魔法は魔物達に絶大な致死効果を示し、たとえ千年生きた強大な力を誇る魔物であっても、容易く塵に変えてしまうことができるのだ。
もっとも、そんな光の種族が魔物達に疎まれないわけがなく、人類が押され始めたとき、真っ先に殲滅対象となったようだ。
元々光の種族は数が少なく、いくら魔物に対して絶大な攻撃力を持つと言っても多勢に無勢ではどうしようもない。
結果、劣勢の際に一気に攻められ光の種族は滅ぶことになる。
その光の種族にはもうほとんど生き残りがいないと思われたが、どうやら一人、僻地に逃げ延びていたようだ。その話を聞き、アンサムはそこに大急ぎで向かうと捕まえた相手に小金を握らせ、その幼女を手に入れた。
そして、とある魔物に大金で売りつけるつもりであったのだが……。
このうずくまってる馬鹿のせいで、危うい状況に陥っている。
……商隊が休憩中に、事もあろうにこいつはあの幼女に欲情して襲いかかったのだ。それでその幼女に股間を蹴り上げられたのだという。この馬鹿は足かせとさらには魔法封じの錠の鍵の番していたようでそのまま、取られて逃げられてしまったのだ。さらには他の奴隷も何人か逃亡してしまった。
幸い、幼女の足の腱は切っておいたので、そう遠くにはいけないだろうが。
アンサムは未だ呻いている男を蹴飛ばし、無理矢理立たせる。
「いつまでそうやってるつもりだ馬鹿野郎が。さっさとあのガキ見つけに行くぞ。……もし取り逃がしでもしたら、俺らは死ぬより辛い目にあっちまう」
殺されるだけマシで、そうならない場合がある。むしろ殺されないで延々と苦しませられることになるかもしれないのだ。人間の奴隷なんてものを欲しがる魔物にまともなのなんていないのだから。そもそもあいつらにとっては人間なんて、虫以下の存在だ。
「他の奴らは馬車と残った奴隷共を見張っとけ。あのガキは俺とこの馬鹿が探しに行く」
「へ、へえ、了解しやした。しかし、他にも逃げた奴らがいやすが……」
仲間の一人がそう言うと、アンサムは鼻を鳴らす。
「ほっとけ。あのガキ以外はどうでもいい。どうせこの森で勝手にくたばる」
なんの装備もない人間が、魔物がうろつく、この『死の森』を無事に抜け出せるわけがない。それこそあの幼女のように対魔物用の魔法やスキルを持っていない限りは。
それに実際のところ当人達にとってはこちらに捕まるより死んだ方が幸せだろう。半分は死んでもいいから、逃げ出す道を選んだはず。魔物に弄ばれるくらいならば、と。
だから、放っておく。他の奴隷もまだいる。けど、あの幼女だけは見つけなければ。
そうしてアンサムは、馬鹿の尻を蹴飛ばしながら、幼女の逃げた方へ駆けていく。
幼女――ミアエルはまともに動かない足を必死に引きずり、森の中を逃げていた。
途中でゾンビに出遭ったが今のところ、問題はない。あの奴隷商にも追いつかれていない。
――しかし、あのゾンビ何者なのだろう。
あのゾンビはこちらの攻撃に対して逃げたのだ。たぶんある程度の知性があるのは確かだろう。妙に理性的な印象を受けたため、あのゾンビはユニーク個体かと思われる。ゾンビは何度か進化すると大抵姿を大きく変えるため、見た目が人間と同等ならば下級の個体のはずだ。
……それにちょっと不思議な感覚があった。本来、ミアエルは種族柄、純粋な魔物に対して強い殺意を抱いてしまうのだが、あのゾンビはそんな気持ちにならなかったのだ。
何かの擬態能力を持っているのだろうか。
だとするなら、出来ればあの場で倒しておきたかったが、逃げられてしまった。
もしかしたら今もこっそり追ってきていて、油断するのを待っているのかも。
……気を、引き締めなければならない。
ミアエルは、周囲に注意を払う心構えを整える。けれど極限状態の中、さらに不特定の危険が迫ってきたため、精神を強く磨り減らしてしまう。
足の腱を切られてしまいまともに走れなくなった上に、この精神的負荷は、肉体的な疲労を加速させ――、
「あっ」
ふとした拍子に足がもつれ、倒れてしまう。ずざっと土の上を滑り、痛みが走る。
それでもすぐ立ち上がろうとするが……。如何せん、ミアエルはまだ小さな子供だった。体力は限界に近く、起き上がるのにも時間がかかってしまう。
速く逃げなければ。
でなければ、あの奴隷商人達に追いつかれてしまう。
他の子も何人か逃がすことが出来た。きっと彼らは追いかけられはしないはず。でも、この魔物がうろつく森の中では長生きは出来ないかもしれない。
ミアエルは戦う術を持っているが、彼らは大した力は持っていなかっただろう。本来ならミアエルと共に逃げれば良かったのだが、それでは逆に奴隷商に捕まってしまうかもしれない。
なればと、運を信じ、バラバラに――他の子は全員固まって逃げて、ミアエル一人を囮にして逃げることになったのだ。
もちろん可能性に賭けた者のみを解放した。逃げる気がない者はそのままあの馬車に残ったままだ。
どっちが良かったのか分からない。
いや、生き残る可能性は限りなく低い。当てもなく魔物のいる森を彷徨うなど死を選んだも同然と言えるかも。
でも、生き残る可能性はゼロではない。この森なら――あの奴隷商人達が言っていたのだが、この森のいずこかに奴らの取引相手と敵対する人間の村があるのだとか。そこに辿り着ければ生き残れるだろう。藁をも掴む話だが、それでもミアエルは辿り着けると信じることにした。
生き残るのだ。
そして、自分の家族や友達――その仲間達を皆殺しにした『魔族』に復讐するのだ。
黒い復讐の炎を胸に灯らせ、ミアエルは立ち上がり、よたよたとおぼつかない足取りながら、走り始める。
――数分走っただけで、心臓が飛び出しそうなほど早鐘を打つ。喉が渇いて嘔吐きそうになるが、ツバを飲み込んで無理矢理押し止める。
速く早く速く早く!
「――っ!」
その時ミアエルは、『魔力感知』にて後方から何らかの『魔法』が飛んでくるのを感知した。
とっさに背後にて即席の頼りのない薄い魔法障壁を張る。それでも普通の魔法使いが張るより強靱な結界にて、その『魔法』を防ぐ。
だが、その魔法は障壁に当たった瞬間爆発する。結界は弾け飛び、風圧にミアエルの身体が吹き飛ぶ。
「あうっ!」
ミアエルは地面にその小さな身体を叩きつけてしまう。万全の状態なら、問題なく体勢を整えられたはずだが、今の彼女には無理な話だった。
「アンサムの旦那、魔法を使うなんて危ないことしやすね……しかもあれ爆発しやせんでしたか? 直撃したら死んでたでしょうに」
「問題ねえ。あいつら光の種族は、広範囲高精度で『魔力感知』張り巡らしているような化け物なんだよ。こんな下位魔法ぐらい簡単に防げなきゃ本物かどうか疑うところだぜ」
ひょろりとした男と、魔法を放った小太りの男――アンサムが倒れたミアエルに向かってゆっくりと歩み寄ってくる。
ミアエルは受け身を取れずに地面に叩きつけられたため、息が詰まり、苦しげに呻いていた。早く立ち上がらなければならないと分かっていたのだが、身体が言うことを利かない。
ミアエルは声を出せず呪文の詠唱が出来ないため、なんとか仰向けになり、スキルの光魔法を男達に放つ。ひょろりとした男には魔法を当てられたが、アンサムには避けられる。この男、体型の割に動きが素早い。
「う、うひゃあ!」
「何してんだ、避けろよ、ボケナスが」
「む、無理言わねえでくださいよ! てか……あれ? ちょっとジリジリしやすがなんともないですね」
「光魔法は対魔物用の魔法だからな。人間にゃあ上位魔法か、相当魔力を込めなきゃ大した影響もねえよ。まあ、それを狙ってか、俺らが効果を知らずに避けたら牽制のために使って、たとえ受けても大丈夫だと油断したら、強烈なのをお見舞いするつもりだったんだだろうよ。まっ、このくらいのガキなら広範囲に放つ上位魔法は詠唱しねえと無理だから、タネさえ分かってれば心配する必要はねえよ」
「俺、今のも避けられやしなかったんですが」
「知るか。次の一発だけは死ぬ気で避けろ。性質上、連発は出来ねえからな」
そう言ってアンサムは一切気負う様子もなく近寄ってくる。
ミアエルは歯噛みする。
そう、光魔法は人間に対しては効力がほとんどない。高威力の範囲型の上位の魔法や下位でも高出力ならば、人間ですら塵と化すことが可能だ。
だが、ミアエルは上位魔法を詠唱してなら使えても、スキルとして無詠唱ではまだ熟練度が足りず使えなかったのだ。
魔法の詠唱は、形状、場所指定等々を決めなければならず、上位となれば詠唱も長くなる。それでは実戦ではあまりにも向かない。だが仮に下位の高出力無詠唱魔法でも、万全ではない現在、あのアンサムに当てることができるとは思えない。どうやっても下位魔法では出力を高めても範囲が限定されてしまうため、避けられやすくなってしまう。
また、光魔法は大気中の魔力を散らす効果があるため、同じ位置で連発は出来なくなるのだ。
アンサムが不愉快そうに鼻にシワを寄せる。
「ったく、手間かけさせやがって。上玉だからあまり傷が残らねえようにしていたが、ちょっと立場を分からせるか」
「だ、旦那、お仕置きが必要なら俺に――いてぇっ!」
ひょろりとした男が欲情した声でそんなことを言ったが、そんな彼をアンサムが本気で殴りつける。
「う、うぐぐ……ちょ、本気で殴ることはないでしょうに!」
「痛い目見て、まだ懲りねえのか、このペド野郎が! 大体、大事な商品をてめえの汚ねえ体液で汚そうとすんじゃねえ!」
「い、いや、でも、前は他の奴では許してくれたし、いいと思って……。それに、あ、あれが傷物になってないかなんて魔物に分かるわけないでしょうし」
「アホかお前? そういう問題じゃねえんだよ。もし俺らの不手際であいつらの不興を買えば、どうなるかわからねえんだぞ? 特に今回は状態の『鮮度』を求められている。場合によっては逃げられないように、多少痛めつけるのは許されているが、それでも危ねえんだよ。今までの壊れても良い玩具を持ってくのと話が違うんだよ。大体、他の奴隷に対しても許可してねえよ。やるなって何度言っても聞かねえのはお前くらいなんだよ。分かってんのか?」
「へ、へえ……分かり、やした?」
「はぁ……本当に分かってんのかよ」
アンサムは部下のあまりの頭の悪さに、思わず頭を抱える。
「てめえは、そこら辺見張っとけ。……よお、機嫌はどうだ、糞ガキ」
アンサムはミアエルを蔑んだ目で見下ろして言う。
ミアエルは、とっさにアンサムに手の平を向けようとしたが、思い切りその手を蹴り飛ばされる。
「ぎぃ、ぁ!」
手に激痛が走り、ミアエルは小さな悲鳴を上げる。骨は砕けていないだろうが、痛みで手が震えて動かない。それでも彼女はもう一方の手をアンサムに向けようとするが、その手は思い切り踏まれてしまう。
「う、ぁあ――!」
「いい加減にしろよ、糞が。……お前がもう少し大人しくしてくれりゃあ、こっちとしても楽だったんだがな。あいつの玉潰すだけじゃ物足りねえか?」
「潰れてやせんよ!」
「うるせえ、真面目に見張りしやがれ! ――で、だ。お前がこれから大人しくするってんなら、何もする気はない。反抗するってんなら、こっちも覚悟決めて顔の形を多少変える――だけじゃなく、……そうだな、逃げられないように脚の骨を折ることも考えるぜ?」
アンサムが、ぱしんと手の平に拳をぶつけるのを見て、思わずミアエルは震えてしまう。
けれど彼女は勇気を振り絞り、アンサムを睨み付ける。
「どうして……」
「あ?」
「どうして、お前達は、あいつらの味方をするの……? あいつらは、私達の敵なのに。こんなことしてたって、助けてなんてもらえない! 最後には殺される!」
ミアエルの問いにアンサムはどこか自嘲するような笑みを浮かべた。
「ああ、だろうな。最後には、な。けど、震えて縮こまって何も出来ないまますぐに殺されるよかマシだ。生憎と俺は、そんな無能なアホにはなりたくねえのさ。多少危険でも、人間と魔物、両方から安全と金を貰う……それが賢い生き方ってんだ、分かるか、嬢ちゃん? 泥すすってでも、恥さらしてでも生きなきゃいけないんだよ。死んだら意味がねえ」
「……分かるか……お前なんか死ねばいい」
信じられなかった。これほどまでに自己中心的な人間がいることが。
同じ人間なのに、その人間を物のように扱い、あまつさえ人間を滅ぼそうとしている奴と取引をしているなんて。
アンサムは、疲れたような吐息をつく。
「そうかい。……特別に忠告だ。我を通すのは、強くなってからにしな。あと、てめえはもう少し処世術ってのを学んだ方がいい。……特に、怪我をしない方法……媚び方とかな」
そう言って、アンサムは握りしめた拳を高々と掲げ振り下ろした――その時だった。
「んぎゃあ!」
アンサムの連れのひょろりとした男が悲鳴を上げたのだ。
ぴたりとミアエルの顔面寸前で止まるアンサムの拳。彼は歯を軋ませながら振り返り、怒鳴る。
「うっせえぞ! てめえは静かに役割もこなせねえのか、この馬鹿野郎が!」
怒鳴られたひょろりとした男は、けれどアンサムの声には反応せず、自らのふくらはぎを手で押さえている。よく見ると、手の間から血が滴っていた。
「な、なななんかに噛まれて、肉が、俺の肉が――い、いでぇ!」
「ああ? ……ちっ、くそっ。何かいやがるな」
アンサムはミアエルを押さえつけながら、周囲の気配を探る。
突然のことにミアエルは混乱するも――一つの可能性に思い至る。もしや、先ほどのゾンビが襲いかかったのではないのだろうか。
……だとしたら、やはり知能が高い。姿を見せず、一噛みして、すぐさま地中に隠れたのだろう。だとすると、まだあの男の下にいる。
……いや、でもそれはおかしい。男の下にいるのだとするならば、あのゾンビはずっと前から男の下にいたことになる。
ゾンビのスキルである『潜土』は土に潜るだけのものだ。偶然通りかかった生物に襲いかかるための受動的な力だ。
いくら知能があったとしても足の遅いゾンビが自分の先回りをして、ましてやちょうど相手の真下に来ることを想定なんて出来るか? そもそも走れて、回り込めたのなら、やりようはもっとあったはずだ。
だからあのゾンビかと言えば、答えはノーだ。ならば、他の何らかの脅威がいることになるが……。
でも、ミアエルはあのゾンビの可能性を考える。珍しい知性があるゾンビのことを。
そしてアンサムもそのゾンビを見ていないながらも、可能性に行き当たる。
「……そういや、さっき食い散らかされたイノシシがいやがったな。足を千切られて――で、あのリッチがいる森の近くなら――ゾンビか? イノシシの首の骨を折ってやがった……今も、明らかに見つからないように行動してやがる……上位個体か?」
「ゾ、ゾンビ!? だ、旦那ぁ! お、俺、ゾンビになっちまうのか!? なんか、苦しくなってきたような……」
「すぐに死なねえから、黙っとけ! あとで解毒してやるから、また襲われねえようにしとけやボケナスが! せめてそこから離れとけ!」
アンサムは喚くひょろりとした男を怒鳴りつけると、息を吸い込んで大きな声で言う。
「――おい、もしお前がリッチの『バックアード』の手下なら、俺らを襲うのはやめろ! お前の主人に届け物を持ってきたもんだ! 言葉が分かるなら出てきな! でないと、敵対するとみなして地中に広域浄化魔法を放つ!」
アンサムはそう言って、静かに何かが起こるのを待つ。
その間、ミアエルはアンサムの今の言葉に目を細める。
彼は自分の取引相手である魔物の手下がいると思っている。でも確かにそれならば、納得できる。妙に理性があるように見えたのもリッチの腹心の上位個体だからと言えるし、尾行してきたのも自分を見張る理由からと察することができる。
――これは一見、危機のように思えるが、ある意味ではチャンスだ。
もしかしたら、そのまま自分をその魔物に引き渡すかもしれない。また魔法妨害の魔道具をつけられるだろう。だが、上位個体と言えどもゾンビ相手なら隙を見て鍵を奪って、反撃に出られるかもしれない。
……ならば、今は大人しくしておくべきだろう。
ミアエルはそう幼き子供らしからぬ冷静な判断を下し、状況を見守ることにした。
そして、アンサムの言葉に応えるように、やや離れたところにゾンビが地中から出てきた。
――それはミアエルが先ほど出遭ったゾンビであったのだった。
※無駄な補足
主人公らがいる森は通称『死の森』と呼ばれている。太古の遺跡が高濃度の魔力により形を保ち続けて、さらに遺跡の一つ一つがダンジョン化しているため、魔物が蔓延る大変危険な区域となっている。特にアンデッド系の魔物が多く、生者は下手に踏み込むと仲間にされてしまう。そのため、一国でもおいそれと干渉出来ず、手つかずとなっている。
そんな未踏の地のため、数百年前の勇者が作ったとされる隠れた村や邪神の使徒と呼ばれる太古の魔女が潜んでいるという噂がある。




